Apple Payがベイエリアの交通機関でようやく使えるようになる

サンフランシスコでバスに飛び乗ったら、(ニューヨークや北京その他の主要都市と違って)Apple Payを使えなかったという人にグッドニュース!それが変わる。Apple(アップル)は、Clipper(BART、Muni、Caltrain、AC Transitをはじめとするベイエリアの多くの交通機関が利用している決済システム)を近くサポートすることを発表した。もうすぐiPhoneやApple Watchをカードリーダーにかざせば出発できる。

AppleはApple PayがClipperに対応している全24交通機関で利用可能になるとのことなので、以下の交通機関で使えるはずだ。

  • AC Transit
  • BART(ベイエリア高速鉄道)
  • Caltrain
  • City Coach
  • County Connection
  • Dumbarton Express
  • FAST
  • Golden Gate Ferry
  • Golden Gate Transit
  • Marin Transit
  • Muni
  • Petaluma Transit
  • SamTrans
  • San Francisco Bay Ferry
  • Santa Rosa CityBus
  • SMART
  • SolTrans
  • Sonoma County Transit
  • Tri Delta Transit
  • Union City Transit
  • Vine
  • VTA
  • WestCAT
  • Wheels

AppleはWalletに組み込まれた 「Express Transit(エクスプレスカード)」 機能を使えるといっているので、比較的少額の運賃決済をFace IDやTouch IDによる認証を必要とせずに行うことができる。後ろに10人並んでいて、自分のiPhone相手に本当に自分であると説得したくない時にうれしい機能だ。

いつから正式に使えるのか?良い質問だ。Appleはまだそれに答えていない。Clipperの近日中のサポートを発表したメールで、Appleは「近日公開」としただけで、それ以上詳しく述べていない。@BayAreaClipperアカウントのツイートは、「今春」までと範囲を狭め、Google Payのサポートも近日公開であることを繰り返している。

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:AppleApple Pay

画像クレジット:Michael Fraley / Flickr under a CC BY 2.0 license.

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(文:Greg Kumparak、翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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