Samsungは先週、最も薄いスマートフォンをアナウンスした。Galaxy A8と名付けられたマシンだ。そして今度は最も薄いタブレットを発表した。こちらはGalaxy Tab S2と名付けられている。
昨年のGalaxy Tab S同様に、これもまたデザインを重視したプロダクトだ。厚さはわずか5.6mmで、これはAppleのiPad Air(6.1mm)よりも薄い。画面サイズは2種類が用意されていて、8インチモデルと9.7インチモデルがある。重さはそれぞれ265gと389gだ。持ち運んで利用する人の中にはこの薄さおよび重さを大いに魅力に感じる人もいることだろう。
昨年のGalaxy Tab Sもなかなかよくできたデバイスで、とくにビデオや映画など、マルチメディア面で魅力を発揮するものだった。今回発表になったデバイスについても同じことが言えるのではないかと思う。Samsungのプレスキットでも2048 x 1536ピクセルのスーパーAMOLEDディスプレイにおけるメデイア視聴の快適さをアピールしている。ただしまだ現物が手元にないので、最終的な評価は先送りとさせていただきたい。
スペック的な話をしておくと、Galaxy Tab S2にはオクトコアのプロセッサが搭載され、Android 5.0 Lollipopで動作する。オクトコアの内容は1.9GHzが4つと1.3GHzが4つとなっている。RAMは3GBで、32GBないし64GBの内部メモリを搭載している。64GBモデルの方はmicroSDカードを利用することで最大128GBの記憶容量を備えることができるようになる。
搭載しているカメラはリア側が8メガピクセルで、フロント側が2.1メガピクセルとなっている。これもタブレットとしては悪くないスペックだとは思う。ただし、カメラとして使うには大きすぎるタブレットを使うよりも、スマートフォンやコンパクトデジカメ(まだ持っている人もいるはずだ)で撮影する方を選ぶ人が多いだろうとは思う。
SamsungによればSamsung Galaxy Tab S2は8月に全世界向けに発売開始となるとのこと。どうやらホワイトとブラックの2種類が用意されている様子。現在のところ、価格については明らかになっていない。
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(翻訳:Maeda, H)