住まいと暮らしの実例写真共有サービス「RoomClip」(iOS版・Android版)運営のするルームクリップは9月2日、シリーズDラウンドにおいて、第三者割当増資および融資により総額約10億円の資⾦調達を実施したと発表した。
引受先は、⽇本郵政キャピタル、NTT ドコモ・ベンチャーズ、マーキュリアインベストメント、岡三キャピタルパートナーズ、博報堂DYベンチャーズらを運営者とするファンド、プラス。融資は三井住友銀⾏、三菱UFJ銀⾏、りそな銀⾏他の⾦融機関から行っている。同社の累計資⾦調達額は22億円超となった。
今回の資⾦調達により、後日発表予定の新規事業開発や顧客獲得のためのマーケティング強化、⼈材採⽤への投資を行う。
- 住⽣活産業関連企業が、よりRoomClipユーザーとのつながりと、RoomClip上でのビジネス機会を築くためのクラウドサービスの開発
- 膨⼤な実例写真やユーザーの声など、RoomClip資産を活⽤した、新たな購買体験を提供するEC事業⽴ち上げ
- 現在主⼒であるマーケティングソリューション事業における、新規顧客獲得を⽬的としたマーケティング活動の強化
- 上記達成および成⻑のための積極的な⼈材採⽤
ルームクリップは、「⽇常の創造性を応援する」をミッションに住まいと暮らしの実例写真共有サービス「RoomClip」を提供。RoomClipの⽉間ユーザー数は、2020年5⽉現在で830万⼈、投稿された写真枚数は累計400万枚超となっている。また外出⾃粛による影響から、提携している外部ECサイトへの送客数が、前年⽐200%超と急伸したという。同社は、日本最大級の「実際に⼈が⽣活している部屋の写真とデータ」が集まるインテリアSNSに成⻑しているとしている。
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