Adobeが今日(米国時間9/4)、Photography Programなるものを発表した。それは、PhotoshopのCS3以降をすでに持っている人が毎月9ドル99セントを払うと、Creative Cloudの”lite”(軽量)バージョンにアクセスできて、Photoshop CCやLightroom 5を使えるほか、Behanceの会員としてAdobe ProSiteにアクセス可、20GBのオンラインストレージを与えられる、というサービス企画だ。
申し込みの締切りは今年の12月31日だが、サービスは今後も続く。9ドル99セントは初期の特別低料金ではなくて、将来的にも定額の月額料金のようだが、詳しい情報はAdobeから得られていない。
Adobeによると、この新サービスを設けたのは、“高度なプロフェッショナルからたまに使う愛好者”までの幅広いユーザ層から強い要望があったからだ。AdobeのCreative Cloudは月額49ドル99セント以上を払うとAdobeのツールのほとんどすべてを使えるのだが、ほかに、個々のアプリケーションごとの月額19ドル99セントというプランもある。しかし、写真家の場合はLightroomとPhotoshopにしか用がないので、魅力的な料金プランではなかった。
Adobeが、オンライン(クラウド)+会費制のビジネスへの完全移行を発表したのは今年の5月だったが、徐々に移行するだろうと考えていた評論家たちは驚いた。その後会員は急速に増えており、6月の決算報告では、Creative Cloudの有料会員が70万名と発表された。それは、前四半期から22万名あまりの増だった。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))