EEC(ユーラシア経済委員会)のデータベースに「iOS 11を搭載するアップル製品」が新たに11個追加されたことが明らかとなりました。
EECはロシアやベラルーシ、カザフスタンなどの属するユーラシア経済連合の執行機関。今回のデータも「公的な登録」であるため、信憑性は疑いようがありません。
通常、同データベースへの登録は製品が出荷される1ヶ月前であることから、おそらく6月に開催されるWWDCにて発表。さらに時期的に考えて次期主力iPhoneではなく、iPhone SE2(仮称)ではないかと推測されます。
Consomacにより発見されたデータによれば、追加されたiOS 11搭載機器はA1920、A1921、A1984、A2097、A2098、A2099、A2101、A2103、A2104、A2105、A2106。これらの型番は、いずれも既存のモデルにないものです。
なおEECデータベースは、最近でも新型iPadの発売を予言する有力な手がかりとなった実績があります。
さて、これらの新型iOS機器が次期iPhone XやiPhone X、6.1インチLCD版iPhoneである可能性は極めて低いと見られています。これら2018年の主要iPhoneは、様々な噂でも第3四半期(10~12月)発売が概ね確実視されているため。
また、現行のiPhone Xのバリエーションもあり得なくはありませんが、それを裏付ける噂は今のところ出てきていません。
消去法で考えていくと、2016年3月の発売から丸2年が経過したiPhone SEの後継機ではないかとの推測が急浮上。iPhone SE2(仮称)についてはシャーシの大幅な変更はなく、内部的にはCPUがA9チップからiPhone 7と同じA10チップに置き換わるのではないか……といった噂のまとめは、こちらをご覧ください。
Engadget 日本版からの転載。