彼らは6月にこの機能の登場を予告していた。私はそんなことないと思っていた。Twitterがそんなことする筈がない。できる筈がないと思っていた。
しかし、遂にその時が来た。
ユーザーは、メッセージで日々の生活を綴った、長い話を送りつけることが可能になる。Twitterがダイレクトメッセージの140文字制限を撤廃したのだ。私たちがこれまで長いこと享受した、自然と文章を切り上げるといった配慮のある簡潔なやりとりは消えてなくなってしまった。
あなたにも、酔った元恋人が書いたような、うだうだと長いテキストメッセージを受け取る日が来ることだろう。
Twitterは、他のサービス部分では140文字制限は維持すると強調しているが、メッセージは長い方が「楽しく、強力」と称している。この文章は、私に言わせれば表現に困って書いたようにしか見えない。私のTwitter体験の中で最悪の一日だ。メッセージを誰からも受け付けないようにしようと思う。誰かが私にトルストイの「戦争と平和」のように長い話をメッセージで送りつける前に。
TwitterのプロダクトマネージャーであるSachin Agarwaは、この機能を更新についてブログ記事 で伝えている。
AndroidとiOSアプリを今日から更新する予定です。twitter.com、TweetDeck、Mac版Twitterに対応しています。数週間かけて、世界中のユーザーに届けます。長くなったダイレクトメッセージを早く利用したい方は、アプリを最新バージョンに更新しておくことで、今回のアップデートも早く到着します。
Mac版Twitterが更新されることは良いことだ。昨年の10月から更新されていない。
残念ながら、グループのダイレクトメッセージは永久に終わりのないスクロール地獄になるだろう。
真面目は話、この変更でTwitterのメッセージは、iMessage、Messenger、WhatsAppや世界中にあるメッセージサービスと肩を並べることになった。しかし、私にとって、文字制限がこの機能を特別なものにしていたのだ。他の大勢の人にとって、この文字制限は煩わしかったのだろう。Twitterは「私」ではなくすぐにでも「大勢の人」が必要なのだ。
もしかしたらTwitterは、独立したメッセージアプリのローンチを目論んでいるのかもしれない。そして素晴らしい3Dアニメのスタンプといった機能を実装するのに立ちはだかる技術的な問題がこの文字制限だったのかもしれない。そう、今まで見たことがない機能が実装されるかもしれないのだ。
希望的観測はこの程度しか書けない。少なくとも新機能がツイートの編集ボタンでなくて良かったとは思っている。
ごちゃごちゃして冗長な(最大1万文字)のメッセージが到着するのが待ちきれないね。
ダイレクトメッセージで、GIFアニメが使えた方が私は嬉しい。
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