GoProは四半期で利益を上げ、売上でも予測を上回りながら時間外取引で株価を下げた。同社は2015年第1四半期の決算を報告し、売上3.631億ドル、純利益1675万ドルだった。通常取引で4%上がった株価は、決算報告後同じパーセンテージ下がった。
なぜ安値なのか?正直なところ明確な理由はわからない。市場の売上予測は低く ― 3.4099億ドル ― 調整後1株当たり利益も0.18ドルと低かった。同社の調整後1株当たり利益0.24ドルは予測より30%以上も高い。
しかし株価は下がった。GoProは現行四半期へのガイダンスを発表していない。投資家らの予測は2015年第2四半期の調整後1株当たり利益0.16ドル、売上3.337億ドルとしている。売上と利益がともに連続して減少することは季節変動のある会社にとって珍しいことではない。
GoProにとっては好調な四半期だった。同社売上の半分は海外事業による。調整後利益は対前年比149%増で、現金保有高は3ヵ月間に7000万ドル増え4.919億ドルとなった。
この業績と株価下落の組み合わせをどう解釈すればよいのだろうか。同社の50を越え続ける株価収益率(PER)と1.31という高いPEGレシオが説明しているかもしれない。投資家らはGoPro株を52週高値から50%以上下がるまで売り続けてきたが、それでも同社株はPER的に割高だ。高い評価を得ていると、勝利だけでは足りないことがある。
GoProは、バーチャルリアリティーの会社、Kolorを買収したことも発表した。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)