「Androidの父」として知られているアンディ・ルービン氏が、Google退社後に設立した企業 Essential。そのEssentialが5月末に発表したハイエンドスマートフォン Essential Phone(PH-1)が、一週間以内に発送されると予約者に対してメールを送信しています。
Androidの父が新スマホEssential PH-1発表。チタン&セラミックに狭額フル画面、拡張モジュール対応のハイエンド
このEssential Phone、発表直後には一か月以内に出荷予定とされていましたが、ようやく出荷の準備が整ったようです。ただし、今回出荷される本体色はBlack Moonのみ。
9to5Googleによると、予約を受け付けていたもう1つのカラーPure Whiteはさらに数週間かかるようで、こちらの予約者にはBlack Moonへの交換も可能と案内されています。
また、同時に特別価格で予約を受け付けていたオプションの360度カメラは今回含まれておらず、準備ができ次第あらためて連絡するとしています。
PH-1はルービン氏設立の企業からという点やその外観やなどから、発表時には大いに注目されたものの、7月上旬には幹部役員の退職が相次いて報じられるなど不穏なニュースも流れていました。
その反面、AmazonのAlexa Fundや中国Tencentから3億ドルの資金を調達、先日には製品出荷前にも関わらず企業価値として約12億ドルの評価を受けるなどのニュースも出ています。
実際の評価は端末次第ではありますが、その端末の情報も公式発表からは特にリークや噂なども出てきておらず、実際に手にしてみないと何とも言えないという状況です。
そのEssential Phoneの価格は$699(約7万7,000円)。公式サイトで販売されるほか、米キャリアではSprintが独占販売を行います。
また、以前にFinancial Timesが報じた内容によれば、日本、英国、欧州での販売も予定されているとのこと。ただし、米国外のキャリアでの取り扱いについてはしばらく後となり、年末に発表を行うとしています。
Engadget 日本版からの転載。