AppleがGoogle Now対抗策としてCueを$40Mあまりで買収

パーソナルアシスタントアプリCueが買収されたことを、本誌は確かな筋から確認した。価額は情報によってまちまちで、4000万ドル説、6000万ドル説などがある。本誌直接の情報筋は、Appleは同社を3500万ドルあまりで拾い上げた、と唱えている。

一般的には5000万とか6000万という説が多いのだが、Apple Insiderの今朝の記事では匿名氏が、Appleは同社を少なくとも3500万ドルで手中にした、と書いている。本誌の情報筋は、Dropboxも一時は、この買い物行列に並んでいた、と言っている。

SV AngelやSequoia Capital、Lerer Ventures、Index Ventures、それに、一部の著名なエンジェルたちからの資金により、Cueの前身Greplinはソーシャル検索のスタートアップとして誕生した。買収後に会社は閉鎖されないが、そのアプリは最近閉鎖された。

GreplinがCueになったのは昨年で、主にユーザのメールから、個人が抱える問題や状況を拾い集めていた。Cueは2012年の11月にIndex Venturesから1000万ドルを調達したが、そのことは発表されなかった。

パーソナルアシスタントは今ブームで、AppleのSiriやGoogleのGoogle Nowなどがメディアを賑わせている。また中堅どころの専門企業の製品としては、NuanceのWintermuteプロジェクト、Incredible LabsのDonnaSunriseのカレンダーなどがある〔IndisysのMayaなども〕。AppleはiOS 7用のプロダクトを出すと思われるが、そこにCueのメールやソーシャルネットワークのマジックを利用して、個人の状態やニーズをより正確に表現し、Notification Centerの“Today”のところに登場させるのだろう。

Appleの最近の買収企業には、スウェーデンのモバイルデータスタートアップAlgoTrim、Matcha.tv、Embarkなどがある。

Appleは本誌のIngrid Lundenに、問い合わせメールに対する返信をくれたが、それは、既製大企業からのメールとしては“事実確認に限りなく近い内容”だった:

ハイIngrid、Appleへの関心をありがとう。以下が、当社としての声明です: Appleはときどき小さなテクノロジ企業を買収するが、一般的に、その目的やプランについては議論しない。

この件の関連記事をIngrid LundenMatthew Panzarinoが書いている。〔未訳〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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