スタートアップバトル、過去の出場企業を紹介(3):空


スタートアップバトルの出場登録の締め切りは、10月25日までだ。応募要件に合致していて、出場を迷っている起業家のみなさんにはぜひご登録いただきたい。そんなあなたの背中をそっと押すために、過去のスタートアップバトルに登場した企業を紹介し、彼らの現状を伝えていこう。

今回紹介するのは、TechCrunch Tokyo 2017の「スタートアップバトル」で最優秀賞を獲得した空だ。「世界中の価格を最適化する」というミッションを掲げる同社は、ホテル向けプライシングサービス「MagicPrice」を提供している。客室料金を検討する際に必要な予約状況などのデータを自動収集・分析し、AIが適切な販売料金を提案するMagicPriceは、ホテルの担当者が簡単な操作で客室料金設定ができ、旅行予約サイトへの料金反映も自動で行える。

スタートアップバトルに出場後の彼らの軌跡は、以下の記事から確認できる。また、スタートアップバトルへの本登録は記事末のリンクから可能だ。

2020年2月

Google for Startups Acceleratorが国内でスタート、空やRevcommが選出

2020年1月

“PriceTech”の空が駐車場の料金最適化に向け、NTTル・パルクと実証実験開始

2019年11月

“PriceTech”の空が電通とのタッグでリテール業界進出へ、実証実験店舗を募集開始

2019年9月

“PriceTech”の空にグロービスが出資、ラウンド全体で3億円を調達

2019年5月

最適なホテル料金設定を支援する“PriceTech”の空がUB Venturesから資金調達

2018年7月

ホテルの市場分析・料金設定を支援する「ホテル番付」の空が1.7億円を調達

2017年10月

データでホテルの適正価格を自動算出、「MagicPrice」運営の空が8000万円調達

スタートアップバトルの本登録はこちらから

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。