女性向け金融教育サービスのABCash Technologies(エービーキャッシュテクノロジーズ)は6月29日、シリーズBラウンドの第三者割当増資および融資として、総額約4億円の資金調達を発表した。引受先は、日本郵政キャピタル、SV-FINTECH Fund、SMBCベンチャーキャピタル、リード・キャピタル・マネージメント、iSGSインベストメントワークス、みずほキャピタル。累積の調達額は約8億円となった。
調達した資金は、オンライン学習プログラム関連テクノロジーへの投資、採用とブランディングの強化に利用する。
ABCash Technologiesは、ミレニアル世代の女性を中心に、金融教育を提供するフィンテックベンチャー。お金の不安をなくし、豊かな人生を送れるきっかけを提供するため、2018年6月よりお金のトレーニングスタジオ「ABCash」を展開している。
オンラインと都内6拠点(渋谷・表参道・銀座・丸の内・池袋・新宿)での専門コンサルタントによるマンツーマンのトレーニング、お金の健康状態に関するデータ分析を行えるアプリケーション開発など、テクノロジーを取り入れ日本における金融教育の普及に貢献するという。
ファイナンシャルリテラシーを身に着け行動する人が増えることで、消費や投資を通じて経済に新たな活力を与え、日本の次の成長につながるとしている。