JR東日本のAI無人コンビニが高輪ゲートウェイ駅に今春オープン

JR東日本スタートアップは12月3日、同社とサインポストの合弁会社であるTOUCH TO GO(タッチトゥゴー)が運営する同名の無人AI決済店舗の常設設置を発表した。2020年の春に暫定開業するJR山手線・京浜東北線の新駅である高輪ゲートウェイ駅構内に設置される。高輪ゲートウェイ駅は、1971年に開業した西日暮里駅以来、39年ぶりの山手線の新駅だ。

TOUCH TO GOは、これまで大宮駅や赤羽駅などの実証実験を進めてきたウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗。カメラなどの情報から利用者と手に取った商品をリアルタイムに認識。利用者が決済エリアに立つとタッチパネルに商品と購入金額が表示されるので、あとは出口でタッチパネルの表示内容を確認して決済すれば購入完了となる。高輪ゲートウェイ駅のTOUCH TO GOの営業時間などは以下のとおり。

  • 開業時期:2020年春
  • 営業時間:6:00~24:00(予定)
  • 設置場所:高輪ゲートウェイ駅2階改札内
  • 店舗面積:約60平方m
  • 取扱商品:弁当、総菜、菓子、飲料など約600種類
  • 決済方法:交通系IC(クレジットカードやその他電子マネーなどにも順次対応予定)

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TechCrunch Japan

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