ベルリンのCampandaは、各種レジャーカー*のオンライン予約サイトだが、このほどシリーズAで500万ユーロを調達した。リーダー投資家はEcomobility Ventures、これを、前からの投資家Atlantic Labsやb-to-Vが支え、さらにRingier Digital Ventures、Accel Partners、Groupe Arnaultらが投資に参加した。〔*: レジャーカー(recreational vehicle, RV)…キャンピングカー、トレーラーハウス、モーターホーム、デューンバギー、などなど。〕
2013にローンチした同社は、レジャーカーの予約に関しては世界のトップだ、と自負している。レンタル元は、それ専門の企業や、個人オーナーだ。後者の場合は、ややAirbnb的共有経済のおもむきになる。今同社のリストに載っているのは、世界32か国21000台のRV車で、ドイツと合衆国とイギリス、オーストリア、スイス、フランスには、それぞれローカライズされたサイトがある。
ここでは、料金や場所、車が備えているアメニティなどを比較して選び、選んだ車を予約する。同社は、料金はここで予約するのがどこよりも安い、と、これまた自負している。
今回得られた資金は、マーケティングの強化による既存市場のさらなる顧客開拓とともに、新市場への進出もねらう(どこの国かは未定)。このシリーズAの前に同社は、b-to-V、Atlantic Labs、Möller Venturesなどから220万ユーロのシード資金を獲得している。