AnyPerkはウェブで配られるクーポンや割引などのperk(余録)を社員の福利のために企業に対して提供するスタートアップだが、先ほどDigital Garage、Ben Lewis(TapjoyとKarmaのファウンダー)、Michael Liou、CyberAgentVenture、川田尚吾(DeNAの共同ファウンダー)から140万ドルの資金を調達したことを発表した。
AnyPerkは企業が社員にちょっとした福利を提供するのに便利なサービスだ。社員1人あたり毎月5ドルを支払うだけでAMCとRegalの映画チケット、Dish Networkのケーブルテレビ、Dellのコンピュータ、1800 Flowersの花などの割引が受けられる。またCostcoの無料クーポンももらえる。
Pinterest、Klout、GetAround、BirchBox、Seamless、Pandoraなどといったインターネット企業がすでにAnyPerkを利用している。
AnyPerkは最近サイトをリニューアルしたが、もともとY Combinatorの昨年の夏学期の出身だ。共同ファウンダーの福山太郎、高橋篤博はすでにスタートアップを成功させた経験者だ。高橋はスマートフォンの広告ネットワーク、Nobotを創立し、同社はKDDIに1900万ドルで買収された。
〔日本版〕TechCrunch Japan西田編集長によるAnyPerkについての記事、前編、後編。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)