みらいワークスは7月1日、インキュベーション・アクセラレーションプログラム「未来」の企画・運営を三井住友銀行と共同で行うと発表した。また「未来2021」参加スタートアップの募集を開始した。募集期間は8月23日17時まで。「未来2021応募フォーム」から応募できる。
「未来」は、イノベーション創出を担うスタートアップ企業と日本経済を牽引する大手企業による共創の強化を目的とするプログラム。開催6回目の今回では同プログラムを強化し、より高度なオープンイノベーションの実現を図るため、企画・運営を三井住友銀行と共同で行うこととなった。
未来2021の応募資格は、以下いずれかに当てはまる個人・チーム、企業となっている。
- シード・アーリーからミドルステージまでのスタートアップ企業
- 資金調達ニーズにある企業(資金調達前、シードラウンド、シリーズAなど中心)
- 企業における研究や新規事業のスピンアウトを考えている、すでにスピンアウトした個人や企業
- 大学・研究機関などに在籍する研究員・大学院生・学部生で、将来起業を視野に入れている個人
募集テーマはすべての産業・技術分野。審査基準は、事業化の可能性が高いこと、顧客ニーズを意識したビジネスプランであること、将来性・実現可能性が高いこと、事業化への情熱・熱意を有し良いチーム組成ができているもしくはその可能性が高いこと、社会性を有し社会的インパクトが強いこと。
またプログラム参加者には、以下の機会の提供を予定(コロナ禍の影響によりオンラインでの実施を検討中のものもある)。プログラム参加者には、プログラム修了後も継続的な支援を提供するとしている。
- ビジネスプランの作成・事業開発に向けたアドバイザリー支援など専門家によるメンタリング
- 未来協賛メンバーやベンチャーキャピタル、その他関連企業・団体などとのネットワーキング・マッチング、協業支援の実施
- 大企業やベンチャーキャピタルに向けたピッチや展示会、商談会の機会提供
- 事業開発のための資金サポートGAP GRANT “MIRAI”(総額1000万円程度)の活用(優秀チームのみ、1件上限200万円を予定)