厳選されたスタートアップ投資機会を提供するRepublicのCEOケンドリック・グエン氏のTC Tokyo2021登壇決定

12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。本年度は、期間中、7つのテーマで国内・海外のスピーカーを招いたセッションが行われる。

「多様化する資金調達」をテーマにしたセッションでは、投資家に厳選された新興企業の投資機会を提供する投資プラットフォームRepublicのCEO兼共同設立者Kendrick Nguyen(ケンドリック・グエン)氏が登場する。

RepublicのCEO兼共同設立者ケンドリック・グエン氏

RepublicはBinance、Galaxy Digital、Founders Fundなどの支援を受け、「Republic Crypto」というブランドでブロックチェーン対応プロジェクトへのコンプライアンスに則った投資を促進している。

グエン氏は以前、AngelListで法務統括責任者およびベンチャーハッカーを務め、スタンフォード大学ロースクールおよびロックセンター・フォー・コーポレートガバナンスのフェローを務めていた。

元証券弁護士であるグエン氏はコンプライアンスに準拠したコインの提供を行うためのコンプライアントかつ実用的なプロトコルを定義することを目的としたいくつかの取り組みに従事し、SEC、米国議会、および外国の規制当局にこの問題を説明していた。また、法律と起業家精神の接点に関する講演を頻繁に行っており、彼の見解はは多くの裁判所の判決や出版物に引用されている。ベトナムからの移民であるグエン氏は、米国および海外でサービスを受けられない起業家の資本へのアクセスを改善することに強い関心を持っている。

モデレーターを担当する宮武徹郎氏

また、本セッションにはモデレーターとして宮武徹郎氏も参加。宮武氏は現在、米国を中心にスタートアップやテクノロジー、VCに関する最新トレンドなどを配信する「Off Topic」を運営、個人では投資支援などを行っている。

すでに参加者チケットは発売中。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。本講演は英語でのセッションとなるが、日本語の字幕が入る。

チケット購入

本記事執筆時点では「超早割チケット」は税込2500円、2021年12月31日までアーカイブ配信も視聴できる「超早割チケット プレミアム」は税込3500円となっている。また、スタートアップ向けのチケット(バーチャルブース+チケット4枚セット)は後日販売予定だ。

オンラインでの開催で場所を問わず参加できるため、気になる基調講演を選んで視聴することもしやすいはず。奮ってご参加いただければ幸いだ。また、10月18日まで「超早割チケット」で安価で購入できるのでオススメだ。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。