わずか数か月後にFCCは、お金を払える企業にISPたちが“高速レーン”を提供してよい、という新しい規則を発布することになっている。FCCにとっては、それを禁ずることができなかった、という業界関係の事情があるようだ。
ISPが恣意的に高速なデータ伝送のできるサイトを決められるなら、競争は単純にお金を払える払えないの問題になってしまう。NetflixやESPNが勝者になり、Disneyやスタートアップは負ける。きみも、ぼくも、ほとんどの人が敗者になる。ISPの連中以外は。
インターネットのオープン性が危機に瀕している。でも、どれだけの人が関心を持っているのだろう?
64万7000人だ。だいたいのところ。
これは、FCCのTom Wheeler委員長がツイートで言っている、これまでに同委員会が受け取った一般意見の数だ。
We’ve received about 647k #netneutrality comments so far. Keep your input coming — 1st round of comments wraps up July 15.—
Tom Wheeler (@TomWheelerFCC) July 11, 2014
[私たちはネットの中立性に関する一般意見を今のところ647k件いただいている。みなさんからのインプットを、これからも続けていただきたい。意見聴取の第一ラウンドは、7月15日までです。]
Tom Wheeler曰く: 意見送付をもっと続けてほしい
4日後には意見聴取過程が“応答”のフェーズ(第二ラウンド)に入る。最初に集まった意見は、その時点で一般公開される。ほかの人たちが何と言ってるか分かるし、それらに対する賛成/不賛成を表明できる。
この問題を復習したい人は、上のビデオでJohn Oliverが誰よりも分かりやすく解説しているから、ご覧いただきたい。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))