ロボットプログラミングを楽しめるLEGO Mindstoms EV3登場

LEGO Mindstorms EV3。名前からしてゴツイ感じがするが、ブロックを繋ぎあわせてドラゴンロボットなどを作っていく前に、ちょっとどんなものなのかを確認しておこう。

EV3は、ロボット製作用の、プログラマブルなLEGOキットで、製品の歴史14年の中でも最もエキサイティングなプロダクトではないかと思う。最も進化していると思われるのは、スマートブロック上で直接にプログラミングできることだ。キットの心臓部とも言えるコンピュータ・パーツで、簡単な「If/Then」ロジックを使うことができる。

以前のものでは、プログラミングは必ずコンピュータ上で行う必要があり、それを同期する必要があった。

Mindstorms EV3の名前からわかるように、これは第三世代のモデルとなるものだ。iOSおよびAndroid用の3D組み立てガイドも用意されていて、LEGOブロックの組み合わせ方などを細かくチェックすることができる。パーツの組み立てには問題がないわけで、すぐにプログラミングに没頭することもできるわけだ。

また、EV3には初めて赤外線センサーも搭載された。これを使えば、組み立てたロボットが外部のモノを「見る」ことができるようになり、また色に反応することもできるようになる。ベースとなるシステムはこれまでと同様Linuxだ。USBおよびSDポートも搭載されている。

価格は349ドル99セントで、子供用と考えれば高額ではある。但し、受け身な態度に繋がりやすいゲームなどと違い、子供を次世代のスティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak)に育てる可能性もあるわけだ。また、LEGO大好きな人や、あるいはちょっとプログラミングを勉強してみたいと思う大人にも、EV3は非常に有益な投資対象となることだろう。

Mindstoms EV3の動作シーンを見たいという方は、CESの際のビデオも面白いかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H)