Twitterの最新四半期は、予想を越える財務成績を残しただけではなかった。同社はユーザー数も伸び続けていることを示した。それは会社にとって進行中の懸念材料だ。
Twitterによると、月間アクティブユーザー数は平均2.71億人で、今年の第1四半期には2.55億人だった(2.71億人のうち、2.11億人がモバイルで、全アクティブユーザーの78%を占める)。
増加は1600万ユーザーで、前四半期比6.3%増、前年同期比24%増だ。
ユーザー成長に関する問題は、先月のTwitter経営陣再編の主たる理由と報じられていた。アクティブユーサー数が四半期ベースで減少したことはないが、成長率は鈍化しており、昨年末には3.9%に落ち込んでいた。
Wall Street Journalは、Twitterがログインユーザー数よりも、リーチ数に焦点を当てるべく、新たなユーザー数指標を採用すると報じたが、その試みは遅れているようだ。今回の決算でも、月間アクティブとタイムラインビューを、ユーザーのリーチとエンゲージメントの主な指標としている。
ちなみにタイムラインビューは、前年比15%増の1730億回だった。
アップデート:収支会見で、CEO Dick Costoloは、Twitterのリーチに言及した。彼によると、同社は今も「月間アクティブユーザー」に焦点を合わせているが、「総オーディエンス数やリーチ数も極めて大きな機会だ」と語った。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)