今週行われたGoogleのハードウェアイベントには、それをネットで見ていた人がパニックに駆られる一瞬があった。“Verizon exclusive”(Verizonのみ)という言葉が画面に流れ、それを家で見ていた人たちは当然ながら、ぎくっとしただろう。キャリア限定機能は、言うまでもなく、消費者の神経を逆なでする。
しかし、特定の契約に縛られるのが嫌な人は、キャリアブランドのないアンロックバージョンをGoogleから直接買える。またVerizonブランドのバージョンも、その重要なセキュリティアップデートはGoogleが行う。
あまり良くないニュースは、9 to 5 GoogleがGoogleから入手したメモによると、Androidのアップデートはキャリア(==Verizon)が同社のソフトウェア認定過程の一環として行うので、関連する雑務も多く、遅れが発生するだろう。Androidのv.7.1を初めて搭載し、最先端機中の最先端機になるはずの同機らしくもない、マイナス点だ。
その見事に〔皮肉〕簡潔な声明文は、以下のとおりだ:
毎月のセキュリティアップデートはGoogleが行い(全機種)、システムアップデートはVerizonモデルはVerizonが、Google Storeで購入されたアンロックモデルはGoogleが行う。
やはり、v.7.1の今後のアップデートは、アンロックバージョンで待った方が良さそうだ。
Verizonは本誌TechCrunchの親会社AOLを昨年44億ドルで買収した。