ロゴ入り帽子の次火炎放射器だった。イーロン・マスクのBoring Companyは地下に高速でトンネルを掘削するベンチャーというより今のところライフスタイル企業として実績を挙げている(奇妙なライフスタイルだが)。ともあれ相当の売上が立っている。
20ドルの帽子は5万個売れ、Boring Co.の売上はなんと100万ドルとなった。昨日(米国時間1/28)注文の受付を開始した火炎放射器は1台500ドルで最大2万台を準備しているという。昨晩予約はすでに7000台となった。つまり350万ドルの売上だ。この記事の執筆時点でもまだ予約可能なので、売り切れてはいないのだろう。
火炎放射器2万台が売り切れる総額100万ドルの売上になる。ロゴ入り帽子の10倍だ。 マスクのもうひとつの事業、Teslaの場合も電気自動車を手に入れるには予約しなければならず、その際にかなりの内金(といっても最終的な販売価格に比べれば割合は小さい)を支払う必要がある。
Boring Companyの場合は地下トンネルを予約販売できない(少なくとも難しい)のでマスクのブランド価値が高いことを利用してライフスタイル製品のマーケットにハイパーループ顔負けの超高速で参入したに違いない。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)