歯ブラシが振動して進むユカイ工学の小学生向けロボットキット、7月下旬に発売予定

そろそろ夏休みが近いが、ユカイ工学は小学校低学年から楽しめるスペースシャトル型の「ハブラシロボットキット」を発表した。2017年7月下旬から発売を予定している。

このハブラシロボットキットは車輪の代わりにハブラシを使っていて、モーターからハブラシに伝わる振動で前進するロボットだ。

ユカイ工学は、アメリカでロボット教材キット「Bristlebots」を制作するIMAGINEBOTSとのコラボレーション企画で今回のハブラシロボットキットを商品化した。

スペースシャトル型のハブラシロボットキットは小学生から中学生くらいの子供を対象に、初めてのロボット作りとプログラミング体験を提供することを意図しているとユカイ工学の広報担当者は説明する。

小学校低学年の子供でも簡単にロボットを組み立てることができる。ロボットは拡張する余地があり、フェルトなどでデコレーションし、子供たちがオリジナルロボットを作って遊ぶことを想定しているという。

もう少し上の学年であれば、ロボットと別売りのkonashi/konashian(iOSからハードウェアにアクセスできる開発環境)と連携させて、アプリからロボットを動かすことも可能だ。ユカイ工学はハブラシロボットキット専用のアプリを用意していて、例えば、右・右・左といったようにロボットの動きをコントロールできるという。専用アプリは、iPhoneとiPadに対応している。

また、ユカイ工学は7月末から8月にかけて、ハブラシロボットキットを使った子供向けのワークショップを名鉄百貨店本店や伊勢丹新宿本店などで開催する予定だ。

ハブラシロボットキットの価格は2592円(税込)、konashiは4298円(税込)だ。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。