オンラインのテクノロジ職業教育と公的資格の関係…ドイツのCareerFoundryの例

Berlin: young woman works at her laptop on a roof

オフラインのテクノロジ教育ではGeneral Assemblyが評価が高いが、ベルリンのCareerFoundryは昨年、エンジニアや新社員やスタートアップにテクノロジの職業的技能を身につけさせるための、オンラインでカスタマイズできる教育訓練事業を立ち上げた。その基本的な考え方は、一貫してピアツーピアの環境であること、人びとが互いに教えあうことだ。だから、ある面ではBloc.ioに似ている*。〔*: Bloc.ioはネット上(YouTubeなど)にリビューがとても多いが、CareerFoundryはまだ少ない。〕

協同ファウンダのMartin RamsinとRaffaela Reinは、外部資金なしで同社を立ち上げたが、最近シード資金を獲得した。その資金は運転資金ならびに各種業界向けの営業活動に充てられる。

シードラウンドをリードしたのはTengelmann Venturesで、Stefan GlänzerとMendeleyのPaul Föcklerが参加した。これでCareerFoundryの総資金は120万ユーロになった。

CareerFoundryは最近、ドイツの上位5つのビジネススクールのひとつであるEBS Business School Oestrich-Winkelと提携して、デジタルの職業技能に関する公的資格を生徒たちに提供できるようにした。これは、ドイツでは初めてのことだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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