MongoDBが新たに$80Mを調達、新CROをスカウト

証券取引委員会に今週提出された公的ドキュメントによると、オープンソースの次世代型データベースで知られるMongoDBが、新たに8000万ドル近い資金を調達した。

その提出文書にはMongoDBのCEO Dev Ittycheriaの署名があり、総額1億ドル相当の新株発行の内、当面に7999万ドルを完了した、と言っている。まだあと売れる株が2000万ドルあまりある、という意味だ。この文書によると、最初の売り出しは2014年12月10日に行われた。

ニューヨークの企業であるMongoDBが大きな額の資金調達をするのは、これが初めてではない。2013年の10月にはシリーズEで1億5000万ドルを調達し、当時は、データベース企業としては最大のラウンドと言われた。そのときのMongoDBの評価額は12億ドルだった。MongoDBの競合相手はOracleのような大手データベース企業だから、それぐらいの資金は当然必要になる。

今回の新たな資金調達は、同社がもっぱら金融業界を攻め始めた時期に行われた。昨日(さくじつ)MongoDBは、同社のCRO(Chief Revenue Officer)として、ソフトウェア業界の役員を長年務めたCarlos Delatorreを迎えた、と発表した

今Ittycheriaと同社のスポークスパーソンに、今回の資金調達の詳細(主要使途など)を問い合わせている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))