LandSkipが空の8K動画映像を映し出すデジタル天窓「Window Sky」を発売

LandSkipが空の8K動画映像を映し出すデジタル天窓「Window Sky」を発売

「風景の流通」を目指し、風景配信サービス「LandSkip」(ランドスキップ)やバーチャルウィンドウ「Window Air」(ウィンドウ・エアー)を提供するLandSkipは6月1日、室内の天井に設置したデジタル天窓に空の8K映像を配信するデジタル天窓「Window Sky」(ウィンドウ・スカイ)の発売を開始した。

バーチャルウィンドウの新ラインナップとして6月1日の「景観の日」に発売開始となった「Window Air」は、1枚あたりのサイズ約49インチ、重さ約12kgのパネルを最大16枚まで連結して大きな天窓を構成できる。電源とWi-Fi環境さえあれば取り付けが可能。新築のみならず、既存の建造物にも設置可能な専用の治具があり、施工はLandSkip一社がワンストップで行う。

そこへ、毎月新しい空の8K風景コンテンツがオンラインで届けられる。内容は、季節や時刻に合わせて変化する青空、木漏れ日、星空など。音声付きの動画なので、流れる雲を眺めたり、小鳥のさえずりを聞くといったこともできる。

LandSkipでは、2018年10月より、バーチャルウィンドウ「Window Air」の販売を開始し、オフィス、病院、ホテルなどに展開してきた。「Window Sky」は、「Window Air」と組み合わせれば、窓と天窓に同期した映像を楽しめるようになる。今後は、医療機関や介護福祉施設を中心に展開してゆくという。

「Window Air」と「Window Sky」を導入した日機装の研究研修施設「M.ReT宮崎」。

またLandSkipでは、「ニューノーマル時代の新しいライフスタイルの提案を行う」ための「WINDOW ALLIANCE」(ウィンドウ・アライアンス)を発足し、風景配信やデジタルウィンドウを活用したコラボレーションを実現するパートナー企業や団体を募集している。パートナーには、デジタルウィンドウの優先納品、先行販売といった特典に加え、デモコンテンツ、限定コンテンツ、技術支援などが提供される。

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:IoT(用語)インテリア / 家具(用語)LandSkip(企業・サービス)日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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