ITをクラウドに移行させつつある企業はとても多いが、クラウドのモニタリングと最適化サービスを提供しているCloudynに言わせると、クラウドは各部の勝手な差配で使われている場合が多く、それらの支出額も含めて総合的に管理されていないことが圧倒的に多い。しかしクラウド全盛の今日では、トップが企業全体のクラウド利用を詳細に把握して無駄を防止し、また、個々の部などの視野からは防げないセキュリティ事故などを、未然に防ぐべきである。
Cloudynが今日(米国時間4/8)ローンチするEnterprise Chargeback Editionサービスは、企業のIT部門と財務部門が協力して、各部が使用しているクラウドの費用や展開配置の現状を総覧できるようにする。それによりITと財務の双方がそれぞれの立場から、クラウド利用の全社的な最適化を企画推進できるようになる。
このツールを使うと、企業の各部が自分のクラウドアカウントの状況を一望でき、その使い方やコストを管理できる。また財務やITや管理部門は、各部ごとに費用を分析して、無駄の防止などを指摘指導できる。
CloudynのCEO Sharon Wagnerは曰く、“クラウドの料金体系はベンダによってまちまちだから、全社的なコスト管理が難しい。したがってぜひ、この業界初のソリューションをお使いいただき、明確な現状把握のもとに、クラウドへの投資を最適化していただきたい”。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))