あなたがぼくみたいな人間なら、きっとこの記事がお役に立つだろう。時間の管理をもっとちゃんとやりたいのだけど、面倒だからつい怠けてしまう。TimeFlipという、とてもシンプルな形をした小道具(上図)を使うと、その面をひっくり返すだけで、いろんな作業や活動に費やした時間が分かる。
この十二面体の中には小さな加速度計が入っていて、今どの面が上になってるかを判断する。これからすることが図案で表現されている面を上にすると、時間を表す信号をスマートフォンのアプリへBluetoothで送り始める。
これからメールの返事を書き始めるなら、メールの面を上にしよう。ちょっと休憩してYouTubeのビデオを見たい? ではビデオの図案の面を上に。これからジムへ行く? ではジムの絵を上にして。
いろんな図案のステッカーが、製品に同梱されている: ショッピング、食事、読書、…、“なにもしてない”、という図案もある。白紙のステッカーもたくさんあるから、喧嘩、編み物など、何でも図案を作れる。手描きでも、プリンターでも。
正式にアカウントを取ると、メーカーのサーバーが時間を記録してくれるから、それをパソコンやラップトップから見ることもできる。アカウントを取らなくてもそれができると、もっといいけどね。
発売から間もないが、TimeFlipのWebサイトから買える在庫はもうあまりない。でも作者のIlya TarassovがCESで語ったところによると、2月からはAmazonでも買える。
ぼくは先週じゅう、ずっと使ってみたが、基本的な時間管理にはとても役に立つ。完成品のキットは50ドルだが、センサーだけを買って外殻を自作してもよい。