TechCrunch Japanは、11月15日、16日に国内最大級のスタートアップイベント「TechCrunch Tokyo 2019」を東京・渋谷ヒカリエで開催する。今回、新たな登壇者が確定したのでお知らせしたい。米国や日本などで配車サービスを展開しているUberのAPAC(アジアパシフィック)地域で、Public Policy & Government Relations(公共政策と政府・行政対策)部門で責任者を務めるÉmilie Potvin(エミリー・ポトビン)氏の登壇が確定した。同氏は、北アジアを中心に、政府、政策提言者、第三者機関などと協業して、最新テクノロジーを活用したモビリティ分野におけるイノベーションおよびエコシステム構築の推進を担う。
ポトビン氏は、Uber入社以前はカナダ商工会議所にてパブリックアフェアーズ(公共戦略コミュニケーション)およびステークホルダーリレーションズ(株主などとの窓口担当)のバイスプレジデントを務め、B20(G20やG7に関連したビジネス会合)の案内役を担った経歴を持つ。
それ以前はカナダ政府でさまざまな大臣の参謀を務めたほか、航空機などを製造する大手重工業のBombardier(ボンバルディア)や民間航空や防衛、セキュリティ、ヘルスケア市場向けのトレーニングといった事業を展開するCAEで要職に就いていた。キャリアスタート時には、外交官としてアフリカ機関に属していた人物だ。
TechCrunch Tokyoでは、Uberが考える都市交通の未来について日本国内での戦略やサービスについて詳しく話を聞く。そのほか、同社で自動運転技術を開発しているATG(アドバンスト・テクノロジー・グループ)や空飛ぶタクシー、米国での取り組みなどについても質問してみたい。
Uberのポトビン氏の登壇は初日11月14日の18時からのセッションになる予定だ。