生徒同士が「つながり」を感じられるVR英語教育のImmerseが約1.6億円を調達

生徒同士が「つながり」を感じられるVR英語教育のImmerseが約1.6億円を調達

教育機関を対象にリアルタイムのVR英語学習プラットフォームを提供するImmerse Inc.(イマース)は、第三者割当増資により150万ドル(約1.6億円)の資金調達を発表した。引受先は、Eagle Venture Fund II(Eagle Venture Fund)。

Immerseによると、VRは、教育者の学習ツールの選択肢として現在認知が進んでいないものの、「生徒同士がつながっているように感じ、触発され、これ以上ない面白い学習体験を与えられる唯一のもの」としている。Immerseチームは、このシンプルで効果的なプラットフォームが学習機関に行き届くようサポートするとしている。

今回の資金調達により、Immerseのアメリカ人講師による英語レッスンの提供に止まることなく、高校・大学・英会話スクールなど英語教育機関に所属する英語講師がimmerseをライセンス利用できる「VR英語教育・学習プラットフォーム」を提供。より多くの教育機関で導入・活用してもらうことで、コーポレートミッションの「バーチャル・リアリティで、英語の教え方と学び方を変える。」を実践していく。

また、2020年10月発売の「Oculus Quest 2」にも2020年内をめどに対応。よりリッチなVR英語学習体験を学習者に与えることで、VR空間内で留学のようなタスクベースの英語教育を一般化させることを目標に、事業のサービス開発・販売拡大を目指す。

生徒同士が「つながり」を感じられるVR英語教育のImmerseが約1.6億円を調達

Immerseは、VR技術で実際に英語を使うシーンを再現したVR英語教育・学習ツールの「immerse」を開発している米カリフォルニア州アーバインシティのスタートアップ企業。これまで日本の高校・大学機関をはじめ世界中の教育機関・法人に、アメリカ人ネイティブ講師によるシームレスなVR英語学習体験を提供してきた。

VR技術により数十種類の現実に近い英語利用シーン(空港、オフィス、会議室、レストランなど)の中で現実に近い英会話を学習することで、英語学習への集中力と教育効果を高めるという。

またネイティブのアメリカ人講師とVR世界で実際に話すことで、より相互的でリアルな学習体験でき、留学に近い英語力上達の効果が期待できるとしている。

カテゴリー: VR / AR / MR
タグ: EdTechImmerse資金調達

投稿者:

TechCrunch Japan

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