MAの運用におけるコンテンツの重要性を解説

MA コンテンツ

マーケティング活動を効率化するMA(マーケティングオートメーション)は、見込み顧客に適切なタイミングでコンテンツを発信することで大きな効果を発揮します。MA運用の際に重要になるのがコンテンツマーケティングですが、どのような効果に期待できるのでしょうか。

ここでは、MAを活用した効果的なコンテンツを作る手順について解説します。

MAツールと相性がいいコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、ターゲットである見込み顧客にとって役立つコンテンツを発信し、集客や受注、エンゲージメントの向上につなげるためのマーケティング施策です。MAは見込み顧客を属性や検討状況などに応じてスコアリングし、セグメントに対して適切なコンテンツを自動で配信できるツールなので、コンテンツマーケティングとの相性が非常にいいといえます。具体的には以下のようなコンテンツとMAツールを連動させることが考えられます。

  • メール
  • ブログ
  • ホワイトペーパー

MAツールによるメール配信で定期的に見込み顧客と接点を作ることができれば、企業や商材、ブランドを思い出してもらう機会を増やすことができます。メールの内容は新規で作成してもいいですし、定期的に更新するブログの内容を抜粋し、ブログへと誘導するのもいいでしょう。

ホワイトペーパーは、ダウンロードコンテンツとして活用できます。商材に関する詳細な情報やアンケート調査の結果、導入事例など、見込み顧客のニーズを満たす情報をまとめることで、資料ダウンロードにつながる可能性が高まります。メールやブログ、ホワイトペーパーといったコンテンツとMAツールを組み合わせれば、見込み顧客の商材に対する理解と好感度を高めて、顧客へと醸成することに期待できます。

MAツールにコンテンツマーケティングの活用方法

続いては、MAツールにおけるコンテンツの重要性や活用方法について具体的に見ていきましょう。

MA コンテンツ

見込み顧客の育成がしやすい

コンテンツマーケティングは即効性のあるマーケティング施策ではありませんが、見込み顧客との関係性を構築するという育成面では非常に効果の高い施策です。特にBtoBの場合、商材の価格は高額な傾向があり、検討に関わる人の数も多いため、検討期間が長期化しやすいものです。そのような中で、検討候補の企業から定期的に有益なコンテンツが配信されると、その商材に対する興味や理解が深まるでしょう。すぐに受注につながらなかったとしても「話を聞いてみよう」と商談機会が生まれるかもしれません。また、上司への説得材料としてコンテンツの情報を活用してもらえる可能性もあります。定期的にMAツールでコンテンツを発信するのは、見込み顧客を育成する上で必要不可欠であるといえます。

見込み顧客をスコアリングしやすい

MAツールには、見込み顧客の行動に応じて興味・関心度合いを点数化するスコアリング機能が搭載されています。「メール開封で2点」「資料ダウンロードで5点」「サイト訪問で1点」といったように、行動ごとに点数をつけてスコアリングすることで、見込み顧客の状況が一目で判断できるようになるのです。

スコアリングでは、閲覧したコンテンツによって点数に差をつけるのも有効です。例えば、業界一般の知識を記載したコンテンツよりも、商材独自の導入事例コンテンツを読んだ見込み顧客のほうが、興味・関心度合いが高いと判断できます。「一般的なノウハウコンテンツ閲覧で1点」「導入事例コンテンツで3点」といったように配点することで、より精度高く見込み顧客の状況を判断できるようになるでしょう。そして、スコアリングの状況に応じて最適なコンテンツを配信することで、さらなるアプローチを図ることができます。

MAでコンテンツ作成をサポートできる

多くのMAツールには、コンテンツ作成をサポートする機能が搭載されています。ブログのように簡単にコンテンツを更新できるコンテンツ作成機能や、問い合わせフォームや会員登録フォームなどをプログラミングなしで作成できるフォーム作成機能などがこれに該当します。コンテンツマーケティングは継続してコンテンツを更新することが重要になるため、MAツールの活用は効率化につながる可能性あります。

また、作成したコンテンツを見込み顧客に発信するメール機能やアプリプッシュ通知機能、SMSやLINEでの配信機能、サイト上でのポップアップ表示機能などもMAツールに搭載されていることがあります。配信対象は見込み顧客の属性や状況に応じて絞り込めるため、ニーズに応じてきめ細やかなコミュニケーションを実現できるでしょう。

効果的なコンテンツを作る手順

コンテンツマーケティングでは戦略的にコンテンツを作成することが重要になります。効果的なコンテンツを作るための手順を見ていきましょう。

MA コンテンツ

ペルソナを設定する

まずは、ペルソナを設定します。ペルソナとは自社の商材の典型的なユーザー像のことで、ペルソナに対してメッセージを書くイメージでコンテンツを作成します。

例えば「資本金1億円企業でチームリーダー職を務める35歳男性。会社としてはブランディングやリピート率に課題を抱えている」といったように、ペルソナを具体的に設定します。そうすることで、どのような情報を発信すべきなのか、どのような文体で構成すべきなのかといったコンテンツのイメージが明確になるのです。

カスタマージャーニーを描く

ペルソナが普段どのような情報に接し、どのような情報に興味を持ち、どのような経路で自社サイトやコンテンツに流入するのかを分析するために、カスタマージャーニーマップを作成します。カスタマージャーニーマップとは見込み顧客や顧客の感情や行動、企業との接点を図式化したもので、顧客の受注までの行動を俯瞰的に把握するのに役立ちます。

見込み顧客の感情やその時々で抱いている疑問・不安、求める情報などを分析したカスタマージャーニーマップをもとに企画を立てることで、より効果的なコンテンツを作成できるでしょう。

情報を順序立てて発信する

初めてコンテンツマーケティングに取り組む場合は、情報を順序立てて発信することも重要になります。商材に関するコアな情報も必要ですが、まずは業界における商材の立ち位置やメリット・デメリットなど、興味・関心度合いがライトな層も興味を持つ情報を発信することで、見込み顧客を拡大することができるでしょう。

MAでコンテンツマーケティングを活性化しよう

コンテンツマーケティングは見込み顧客の長期的な育成に効果的です。MAツールで見込み顧客の状況に応じたコンテンツを配信することで、見込み顧客の興味・関心度合いと受注確度を高めることができます。コンテンツマーケティングは自然検索からの流入も見込める資産となるため、MAツールと組み合わせて積極的に取り組むことをおすすめします。

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インサイドセールスでMAを活用するメリットを解説

MA インサイドセールス

マーケティング活動全般を支援してくれるMAは、特にインサイドセールスとの相性がよく、相乗効果が生まれる可能性が高くあります。ここでは、インサイドセールスやMAの概要と、それらを組み合わせることで発揮できるメリットについて、詳しく解説します。

インサイドセールスの概要とメリット

インサイドセールスとは、従来の営業活動のようにクライアント先を訪問するのではなく、社内にいながら顧客へとアプローチしていく内勤型営業のことです。インサイドセールスの強みは、一人の営業担当で対応できる顧客の数が従来の外勤型営業に比べて圧倒的に多く、またほとんどの作業を社内で完結させることができるという効率性の高さにあります。

従来の外勤型営業では、ある顧客の成約確度を知ろうと思っただけでも、アポイントの取得や相手先への訪問といった一連の作業を行わなければならず、どうしても時間がかかっていました。場合によっては、Aの顧客に対応している間にBの顧客の成約チャンスを逃してしまう、などといった事態に陥ってしまうことも少なくないでしょう。しかしインサイドセールスであれば、訪問という営業担当にとって最も時間を割かれる作業をなくすことができるため、数多くの顧客に対応でき、また一つひとつの案件をしっかりチェックすることができるようになるのです。

インサイドセールスでのMA活用に期待できる効果

インサイドセールスの実施に際し、特に高い効果を発揮してくれるツールが、MAです。マーケティング活動全般をサポートしてくれるMAは、見込み顧客の獲得と育成を得意としており、インサイドセールスにおける重要なステップを強力に支援してくれます。ここからは、インサイドセールスでのMA活用に期待できる効果について見ていきましょう。

MA インサイドセールス

案件化率・受注率の向上

インサイドセールスがいくら外勤型営業に比べて効率的に数多くの顧客にアプローチできるといっても、保有リストを上から順に、ただ闇雲に攻めていくだけでは、効率的な営業を実現できているとはいえません。しかしMAを用いることで、見込み顧客を育成していき、アプローチする優先度を決めていけば、案件化率や受注化率を大きく向上させることができるでしょう。MAを活用してインサイドセールスを行うことで、特に優先順位の高い顧客を割り出すことが可能になります。

営業コストの削減

効率的な営業活動が実現できれば、営業コストそのものの削減にもつながります。この営業コストの削減は、特に単価が低い商材を取り扱う際などに有効であり、少ない人員でより多くの確度の高い顧客にアプローチできるようになれば、収益を大きく伸ばすことも不可能ではありません。また営業活動を少人数で回すことができるようになれば、そこに取られていたマンパワーを別の部分に使っていくことができるようになるため、企業として新たなチャレンジに乗り出しやすくもなるでしょう。

インサイドセールスを強力にサポートするMAの機能

最後に、インサイドセールスと相性のいいMAについて、その代表的な機能を紹介していきます。

リード管理機能

リード管理機能とは、見込み顧客の属性や行動履歴を細かく記録、管理できる機能のことです。このリード管理機能を活用し顧客の情報を細かく分析していけば、いま現在商品の購入を検討しているかどうかや、受注の確度が高いのかを判断することも不可能ではありません。インサイドセールスを効率的に行っていく際に重要になる、良質な顧客をいかに見つけ出すかを、強力にサポートしてくれる機能といえるでしょう。

スコアリング機能

スコアリング機能は、見込み顧客が行ったアクションに対して点数をつけていける機能のことです。メールを開封する、ホームページにアクセスする、資料をダウンロードするなど、見込み顧客が特定のアクションを行った際に点数をつけるようにすることで、見込み顧客の現在のニーズを可視化することが可能になります。直近で多くの点数を獲得している見込み顧客は、それだけ自社や商品・サービスに興味を持っているということであり、それだけ受注の確度が高い良質な顧客であるといえます。

メールマーケティング機能

相手先を直接訪問しないインサイドセールスにとって、メールでのアプローチは非常に重要な営業ステップとなります。このメールでの営業戦略をサポートしてくれるのが、メールマーケティング機能です。メールマーケティング機能を用いれば、特定の属性の見込み顧客に一斉メールを送ったり、特定のアクションを行った見込み顧客にリアクションメールを送ったりといった作業を自動で行うことができます。営業活動にかかるマンパワーを削減しつつ、相手の状況に合わせて密にアプローチをしていけるようになるため、案件化率を高めることができるでしょう。

インサイドセールスとMA導入で相乗効果を生み出す

インサイドセールスは非常に効率的な営業手法であることに間違いはありませんが、すべての作業を人の手で行ってしまえば、対応できる量や質にどうしても限界が出てきてしまいます。しかしそこにMAを導入し活用することができれば、作業負担を軽減しつつ、さらに営業効率も高めることができ、相乗効果が生まれるでしょう。インサイドセールスやMAの導入を本格的に検討していくのをおすすめします。

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MA入門!マーケティングオートメーションの基礎知識を解説

MA 入門

企業のマーケティング活動を強力にサポートし、新規顧客の獲得や営業効率の向上に効果を発揮してくれるツールがMAです。しかし実際にMAを使ったことがない人にとっては、その機能や発揮できる効果を具体的にイメージするのは難しい部分もあるはずです。

そこで今回はMA入門として、マーケティングオートメーションの概要や機能、効果について網羅的に解説していきます。

MAとは

MAとは、マーケティングオートメーション(Marketing Automation)の略で、マーケティング活動を自動化したり、より効果を発揮させたりするためのツールの総称です。マーケティング活動は、新規見込み顧客を獲得して受注へとつなげていく、企業運営において非常に重要なステップです。そこには非常に多くの作業があるため、すべてを人の手で行おうとすると、相当なマンパワーと時間を必要とし、さらに作業の漏れやチャンスの見落としなどのヒューマンエラーとも戦っていなかければなりません。こうした課題を解決し、より少ない作業でより大きな効果を出すためのツールがMAです。

MA 入門

MAの代表的な機能

まずは、MAの代表的な機能について見ていきましょう。

図版

リード管理機能

MAの核ともいえる機能が、リード管理機能です。リードとは見込み顧客のことで、名前や役職といった属性はもちろん、ウェブサイトへのアクセスやメールの開封といった細かい行動履歴を記録・管理することができます。そしてこれらの情報を分析することで、見込み顧客が持っているニーズを明らかにしていくことが可能。その後に続くすべてのマーケティング活動の根拠資料として活用していくことができます。

スコアリング機能

スコアリング機能とは、リードの一つひとつのアクションに点数をつけ、評価する機能のことです。例えば「メールを開封したら1点」「サイトにアクセスしたら2点」といったように点数をつけることで、リードの興味・関心度を可視化します。この点数が一定の値を超えたリードに対してアプローチすることで、営業効率を高めることが可能です。

メールマーケティング機能

リードに対して一斉にメールを送ったり、リードの属性や状況に合わせた文面を作成したりできるのが、メールマーケティング機能です。マーケティング手法として、メールを活用するのは非常にメジャーな方法であり、その作業を強力にサポートしてくれる機能となっています。

コンテンツ作成機能

リードの獲得や育成、さらにはリードの状況を細かく把握し分析していくためには、豊富な量と高い質を備えたコンテンツが必要不可欠です。MAにはこのコンテンツの作成をサポートしてくれる機能も備わっています。制作会社などを介さず、スピーディーにコンテンツを制作することが可能になります。

CRM・SFAとの連携機能

MAはリードの獲得・育成を得意とするツールですが、その後のステップである営業活動を支援するSFAツールや、顧客のフォローやリピーター獲得を得意とするCRMツールもあります。MAには、こうしたCRMやSFAと連携できる機能があり、顧客の獲得からフォローまでを一気通貫で行うことが可能です。

MAのメリット

次に、MAを導入するメリットについて見ていきましょう。

新規顧客の獲得に効果を発揮

MAはマーケティング活動を強力に支援してくれるツールであるため、新規顧客の獲得に特に効果を発揮してくれます。まったく新しい顧客を獲得することはもちろん、顧客になる可能性があるにも関わらず眠らせてしまっていたリストを復活させ、より多くの受注につなげていくことができます。

効率的な営業活動を実現

MAを活用し、リードの状況を細かく把握することができるようになれば、確度の高いリードに対して集中的にアプローチすることが可能になります。営業活動を効率化させることで、非常に生産性の高いマーケティング組織を作り出すことができるでしょう。

コスト削減による収益の最大化

マーケティング活動にかかるマンパワーを軽減し、さらに営業効率も高めてくれるMAは、企業活動全体のコストを削減し、収益の最大化にも効果を発揮します。軽減されたマンパワーや削減されたコストを元に、新しいチャレンジに乗り出すこともできるかもしれません。

代表的なMA紹介

最後に、さまざまなMAツールのなかで、特におすすめしたいツールを紹介します。

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SATORI

MA 入門

SATORIは、海外製が多いMAツールの中で、日本製という強みを持ったMAツールです。操作や設定に関するマニュアルはもちろん、日本語でのサポートも充実しているため、使用に際して頭を悩ませてしまう心配がありません。またMAツールとしては、特にリードを育てることに重点を置いており、メールマーケティング機能やスコアリング機能の充実度に定評があります。

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b→dash

MA 入門

b→dashは、国産のMAツールで、グッドデザイン賞も獲得した優れたUIや操作性が魅力です。また機能性にも妥協なく、リードの管理からそれぞれに対するアプローチ、コンテンツの制作まで、幅広いマーケティング活動をサポートしてくれます。

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Marketo Engage

MA 入門

アメリカ発のMAツールで、世界中で導入実績を持つのがMarketo Engageです。リードの獲得から育成、受注まで、マーケティング活動のすべてをこれ一台で完結できるという点を強みとしています。海外製のツールではありますが、サポート体制が整っており、日本語で対応してもらえます。

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List Finder

MA 入門

シンプルな設計かつ月3万円台から導入可能など、初めてMAを使用する企業におすすめなのが、List Finderです。BtoB向けのMAツールとしての基本的な機能も揃っており、また手厚いサポート体制も用意してくれているため、安心して導入することが可能です。

MAへの理解を深め、導入を検討しよう

MAを使いこなすことができるようになれば、単にマーケティングに関する作業を効率化するだけでなく、受注確度や営業効率の向上など、企業活動全体にプラスの効果を発揮してくれます。まだMAを導入していなかったり、検討していたりする段階であるならば、ぜひ前向きにMA導入に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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自動車販売・整備工場サイトでSEOを効果的に実施するためのポイント

自動車 SEO

ウェブサイトで成果につなげるには、効果的なSEO(検索エンジン最適化)を行うことが重要です。ここでは、自動車販売・整備工場サイトでSEOを行う際の基本的なポイントから、ウェブを通じた集客方法まで解説していきます。

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自動車業界サイトのSEOのポイント

自動車販売店や整備工場が自社サイトでSEOを行う場合には、どんな点に注意をするのがいいのか、確認していきましょう。

自動車 SEO

自動車販売サイト:「車種×エリア」のキーワード対策

ユーザーが自動車を購入するとき、どんな車種があるかはウェブ検索をしても、実際に購入手続きを行うのは「リアルなやり取り」というケースが大半です。ウェブ検索をして、めぼしい車種が見つかったとしても、店舗の場所が遠ければ、足を運ぶことはほとんどありません。

そのため「車種×エリア」を明確にしてキーワードを対策することが必要です。例えば、「車種 横浜」「中古車 横浜 軽自動車」といったように、キーワードを広げていきましょう。

整備工場サイト:自社サービスに合わせたキーワード対策

自動車の整備工場サイトの場合、自社サービスに紐づいたキーワードが有効です。例えば、車検整備をメインとするのであれば、「車検」「見積もり」「整備保証」「作業工賃」「費用総額」といったキーワード対策を考えるべきです。また、鈑金塗装サービスでの集客を目指すのであれば、「キズ修理」「ヘコミ修理」「保険修理」「交換工賃」「塗装費用」などが想定されます。加えて、車種やメーカー名、パーツの名称にエリアを組み合わせたキーワードを設定しておけば、より高い効果をあげられるでしょう。

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Googleビジネスプロフィールを活用する

Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供するさまざまなサービス(Google検索やGoogleマップなど)に、ローカルビジネス情報を表示して管理できる無料ツールです。社名で検索すれば表示されることに加えて、「軽自動車」や「中古車」といったビッグワードを用いても自動車販売店が並んで表示されます。

上位表示を目指すためには、キーワードを想定した上で、「会社プロフィールを作り込む」「投稿を行う」「画像をアップする」ことが求められます。加えて、来店を促すことができるように「口コミ」を充実させる必要が出てきます。口コミ数が多く、なおかつ評価が高ければ、「安心できる中古車販売店・整備工場」と認知されるでしょう。

画像検索に対応する

ウェブサイトの充実を考えたとき、ユーザーに興味を抱かせたり、ユーザビリティを向上させたりするのに画像で見せると効果的です。単純に見栄えがよくなるだけではなく、画像ファイル名や画像のalt属性の設定などを工夫することによって、SEOという観点からも高い効果を得られる可能性があります。

ちなみに、alt属性とは、画像表示の代替となるテキスト情報のことです。ユーザーだけでなく、検索エンジンも画像を認識する際に使用しています。画像をアップロードする際には、alt属性を必ず設置し、画像ファイル名にも具体的なキーワードを用い、「○○の画像」と“画像”までつけた表記は避けてください。

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自動車販売・整備工場サイトで用意しておきたいコンテンツとは?

自動車販売・整備工場サイトにおいて、どんなコンテンツが用意されていると高い集客効果を見込めるでしょうか。具体的にいくつかのコンテンツ例をご紹介します。

自動車販売サイト:比較検討段階の情報を用意する

高額である自動車を購入する際、ユーザーは時間をかけて比較検討を行います。例えば中古車を販売している場合、「買った後にトラブルが発生しないか?」など、新車以上に慎重な行動をとる傾向がみられます。さまざまな角度から情報を欲していますので、「優良な中古車販売店の選び方」や「中古車を選ぶとき、気をつけるべきポイント」といったコンテンツを用意し、専門家目線でわかりやすく解説すると有効です。

もちろん、コンテンツをただ充実させても、実際の購入につながるかをしっかり考えておく必要があります。リソースがない中で、コンテンツ制作を行う必要があるかどうかは判断が求められることになります。

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整備工場サイト:事例記事を用意する

整備工場サイトの場合、事例記事を掲載することが有効な手段となるでしょう。自動車の修理は、車種だけではなく走行距離やさまざまな条件によって内容が変わることもあるため、自分が保有している自動車に近い事例があると、ユーザー心理として安心感を得られます。数理箇所や料金、修理にかかった日数など、できる限り詳細な情報を掲載することで、ユーザーの共感を生み出してください。

ビジュアル面でアピールしていこう

自動車という商材の特性上、画像や動画などビジュアル面でのアピールを行い、詳細な事例を紹介していきましょう。ウェブ集客をしながら、成果につなげていきましょう。

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印刷業界のサイトでSEOを効果的に実施するポイント

印刷 SEO

インターネットの普及によって印刷の発注・受注がオンラインで行われるようになりました。そのため、自社サイトへの集客が売上向上のカギを握るケースがあります。

今回は、印刷会社のウェブサイトに効果的に集客するためのSEOのポイントを解説していきます。

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印刷会社のサイトがSEOを実施すべき理由とは?

印刷会社がウェブサイトを活用しようとする場合、印刷通販事業はすでに大手企業がシェアを押さえていて、後発のウェブサイトで勝負するのは厳しいと考えられます。印刷通販事業でシェアを広げていけるだけのリソースがあればいいですが、そこまでの体力がない場合、せっかくコストをかけてウェブサイトを立ち上げても失敗に終わる恐れがあります。

それでも印刷会社がウェブサイトを立ち上げ、SEOを実施して集客するメリットはあります。印刷会社がウェブサイトを活用して集客する最大の目的とは、潜在的な新規ユーザーとつながることです。紙の需要は減ってきているとはいえ、同人誌やチラシ、名刺など、紙の印刷物を求める人は数多く存在します。個人が印刷会社を探す場合、インターネットを使うことがほとんどですから、ウェブサイトで集客できれば、営業しにくいBtoC事業を広げていくことができるのです。ユーザーは、紙の印刷物は在庫がなくなれば再印刷をオーダーするので、リピーターが生まれることも期待できるでしょう。

印刷会社サイトのSEOのポイント

SEOの基本施策は、ユーザーが検索しそうなキーワードを想定して、自社サイトのコンテンツにそのキーワードを散りばめておくことです。印刷会社のウェブサイトがSEOを意識する場合、どのようなキーワードを対策するのがいいのかを解説します。

印刷 SEO

指名検索に対応する

まずは、指名検索に対応するようにしてください。指名検索とは、会社名や店名、サイト名そのものをキーワードとして検索すること。ユーザーが印刷会社のウェブサイトにアクセスする場合、検索エンジンで指名検索することは少なくありません。印刷物に自社名がクレジットされていて、印刷のクオリティに魅力を感じたユーザーがクレジットを見て検索する可能性も考えられます。

地域を示すキーワードを意識する

「地域名+印刷」でキーワードを組み合わせて設定しておくことはおすすめです。地域名は駅名や市区町村名レベルまで絞り込んでおくといいでしょう。タウン誌や地域の広報誌、お店やイベントのチラシ・フライヤーなど、地域に根ざした印刷物の需要があり、地域のお客様に支えられている中小規模の印刷会社も少なくないのではないでしょうか。また、同人誌を作っている人なら全国各地、身近なところにいますし、遠方の会社でも「展示会中にチラシが切れてしまい、急遽増刷する必要が出たので、会場近くの印刷会社を探している」といったケースがあります。

鉄板キーワード「印刷物+印刷サイズ」

キーワードを設定する場合、ユーザーはどのようなニーズを抱えているかを想定することが大切です。簡単な印刷ならプリンターで誰でもできてしまう現状を考えると、ユーザーは家庭や一般的なオフィスではできない印刷物をつくりたいというニーズを持って、印刷会社を探すと考えられます。

家庭やオフィスでできない印刷物の代表的な例が、ポスターやチラシなどの大型印刷です。そこで「ポスター 印刷 A2」など、印刷物の種類と印刷サイズを組み合わせてキーワード対策しておくのは、一つの方法になります。

重要キーワード「名刺」「チラシ」「同人誌」

ユーザーの需要が大きい名刺やチラシ、同人誌といった印刷商品名は、キーワード対策しておくといいでしょう。「名刺」「チラシ」「同人誌」と1ワード単位ではなく、「名刺+作成」「チラシ+印刷」など複数を組み合わせて設定するのが基本です。

ほかにも、自社のターゲットとなるユーザー像と自社が提供できるサービスから、ユーザーが検索しそうなキーワードの組み合わせを考えるのはおすすめです。例えば、デザイン力に自信がある場合は、「チラシ 印刷」だけでなく「チラシ デザイン 格安」といった組み合わせがキーワードとして考えられます。

自社商品・サービスに関連するキーワード

チラシや名刺、同人誌など一般的な印刷商品だけでなく、自社が対応できる特殊な印刷商品があれば、できるだけ細かくキーワードに設定しておきましょう。例えば、イベントで使用されるTシャツやスタッフジャンパー、同人誌即売会にて出展サークルが同人誌と一緒に販売するノベルティグッズなど、多様な商品を展開しているなら、それぞれキーワード対策を考えていきましょう。また、商品名だけでなく、「即日印刷」といった自社の強みとなるサービスがあれば、キーワードを意識したページを用意しておくといいでしょう。

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印刷会社のサイトで用意しておきたいコンテンツとは?

印刷会社のサイトで用意しておきたいコンテンツについては、ユーザーにとって有益である必要があります。どのようなコンテンツが必要なのか、確認していきましょう。

デザインテンプレを提供する

名刺印刷やチラシ印刷のサービスを紹介するページで、デザインテンプレを提供することで、ユーザーは手軽に注文でき、リピート率の向上が貢献できます。

デザインテンプレは、バリエーション豊かに作成しておくといいでしょう。名刺印刷であれば業種別におすすめデザインをカテゴライズし、チラシ印刷であればイベントやセール、習い事、求人など目的別にさまざまなデザインを用意しておきましょう。テンプレはウェブ上である程度編集できるようにして、ユーザーが来店することなく発注できるようにすると手軽でリピートしやすいです。

オンライン上で簡単見積もり

Google検索に「印刷」「印刷会社」と入力すると、サジェストワード(検索窓にキーワードを入力すると自動的に表示される検索候補)として「安い」と表示されます。言うまでもなく、ユーザーは希望する印刷に料金がどれくらいかかるかを決め手としていることがわかります。

料金は「○○円〜」というざっくりした表示だけでなく、ユーザーが希望する印刷にかかる料金をウェブ上で把握できるように、見積もりが出せるコンテンツを用意しましょう。用紙サイズ、用紙の銘柄、使用色数、印刷枚数など、フォームに入力して簡単に料金と納品日を出せるようにするとユーザーフレンドリーです。

注文方法を解説して離脱を防ぐ

注文にあたっては、ユーザーが注文作業中に離脱しないように注意したいところです。ユーザーが希望する印刷プランをわかりやすく提示し、注文方法をできるだけ簡略にするのはもちろん、ユーザーが悩むことなく注文を完遂できるように「注文方法ガイド」ページを作成しておきます。

「注文方法ガイド」では、注文完了までの基本的な流れや注文画面の操作方法について、図も交えて説明します。また、リピート注文の場合はどうするかなど、さまざまなケースを想定して説明しておくことも大事。よくある質問をQ&A形式のコンテンツも用意すると親切です。用紙サイズの実寸法や提供している用紙の特性や厚さについても忘れずに説明しましょう。

こだわりの印刷技術が強みになる

ユーザーの中には、印刷のクオリティにこだわる人もいます。例えば、箔押しなどのさまざまな加工ができたりすると、こだわりのある作り手に喜ばれます。自社で対応可能な印刷技術があれば、積極的に紹介しましょう。

印刷会社のサイトでSEOを実施しよう

印刷会社のサイトでは、これまで対面で行われていた接客を「ウェブサイト上で行う」と考えることが、SEOを強化し、ウェブサイトの成功につながるといえます。

また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

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印刷業界のサイトでSEOを効果的に実施するポイント【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

マンション業界のサイトでSEOを効果的に実施するためのポイント

マンション SEO

マンションへの引越しを検討する場合に、多くのユーザーがまず行うのがサイトの検索でしょう。マンションを売る側からすれば、自社サイトで効果的なSEOを打ち出すことで、潜在ユーザーにリーチできることになります。ただし、マンション業界のサイトでSEOを実施するには、いくつかのポイントがあります。

マンション業界のサイトで、どのようなSEOを実施すべきなのかを解説していきます。

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マンション業界サイトのSEOのポイント

マンションサイトのSEO施策について、効果的に行うためのポイントを具体的に解説します。

マンション SEO

キーワードを具体的にする

マンションを探すにあたって、ユーザーの数だけ条件や金額などの要望があります。「どの駅から、どれくらいの距離が理想か?」「マンションの周辺に何があるとよいか?」など人によって希望の条件は異なります。また、予算や家族構成、勤務先へのアクセスなどによっても、答えは変わってきますが、いずれも「要望が具体的である」という点では共通しています。例えば、ペットを飼えるマンションを探していれば「○○駅 マンション ペット可」とキーワード検索をする可能性が高いです。

マンションを探す意欲が高い人ほど「具体的なキーワードで検索を行う」傾向があります。

口語体のキーワードに対応する

マンションサイトのSEOで、陥りがちなのが「不動産の専門用語でSEOを行っている」パターンです。業者間では慣れた言葉でも、大半のユーザーは「ほぼ使うことがない=検索しない」ことに注意が必要です。逆によく検索されるのは「家賃が安い」「住みやすい」など、ユーザーの気持ちが表れたキーワードです。検索キーワードが口語体になりやすいことを、念頭に置いておきましょう。

購入を決断する前のキーワードに対応する

マンションの購入や賃貸を決断する際のキーワードも、押さえるべきです。特に「家賃 内訳」や「分譲価格 比較」など、お金に関連したキーワードがよく挙げられます。マンションの購入にあたっては「この物件に決めて、本当に損をしていないだろうか?」という不安心理が生まれやすいです。購入価格や家賃を詳細に比較するのは、ユーザーの自然な反応といえるでしょう。

位置情報を考慮する

検索表示には、位置情報が活かされることがあります。例えば、渋谷区内で「マンション」というキーワードで検索します。すると渋谷区というキーワードを入れずとも、渋谷区内のマンション情報が上位に表示されることがあるわけです。

マンションサイトのSEOにおいて、位置情報の影響を受けることは考慮すべきポイントです。

マンションサイト業界で意識したいキーワード

マンションサイトで検索されるキーワードの具体例を見ていきましょう。ビッグワードに限らず、さまざまなキーワードで検索されていることを考慮し、対策を打っていく必要があります。

マンション SEO

ビッグワード「新築マンション」「中古マンション」「賃貸」

ビッグワードとは、検索エンジンで多く検索されるキーワードのこと。マンション業界のサイトでいえば、「新築マンション」「中古マンション」「賃貸」などが挙げられます。ビッグワードは、有名ポータルサイトが軒並み上位に表示される傾向にあります。難易度はどうしても高くなりますが、検索上位を獲得できれば、非常に大きなリターンを得られます。

ミドルワード「エリア 新築マンション」「エリア 賃貸」「エリア 中古マンション」

ビッグワードの検索数には及びませんが、スモールワードと呼ばれるほどには検索数は少なくないキーワードを「ミドルワード」と呼びます。ある程度、検索対象を絞り込める複数のキーワードの組み合わせが挙げられ、マンション業界のミドルワードですと、「エリア 新築マンション」「エリア 賃貸」「エリア 中古マンション」といったように、エリアとビッグワードの組み合わせが代表的です。 こちらも有名ポータルサイトが検索上位に表示されていますが、意識しておきたいキーワードになります。

検討段階のキーワード「子育てしやすい」「病院が近い」「買い物しやすい」

マンションの購入や賃貸を検討段階のユーザーを考慮したキーワード設定も有効です。例えば「子育てしやすい」「病院が近い」「買い物しやすい」といったキーワードを通じて住みたいエリアを絞り込む人もいるでしょう。価格相場を見るために「エリア 家賃」「エリア マンション価格」といった検索を行い、候補となるエリアやマンションの目星をつけることも考えられます。

絞り込んだ後のキーワード「固有マンション名」

具体的に買いたい・借りたいマンションが絞られると、キーワード検索の方法も変化します。固有のマンション名をダイレクトに打ち込んだ検索です。具体的かつ新たな情報を知りたいと考えるユーザー心理が、集客につながります。

また、Googleビジネスプロフィールを活用することも有効な手段です。Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップなどに、ローカルビジネス情報を表示して管理できる無料ツール。登録しておけば、固有マンション名による検索の結果に、厚みを持たせることができます。

マンションサイトのSEOで気をつけるべきこと

マンションサイトのSEOを実行するのにあたっては、いくつか注意すべきポイントがあります。より効果的なSEOを行うために、意識しておいてください。

サイトのアクセス数より問合せ数が重要

マンションサイトを立ち上げる目的は、いかに潜在ユーザーからの問合せを増やすかにあります。いくらアクセス数を増やしても、問合せにつながらなければ意味を成しません。極端にいえば、月に10,000件のアクセスがあって1~2件の反響があるよりも、月に100件のアクセスで2~3件の問合せを獲得できれば、マンションサイトとしては成功といえるのです。

仮にビッグワードやミドルワードで検索上位されていなくても、複合的なキーワードでユーザーの目に留まることができれば、問い合せ獲得という目的が達成できるケースがあります。

詳細な情報を提供する

マンション購入・賃貸を考える大半のユーザーは、ひとつのマンションサイトだけを見て判断するのではなく、さまざまなサイトを回って「比較検討するための情報」を集めます。そのため、マンション業界のサイトは、ユーザーの欲求を満たす情報を提示できていなければなりません。ポータルサイトや他社ホームページにはない角度の物件写真かもしれませんし、より詳しく物件にコメントをしたレビューかもしれません。ほかにはない詳細な情報であればあるほど、効果的といえるでしょう。

マンション業界のサイトでSEOを活用しよう

潜在ユーザーにリーチしていくには、「マンションの特徴や強みはどこにあるのか?」「どんなユーザーが主要ターゲットになり、どんなマンション探しをしそうか?」「商圏や競合はどこにあるのか?」などを踏まえ、サイトを構築し、SEOを実施することを検討してもいいでしょう。

また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

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弁護士事務所のサイトでSEOを効果的に実施するためのポイント

弁護士事務所 SEO

ユーザーは法律問題に直面したとき、検索して解決ができないかを探ることが多くあります。

ここでは、弁護士事務所がウェブサイトを活用して集客するために、SEOのポイントについて解説します。

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弁護士事務所のサイトでSEOが必要な理由

弁護士事務所のウェブサイトを開設したからといって、すぐに効率的に集客できるわけではありません。自社サイトを検索サイトでユーザーに見つけてもらう必要があります。そのための施策がSEOです。

法律問題に直面したとき、多くのユーザーはまずネットでの検索を行い、情報を集めようとします。そこで弁護士事務所のサイトでSEOに即した情報発信をしておくことで、法律問題に直面しているユーザーとの接点を生まれる可能性があります。

検索サイトで自社サイトが目立つようにする施策には、SEOだけではなくリスティング広告もあります。リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに連動して掲載される広告です。ウェブサイト側で設定しておいたキーワードでユーザーが検索すると、検索結果ページ内の目立つスペースに表示させることができます。

しかし、弁護士事務所サイトでおすすめしたいのは、リスティング広告よりもSEOです。実は検索ボリュームの多いビッグワードだけでなく、かなり細かいキーワードまでリスティング広告の対象になっており、競合が非常に多いのです。また、広告は広告費を支払い続けなければ消えてしまいますが、SEOは徐々に成果が蓄積され資産となるので、持続可能性に優れています。

弁護士事務所のサイトにおけるSEOのポイント

弁護士事務所サイト、特に後発のサイトがキーワード設定で勝ち抜くのは難しいと言えます。弁護士事務所サイトにおいて、最小限のリソースでSEOの効果を出すにはどうすればいいでしょうか。弁護士事務所サイトのSEOの基本戦略を解説します。

弁護士事務所 SEO

具体的な悩みに対応したキーワードを設定する

多くのユーザーが検索するであろう、「損害賠償請求」「慰謝料」「離婚調停」などのビッグワードの検索結果上位には裁判所や法テラスなどの公的機関や大手弁護士事務所のサイトが目立ちます。「損害賠償請求 埼玉 弁護士」のように、ビッグワードに地域名などを付け加えたロングテールで検索しても競合が非常に多くなっています。

基本的なキーワードを検討しながらも、さらに具体的な悩みに対応したキーワードを設定することをおすすめします。ユーザーは、直面している問題の状況によってさまざまなキーワードを組み合わせて検索しています。例えば相続問題なら「相続 話し合い 拒否」や「相続 親族 嫌がらせ」など、交通事故問題なら「交通事故 相手 ごねる」「交通事故 相手 たちが悪い弁護士」など、かなり細かい状況をイメージさせるキーワードの組み合わせが検索されています。

個別的な状況に応じたキーワードの組み合わせは種類が無数に存在するだけに、ニーズの高い組み合わせに対応するコンテンツを作成できれば、検索結果に上位表示されるチャンスです。また、ユーザーにとって有益なコンテンツであればSNSで拡散されたり、被リンクが増えたりする可能性も期待できるでしょう。キーワードに対して、課題を解決できるコンテンツをサイトで公開していきます。

また、取り扱い事例や相談内容で公開可能な案件があるなら、事例紹介ページのタイトルをキーワードの組み合わせを意識したものにしてみてください。例えば「話し合いを拒否する親族を除いて、遺産相続は可能か?」などとすることで、同様の問題に直面しているユーザーの検索にヒットする可能性が高まります。ただし、ユーザーの視認性を考慮して、タイトルは事務所名を盛り込みつつ、30文字程度に収まるように工夫したいところです。

得意分野に合わせたキーワードを設定する

需要の多い分野のキーワードによるSEOは競合が多いので、弁護士事務所のSEOとしてあまり優先度は高くありません。しかし、もし自社にニッチな分野に高い専門性を持つ弁護士が所属しているなら、その分野においてオンリーワンになれる可能性があります。対応可能なニッチな分野についての相談を求めているユーザーが検索しそうな言葉を想定し、キーワードに設定してみましょう。

ただし、自社がある程度の市場規模が見込める都市部に立地していることや、当該分野がインターネット検索で弁護士を探す傾向が強い一般消費者向けであることなど、採算が取れるかどうかの判断が必要になります。諸条件を鑑みて勝ち筋が見えるようであれば、キーワードによるSEO施策を検討してもいいでしょう。

Googleビジネスプロフィールを活用する

弁護士事務所サイトのSEO施策として、Googleビジネスプロフィールを活用することがあります。弁護士事務所のサービスの提供には、ユーザーに来所してもらう必要があるため、地域密着型ビジネスの側面があります。

Googleビジネスプロフィールは、ローカルビジネスを支援する無料ツールで、Google 検索や Google マップなどにローカルビジネス情報を表示し、管理できます。Googleビジネスプロフィールは検索エンジン上で事務所の看板のように機能し、ウェブサイトに訪問する前の、検索結果ページや地図上でユーザーからの認知が獲得できるメリットがあります。

追加できる情報には画像や動画もあるので、事務所の雰囲気を伝えることができますし、弁護士事務所のなかでもどんな分野に強いのか、詳細なカテゴリを選んで設定できるようになるので、ユーザーとのマッチング精度も高まります。情報を充実させ、ポジティブな口コミを集めることも重要です。

弁護士事務所のサイトで用意しておきたいコンテンツとは?

ここからは、弁護士事務所サイトに不可欠なコンテンツについて確認していきましょう。

FAQコンテンツ

よくある質問をまとめたFAQコンテンツは、法律相談に先立ってユーザーの課題や悩みを解消するのに役立ちます。検索需要の高いキーワードや実際に問い合わせの多い疑問に基づいて、Q&Aを作成することを検討してもいいでしょう。カテゴリページを作成し、借金、消費者問題、労働問題、生活保護、離婚、交通事故被害などニーズの高い分野をカテゴリに分け、それぞれのカテゴリの下によくある質問とその回答を掲載します。

別で記事を作成しているならば、回答を読んでさらに詳しく知りたいというユーザーの行動を促すために、記事リンクを設置してもいいでしょう。さらに、問い合わせ電話番号や相談予約フォームなどへの導線を設けておくことも忘れないようにしてください。

弁護士のプロフィールページ

悩みを抱えたユーザーは問題を個人では抱えきれなくなったとき、弁護士事務所での法律相談に踏み切ります。そのため、ユーザーは初めから不安感を抱えているケースが多いと考えられます。自分の悩みに親身に寄り添い、問題を解決に導いてくれる弁護士かどうか、信頼感や安心感が判断材料になります。

信頼感や安心感を演出する上でも、所属弁護士のプロフィールを充実させましょう。経歴に加え、関わった主な裁判の判例、著書、セミナー・講演歴、受賞歴、専門分野、弁護士としての思いや信念など、人となりがわかるように詳しく記載しましょう。ユーザーが詳細なプロフィールを読み、「この人に依頼したい」と思ったときにすぐにアクションが取れるように、プロフィールページにも問い合わせ電話番号や相談予約フォームなどへの導線を忘れずに設置してください。

お客様の声ページ

既存顧客から寄せられた「お客様の声」は、新規ユーザーにとって自社のサービスやホスピタリティを知ることができるコンテンツです。日頃から顧客満足度調査を行い、ウェブサイトに掲載できる事例を収集しておきましょう。顧客満足度調査は、案件終了時にメールでアンケートへの回答依頼をします。

弁護士事務所サイトは、さまざまな工夫でサイトを充実させよう

弁護士業界では需要のある分野が特定されているので競合が多く、さまざまな工夫をこらしたSEOが必要になります。自社の強みを把握し、立地も活かしつつ、ユーザーのニーズに応えるコンテンツを制作していきましょう。

なお、ナイルでは、ウェブサイトへの集客から法律相談につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。

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ファッション・アパレル業界のオウンドメディアで成果につなげるための方法とは?

オウンドメディア ファッション

ファッション・アパレル業界の企業が、情報発信のためにオウンドメディアを運営するアパレル企業が増加しています。

ここでは、ファッション・アパレル業界の企業がオウンドメディアを立ち上げることで得られるメリットや、成果につなげるための方法を解説します。

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ファッション・アパレル業界におけるオウンドメディア活用のメリット

オウンドメディアを運営することは、成果に結びつくまでに一定の期間を要します。しかし、うまく運営すれば、オウンドメディア活用にはさまざまなメリットが生まれます。ファッション・アパレル業界でオウンドメディアを活用することは、どのようなメリットがあるのか、確認していきましょう。

オウンドメディア ファッション

自社のブランド力を高めることができる

ファッション・アパレル業界の企業がオウンドメディアを運営することで得られるメリットに、ブランディングがあります。有益な情報を記事として発信すれば、定期的にオウンドメディアにユーザーに訪れてもらうことができます。魅力的なオウンドメディアを運営することで、会社自体や自社商品への興味が高まり、ファンが形成されることが期待できます。

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SNSと併せて運営すれば相乗効果が生まれる

オウンドメディアを運営する際、記事を作っていくわけですが、SNSも併用することをおすすめします。せっかく時間をかけて記事を作るわけですから、さまざまな形で活用したいところです。ファッション・アパレル業界の企業が、SNSに加えて、オウンドメディアも併せて運営していれば、それぞれの特徴を活かした情報発信を行い、相乗効果を生み出すことができます。

ファッション・アパレル業界の企業の場合、SNSのなかでも、InstagramやTikTokといった視覚的に訴求するSNSと商品の相性がよい傾向があります。オウンドメディアでの記事の内容をSNS用にして情報発信していきましょう。さらに、SNSからオウンドメディアへの導線を設けることで、ユーザーの流入を図ります。

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ファッション・アパレル業界でオウンドメディア運営を成功に導くポイント

オウンドメディアを制作する上で、業界の特性を考慮する必要があります。ファッション・アパレル業界の企業が、オウンドメディア運営で成功するためのポイントをご紹介します。

ブランドの世界観に基づいてコンテンツ制作する

ファッション・アパレル業界において重要なのは、ブランドが持つ世界観を明確にすることです。ユーザーは自らの価値観に合う、もしくは憧れることができるブランドかどうかを見ています。オウンドメディアもまた、ブランドの世界観に基づいたものになっている必要があります。

ユーザーは「テーラードジャケット」「ワンピース」といったアイテム名や、「コーディネート」「トレンド」といった実用的な情報を求めて検索しています。そのため、ファッション・アパレル業界のオウンドメディアは、ユーザーの課題や悩みを解決する内容が求められていない可能性があります。

そのため、ファッション・アパレル業界の企業が運営するオウンドメディアは、課題解決型のコンテンツよりも、どういったアイテムがあるのか、写真やデザインといったビジュアルを含めたコンテンツで、検索ニーズに応えることが必要です。コンテンツ作りによって、ブランドに共感するファンを増やすことを意識しておきましょう。

ユーザーのニーズに合わせて目的別に制作する

ユーザーにとって有益なコンテンツを制作するには、ニーズに合わせてコンテンツの目的を明確にすることが鉄則です。例えば「トレンチコート コーディネート メンズ」というキーワードで検索した人は「トレンチコートのコーディネートの実例を知りたい」というニーズを持っています。「トレンチコート 1万円以下 メンズ」というキーワードで検索した人は、「なるべく安くトレンチコートを買いたい」というニーズを持っていることがわかります。

安く服を買おうとしている人とコーディネート例を探している人は、いずれも顧客になりえますが、ニーズが異なっています。1つのコンテンツ内で、安く服を買おうとしている人とコーディネート例を探している人両方のニーズを満たそうとするよりも、それぞれの目的に合ったコンテンツを提供するようにしてください。

オウンドメディアではなくECサイトで情報発信する方法も

ファッション・アパレル業界の企業においては、すでにECサイトを運営しているケースは多いでしょう。オウンドメディアを立ち上げるのは難しい状況であれば、すでに運営しているECサイトに読み物などのコンテンツを追加して、オウンドメディア化する方法があります。

オウンドメディア型ECサイトの代表的な成功事例として、大手セレクトショップSHIPSが運営する「SHIPS MAG」が挙げられます。「MAG」とはMagazineの略ですが、その名の通り「SHIPS MAG」は雑誌を意識した構成となっており、商品紹介だけでなく、対談やスタッフインタビュー、連載企画などさまざまなコンテンツが掲載されており、単なる宣伝ではない形で商品の魅力を発信しています。それぞれのページで紹介されている商品にはカートページへのリンクが付されているので、すぐに購入できるようになっています。

質の高いコンテンツはSEOで効果を発揮し、集客に貢献します。コンテンツによって集まったユーザーがそのまま商品を購入する可能性もあり、売り上げの向上も期待できるでしょう。

オウンドメディア運営はユーザーに有益な情報提供を考えるべき

ファッション・アパレル業界の企業が運営するオウンドメディアの成功の秘訣は、単なる宣伝ではなく、ユーザーに有益な情報を提供することです。モノだけでなく、そこにまつわるストーリーも含めて購入するという消費行動が一般的になってきたからこそ、ユーザーの興味と関心を惹きつけるコンテンツを作っていきましょう。

ナイルでは、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

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IT企業のオウンドメディアで成果につなげるための方法とは?

オウンドメディア IT

IT企業において、オウンドメディアを立ち上げて成果につなげるにはどうすればいいのでしょうか。

ここでは、主にBtoBサービスを提供するIT企業のオウンドメディアで成果につなげるための方法について解説していきます。

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IT企業のオウンドメディアのポイント

ここからは、当社のオウンドメディア「ナイルのSEO相談室」を事例として、ユーザー目線に立ったオウンドメディアのポイントを紹介します。

オウンドメディア IT

ブログ記事を充実させてユーザーの課題に寄り添う

ブログ記事を充実させることで、検索やSNSからの流入が期待できます。情報収集の段階で、ユーザーの課題を解決してあげるブログ記事を作成していきましょう。その際、気を付けるべきなのは、自社の商品・サービスに興味を持ってもらえるユーザーとの接点が生まれるように設計すること。そこから、より詳しいホワイトペーパー(資料)を提供してダウンロードしてもらったり、自社への問い合わせをしてもらったりするように、導線を作っておきます。

例えば、弊社のように自社でSEO支援サービスを提供しているとします。そのとき接点を持ちたい対象ユーザーとして、求人サイトを運営しているものの集客の伸び悩みを感じているマーケティング担当者だとします。この担当者が、「求人サイト SEO」という検索行動を行うとして、それに対して、「求人サイト SEO」をキーワードにしたブログ記事を作成しておくのです。求人サイトでSEOを成功させるための考え方やメソッドを提示することで、マーケティング担当者が運営しているサイトの現状や問題点、不足している点を把握でき、さらに具体的な解決策を求めてホワイトペーパーのダウンロードや問い合わせへと進むことも期待できます。

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自社サービスをわかりやすく提示する

自社サービスをわかりやすく紹介したページを用意しておきましょう。ブログ記事で流入ができたとしても、肝心のサービスがどのようなものかがわからないと、さらなる興味につながりません。ブログ記事を読んでいるときでも常にサービスのリンクが見えるように、サイト全ページに共通して表示するように、グローバルナビゲーションにサービス紹介を設置しておいてください。

導入事例をインタビュー形式でコンテンツ化する

ユーザーの立場からすると、「高い技術力があるようにサイトには書いてあるけれど本当?」「導入企業が予算の潤沢そうな大手企業ばかりだなあ。中小企業でも誠実に対応してくれるのかな?」といった不安を抱きやすいものです。ユーザーの不安を解消するためには、クライアント企業の名前を紹介するだけでなく、実際にどんな施策を行ったのか、施策の結果どのような成果が出たのか、実例を示すことが重要です。

「導入事例」ページをつくり、さまざまな規模のクライアントと当社担当者を交えたインタビュー記事を掲載することはおすすめです。クライアントが抱えていた課題に対して、どのような施策を行い、どんな成果が出たのか、依頼して良かった点などもクライアントに語ってもらいます。

ホワイトペーパーを提供してユーザーと接点を持つ

ユーザーはウェブサイト運用について何らかの課題を抱き、解決策を求めて、オウンドメディアに訪問します。課題解決に役立つホワイトペーパーをできるだけ豊富に作成しておき、無償でダウンロードできるようにしましょう。

ユーザーはホワイトペーパーで課題を解消できたり、社内決済に役立てたりするかもしれません。何より、ユーザーはホワイトペーパーを通じて、自社のオープンな姿勢に興味と安心感を持ち、依頼に結びつく可能性もあります。

自社がこれまで培ってきたノウハウやメソッドをある程度ホワイトペーパーで公開しつつ、より個別的・具体的な事柄については相談してもらう導線をつくると効果的です。またダウンロードするために、ユーザーの会社名や部署名、担当者名、メールアドレスなどのユーザー情報の入力を義務づけておくと、ダウンロードしてくれた見込み顧客との継続的な接点を持つことができます。

セミナー開催でユーザーに安心と信頼につなげる

ユーザーの課題解決に役立つセミナーやウェビナーを定期的に開催するのも有効です。セミナーやウェビナーは、講義形式でわかりやすく自社サービスをアピールでき、自社の担当者の顔が見える環境のなかでユーザーとコミュニケーションを取ることができるので、信頼感や安心感につながる点が魅力的です。

コンバージョンポイントまでの導線をわかりやすく引く

オウンドメディアのコンバージョンポイントにつながる導線は、トップページのわかりやすい位置に設置しましょう。また、各カテゴリページやコンテンツページにもコンバージョンポイントへの導線となるバナーなどを設けておき、コンテンツを読んだユーザーがストレスなくホワイトペーパーのダウンロードや問い合わせに移れるようにしてください。

IT企業のオウンドメディアこそわかりやすく、ユーザーの視点に立った構成を

IT企業のオウンドメディアに訪問するユーザーは、現在抱えている課題を確実に解決してくれそうなパートナーを探しています。ユーザーの課題は、ITについての専門知識がないからこそ生じているものです。IT企業のオウンドメディアは、専門知識がない人にもわかりやすいものになっていることが大切です。

ナイルでは、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

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アパレルECサイトでSEOを効果的に実施するためのポイント

アパレル SEO

ECのなかでも最大分野のアパレルでは競争が極めて激しく、集客の要としてSEOに力を入れる必要があります。ここでは、アパレルECサイトの現状を踏まえて、SEOのポイントについて解説します。

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アパレルECサイトは競合が多い

アパレルECサイトのSEOのポイントを解説する前に、アパレルECサイトの現状について整理しておきましょう。

アパレルはECサイトの最大分野なので、多数の競合がひしめき合っています。大手メーカー・ブランドやセレクトショップ、大型のファッションモールサイト、総合通販サイトがあります。

優れたブランドや商品であっても、ECサイトに商品を掲載するだけではユーザーに見つけてもらうのは困難です。アパレルECサイトにおいて集客するためにはマーケティング施策が不可欠。なかでもSEOは、ウェブ広告やインフルエンサーの起用などに比べると比較的に安価で実施できるため、まず取り組みを検討したい施策といえます。

大規模サイトと中小規模サイトのSEO戦略の違い

Googleをはじめとする検索エンジンは、消費者に多様な選択肢を提供しているECサイトを評価していると考えられます。

大手メーカー・ブランド・セレクトショップサイトや大型のファッションモールサイトは豊富な商品点数を持っているため、多様な選択肢の提供という点では圧倒的な優位性がありますので、SEOの基本を実施していくことで、集客につながる可能性が高いといえるでしょう。

中小規模のECサイトの場合、ユーザーのニーズに寄り添ったサイトになっているかどうかという別の評価軸で勝負したいところです。サイトのユーザビリティを高めることをSEOの方針とすることをおすすめします。

アパレルECサイトにおけるSEOのポイント

ここからは、アパレルECサイトにおけるSEOにポイントを紹介していきます。

アパレルECサイトのSEOのポイント

商品ページのタイトルを最適化する

商品ページのタイトルは、SEOに大きく影響します。商品ごとに個別設定して、重複しないように注意しましょう。

titleタグは、テキストの配列も重要です。検索エンジンの検索結果一覧が表示された際、ユーザーがクリックしやすいタイトルテキストの配列を心がけてください。titleタグの例として、「シャツ」や「ボトムス」などの商品ジャンルのキーワードを先頭に、「秋冬新作の予約受付中!」といったユーザーに訴求するキャッチを入れたり、「メンズファッション通販」といった自社ECサイトの簡単な特徴を入れたりするといいでしょう。最後にブランド名を入れる順にするのがおすすめです。

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質の高い商品画像を掲載する

商品画像は、アパレルECサイトにおいて商品をアピールする最も重要な要素です。商品画像のクオリティを高めつつ、1つの商品につき、さまざまな画像を掲載しましょう。

商品のフロント、バック、カラーバリエーションごとの物撮りはもちろん、モデルやスタッフによる着用画像も商品ページに掲載してください。着用画像は、さまざまなアングルや縮尺で撮影し、着用者の身長・体重も記載して、ユーザー自身が着用するイメージを思い描けるよう工夫をこらすと親切です。

商品説明文でユーザーのニーズに応える

商品説明文は、推したいポイントを中心にしながら、ユーザーのニーズに応える内容にしてまとめるといいでしょう。ある商品に対するユーザーのニーズは、Googleのサジェストキーワード(オートコンプリート)からある程度、推測することができます。

例えば、「フェイクレザー」で検索すると、「手入れ」というサジェストキーワードが表示されます。フェイクレザーは経年劣化しやすいので、手入れをして長く着たいというニーズがあると推測できます。そこで、フェイクレザーを使った商品には手入れ方法などをテキストで説明を加えると、ユーザーへの訴求を期待できるでしょう。

商品レビューを充実させる

商品を購入したユーザーによるレビューは、購入に際しての大きな判断材料になります。商品に対して高く評価し、ユーザーにとって参考になる良質なレビューを集めましょう。

実際の購入ユーザーのレビューを集めることが難しければ、着用モデルやスタッフによる感想でも構いません。着用モデルやスタッフにコメントしてもらう場合は、あくまでユーザー目線での使用感や長所を挙げてもらいます。また、着用モデルやスタッフ、購入ユーザーの着用サイズや体型も併記できるようにすると、ユーザーの参考になり親切です。

構造化マークアップを行い、リッチリザルトを追加する

検索結果に商品ページが表示される際に、評価やレビュー件数、価格などのリッチリザルトが表示されているものがあります。リッチリザルトは通常の検索結果より多くの情報をユーザーに伝えることができるので、集客上とても有利です。リッチリザルトを表示するには、構造化マークアップを行う必要があります。

構造化マークアップとは、検索エンジンのクローラー(ロボット)がページ上のテキストやコンテンツの内容をより適切に理解できるように記述する方法のこと。サイトのソースコードにある単語やテキストに特定のHTMLタグを付けることで、さまざまな情報をリッチリザルトとして検索結果に表示させることができます。

構造化マークアップを行い、リッチリザルトを表示しているアパレルECサイトも増えてきていますが、まだ対応していないサイトも少なくありません。まだ構造化マークアップに対応していないのであれば、ぜひリッチリザルトを表示させ、定期的な更新や見直しを行っていきましょう。

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特集ページを強化する

特集ページでは「人気ランキング」や「トレンド感のあるコーディネート提案」といったテーマを企画して、力を入れて販売したい商品を集めて掲載できます。商品一覧ページよりも自由に、企画次第で充実したページをつくることができるので、ユーザーからの注目を得やすく自社サイトへの入り口になる可能性が高いといえます。

アパレルECサイトでは、ユーザーは特集ページを経由して商品ページに移動し、購入に至るケースが多いとされています。特集ページの充実は、大手サイトに比べて商品数が少ない中小規模のサイトでも商品数を増やすことなく実施しやすい施策といえるでしょう。新規の特集ページを増やし、既存ページの内容をブラッシュアップしつつ、トップページや商品一覧にバナーを設置して、特集ページへの導線をつくるとより効果的です。

【ナイル事例】アパレルECサイトでSEOを実施

ナイルがコンサルティングに携わったアパレルECサイトの事例をご紹介します。携わったのは、若い女性向けのアパレル商品を取り扱うECサイトです。

ブランドの認知度は高くないものの、トレンドアイテムの品ぞろえが豊富でリーズナブルなこともあり、一定のユーザーから好評を得ていました。ビッグワードでの検索結果も良好でしたが、クライアントからはSEOによってビッグワード帯の更なる上位表示でサイト流入を向上させたいとの要望をいただきました。

ナイルは、検索流入の見込めるカテゴリページを短期間で改善していく施策を提案し、内部改善を進めていきました。その結果、約5ヵ月で、サイト全体でのセッション数(ユーザーの訪問回数)は46.6%、トランザクション数(商品の購入回数)は44.1%改善。カテゴリページをランディングページとした場合、セッション数は338%、トランザクション数は236%改善しました。

「ページタイトルを個別に設定できない」「カテゴリページにテキストを追加できない」といったシステム上の制約がありましたが、重点を置くべきポイントをしっかりと絞って基礎的な改善を継続すれば収益を上げていくことが可能となるのです。

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アパレルECサイトでSEOの実施しよう

大規模サイトであっても中小規模サイトであっても、アパレルのECサイトではSEO施策を実施することをおすすめします。検索からのユーザーとの接点を持つことで、効率的な購買に繋がる可能性が高いからです。

なお、ナイルでは、各社の課題に対応した施策をご提案し、サポートすることができますので、ぜひ一度、ご相談ください。

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noindexとcanonicalの併用に関して

本日のSEOニュース(2021年11月24日収集分)

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

引き続きコアアップデート展開中ですが、本日は「noindexとcanonicalの併用」に関する考え方など3つのニュースをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

前回のニュース(2021年11月18日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①noindexとcanonicalの併用に関して

記事紹介:When To Use Rel Canonical Or Noindex ...Or Both
(Search Engine Journal)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
まとめると以下のようになります。

前提
noindex…検索結果に表示させないという指示。
canonical…検索結果に表示させるURLの提案(ヒント)。

議論1「重複ページの処理などどちらを使えばいいか?」
検索結果に一切出したくない時はnoindex。
個別のページが表示されてもある程度は構わないが、評価を統合したい時などはcanonical。

議論2「併用できるの?」
併用もできます。
例えば、外部リンクがこのページを指している場合、noindexとrel canonicalの両方を使用することで、このページをインデックスさせたくないが、別のページも指定しているということを把握するのに役立ちます。いくつかのシグナルを転送することができるのです。

上記の「前提」を正しく理解すれば、どういった場面でどちらを使えばいいかわかりやすくなるはずです。

②インデックスしてもらう時代から、インデックスさせる時代へ

記事紹介:Why Getting Indexed by Google is so Difficult
(Moz)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
「インデックスされにくくなった」は今年の下半期のメイントピックの1つですが、実際にインデックスされにくくなるケースが目立ってきました。

検出、クロール、レンダリング、インデックスという検索エンジンのインデックスのプロセスを意識しながら、「検索エンジンがわざわざインデックスするようなページなのか?」ということを自問自答する必要があるように考えられます。

インデックスに課題があるという方は、

  • そもそも検索エンジンがインデックス対象のURLを見つけられているか?(検出)
  • そのページをクロールできるか?意図していないクロールブロックやステータスコードが返却されていないか?(クロール)
  • インデックスしてもしなくてもどちらでもいいようなページにばかりクローラーが訪れていないか?(クロール)
  • 検索エンジンがそのページを、ブラウザで見るように表示できているか?(レンダリング)
  • その上で、そのページがWeb全体でインデックスされるような、何らかの独自の情報などの価値を有しているか?(インデックス、ランキング)

など、フェーズに分けて、問題点を明確にし、対処してみて下さい。

③コアアップデート(November 2021 Core Update)に関するニュースまとめ

お役立ち度:★★★★★

ナイルのひとこと
引き続き展開中のNovember 2021 Core Updateですが、こちらに関するニュースを集めました。

順位変動に関して SEMRUSH-順位変動

SEMRUSH-順位変動
→公開直後の18、19日の変動が一番大きいものの、その後も変動は続き、24日に再度順位変動が大きくなる。

公開に関するニュース
Google Launching November 2021 Broad Core Algorithm Update

Google November 2021 Core Update rolling out today

Google November 2021 Core Update Rolling Out Later Today

コアアップデートの初動考察記事
Google’s November 2021 core update hit fast and hard; here is what the data providers saw
→23日時点でのニュースです。特筆すべきは公開後すぐに大きな変動がはじまり、その後順位変動が落ち着くまでの日にちも少なかった点。変動としても7月のコアアップデートよりも大きい。というトピックです。

Google Core Update November 2021: erste Daten und Analysen
→順位が入れ替わったサイトを比較し、著者情報を明記している点と、冒頭に設置した「最も重要なことの概要」の有無の違いを挙げている。すべてで当てはまらない可能性はあるが、YMYLカテゴリなどではコアアップデート後の施策として参考にできそうです。

最後に

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。

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前回のニュース(2021年11月18日収集分)はこちらから

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コアアップデート実施(November 2021 Core Update)

本日のSEOニュース(2021年11月18日収集分)

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

とうとうやってきましたね。。本日は「コアアップデート」に関するニュースなど3点お届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

前回のニュース(2021年11月11日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①コアアップデート実施のお知らせ(November 2021 Core Update)

お役立ち度:★★★★★

ナイルのひとこと

本日0時58分頃に今年2回目となるコアアップデート、November 2021 Core Updateが公開されました。

スパムアップデートが完了したのが先週の12日で、そこから1週間後の公開となりました。

https://twitter.com/searchliaison/status/1458859471783014404

今年の1回目は6、7月に2段階に分けて行われましたが、今回はそういった告知はされておりません。

いつも通りのアドバイスになってしまいますが、コアアップデートが公開されてから、完了するまでには通常2週間程かかります。

また、その間は順位変動が激しい為、今までの取り組みは大きく変えずに、自然検索流入にどの程度影響があったかを把握することを推奨します。

②コンテンツ数と権威性のヒント

記事紹介:Google: "Hard To Call A Site Authoritative After 30 Articles"

(Search Engine Journal)

お役立ち度:★★★☆☆

ナイルのひとこと

最初に流れを説明しますと、

自分のサイトが30以上の記事を公開しており、リンクを受けていることから権威あるサイトだと信じている質問者が、以前(※最後に公開した新規記事から3ヶ月が経過している)のように素早くインデックスされないことについて質問をしたところ、

「わずか30ページ程度のサイトでは、権威性を確立することは難しく、特にしばらく公開を停止していた場合は、Googleがインデックスを作成することに関して、少し保守的になるのは理解できます」と返答した。

そんな流れになります。

この話から分かる点としては、明確な本数の基準はないものの、権威性の確立には一定以上のコンテンツが必要である点と、インデックスはいつでも同じようにされるわけではなく、更新頻度やコンテンツのWeb全体における重要性のようなものによって、フローが変わるという点です。

多ければいいというものではありませんが、特に運用歴の短いサイトなどでは、多少コンテンツを追加するくらいでは足りないという理解ができればよいかと思います。

③適切に太字を使うことは、検索エンジンがページ内容を理解しやすくなる助けとなる

記事紹介:Google Confirms Again, Bolding Words Does Help With SEO

(Search Engine Roundtable)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと

太字や強調をページの中の非常に重要だと考えられるテキストに使用すると、「検索エンジンはたくさんのテキストの中でも、これはこのページの中で最も重要なポイントの1つである可能性がある」と判断しやすくなるという説明がされました。

すぐにランキングが上がるような話では当然ないですし、検索エンジンではなく読み手を意識して太字は設定するべきですが、全く太字や強調表現を使わないとか、逆にすべて強調するようなことはやめましょう。

最後に

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。

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オウンドメディアの企画書を通すには?社内プレゼンのポイントを解説

オウンドメディア 企画書

オウンドメディアを立ち上げ、運営し、成果を上げていくには、長期的な視点と自社のリソースが必要となります。社内でオウンドメディアの立ち上げをプレゼンするには、しっかりとした企画書を作成する必要があります。

ここでは、オウンドメディアの企画書を社内で通すために必要なポイントを解説します。

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オウンドメディアの企画書の骨子を組み立てよう

オウンドメディアの立ち上げに際して、企画書の骨子を整理していきましょう。オウンドメディアの目的やターゲット、掲載したいコンテンツ、成果の指標などが、企画書の骨子に当たります。

オウンドメディア 企画書

目的を明確にする

オウンドメディアを何のために立ち上げるのか、目的をはっきりさせてください。オウンドメディアの特性は、検索流入を通じた集客、企業側からの情報発信を介したユーザーとのコミュニケーション、自社や商品のブランディングなどに効果がある点です。従来の営業や広告の手法では行き詰まりを感じていたり、自社や商品のブランディングが不十分で潜在顧客も含めたリードの囲い込みができていなかったりといった場合に、オウンドメディア運用は力を発揮します。

ただし、オウンドメディアは広告と異なり、成果が出るまで時間がかかります。継続的な運用が必要なので、オウンドメディアの立ち上げに、社内で難色を示されるケースもあるでしょう。そこで自社の課題を洗い出し、従来の手法では解決できなかった課題に対してオウンドメディアが力を発揮しうることを企画書に盛り込む必要があります。

ターゲットを定める

オウンドメディアの目的とともに、ターゲットについてもはっきり説明しなければなりません。想定するターゲットユーザーに対して有益なコンテンツを発信することが、オウンドメディアの価値を高めます。

ターゲットはより具体的に掘り下げて設定してください。「働く女性全般」など漠然としたターゲット像にすると、ターゲットの抱える課題や悩みも特定しづらく、適切なコンテンツを制作できなくなり、成果も上がりません。

ターゲットとなるユーザー像を決めるには、ペルソナの設定が有効です。ペルソナとは、氏名や年齢、性別、出身地や住所、職業、年収、趣味、家族構成など、ターゲットユーザー像を実在する1人の人物のようにイメージしたものです。設定したペルソナは普段どのような課題や悩みを抱えているでしょうか。想定されるペルソナの課題や悩みに対応するオウンドメディアを企画しましょう。

なお、想像だけでペルソナをつくるのは避けてください。既存顧客にアンケートを取ったり、インタビューを行ったりして客観的なデータを集め、裏付けのあるペルソナ設定をすることをおすすめします。また、顧客との接点が最も多い自社の営業やカスタマーサービス担当者からヒアリングするのもいいでしょう。

コンテンツの方向性を決める

ペルソナを設定したら、ターゲットユーザーのニーズに応えるコンテンツの方向性を検討します。ユーザーは疑問や課題を解決するために、Googleなどの検索エンジンを使って情報を探しています。つまり、ユーザーのニーズは、検索キーワードに現れているのです。自社のオウンドメディアが特定のキーワードで検索上位に表示されるようにSEO(検索エンジン最適化)、すなわちキーワードを選定し、キーワードもとづいたコンテンツ制作が必須となりますので、設定するキーワードも企画書に盛り込んでおきましょう。

オウンドメディアに掲載するコンテンツの種類も考えておきましょう。オウンドメディアの目的とターゲットユーザーのニーズに合わせて、プレスリリースや告知、商品・サービス説明、購入申し込みページ、事例紹介、資料請求、申し込みページなど、ユーザーの訪問から成果に至るまでに必要となるコンテンツをリストアップしておいてください。

成功数値を設定する

オウンドメディアの企画書をつくる上で、目的に対応する成果について具体的に指標を設定しておく必要があります。売上や成約といったオウンドメディアの最終目的であるKGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)に対して、いつまでに何を達成するかという各プロセスで中間的に測定する指標であるKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)を定めます。KPIを四半期、6ヵ月、1年などで区切って設定しておくと、何をすべきかが可視化されて運営しやすくなります。

KPIは、PVやUU、SSなどの数値で設定されることが多いです。

  • PV(ページビュー):ユーザーがページを閲覧した回数
  • UU(ユニークユーザー):ページに訪問したユーザーの数
  • SS(セッション):ユーザーがページに訪問した回数

PVだけではユーザーの人数まではわからないので、UUやSSを併せて確認することで現状を把握できます。なお、UUでは重複するユーザーをカウントしませんが、SSは訪問回数なので、重複するユーザーがカウントされることは把握しておいてください。

また、指名検索数もKPIで用いられやすい指標です。指名検索数とは、社名や店名、サイト名そのものがキーワードとして検索された数のこと。ブランディングがうまくいっていれば社名や店名、サイト名の知名度が上がり、指名検索数が増加していくので、ブランディングの達成度の指標と見なすことができます。

オウンドメディアの目的に合わせて適切なKPIを定めて、KPIを積み上げることでKGIが達成されるように、数値シミュレーションを設計しましょう。

なお、オウンドメディアはすぐに目的を達成できるものではないので、いきなり高いKPIを立ててしまうと失敗しやすいです。例えば1年計画の場合、KPIの数値を12ヵ月で均等に割った数を配分すると、初月の目標としては高すぎることになります。KPIは徐々に右肩上がりに上昇する形で計画することをおすすめします。

オウンドメディアの企画書で決裁者が気にするポイント

上司や決裁者はオウンドメディアの企画書に対して、どのような点を気にするのでしょうか。議論になりやすいポイントをあらかじめ想定しておきましょう。

どんな費用がかかるのか

オウンドメディアの運営には費用がいくらかかるのかは、上司や決裁者が気にするポイントです。オウンドメディアの運用には、以下のような費用が発生します。

  • 戦略設計・マーケティング費
  • デザイン・コーディング費
  • コンテンツ制作費
  • 分析調査費
  • 運用費(レンタルサーバー代、CMS投稿代など)

費用対効果については、現状の広告費やウェブマーケティング予算と比較して提案すると効果的です。オウンドメディアの場合、制作したコンテンツは資産として蓄積されていきます。人気記事は長期間にわたって集客に貢献して、制作費以上のコストパフォーマンスを発揮する可能性があります。コンテンツの持つ可能性もアピールポイントにしましょう。

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どんなチーム体制が必要か

オウンドメディアの立ち上げ・運営にあたっては、チーム体制を整える必要があります。社内の各部署に協力をあおいで人材を活用することも想定されます。社内の理解と協力を得るために、どのような作業が必要なのかを説明しましょう。

オウンドメディアの立ち上げ・運営には、「サイト構築」「コンテンツ制作」「運営」の3つの作業が発生します。それぞれどのような役割でどのような担当者が推進していくのか、明確にします。

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どれぐらいで成果につながるのか

オウンドメディアは広告のような短期的な施策ではなく、中長期で少しずつ成果に近づいていくものです。オウンドメディアは長期的な施策であることは、上司や決裁者にしっかり伝えましょう。

オウンドメディアを活用して、どれくらいの期間で成果につながるのかを提案して、上司や決裁者の理解を取りつけることが非常に重要となります。

オウンドメディア運営の企画書で社内理解を得ていこう

オウンドメディアの企画書を社内に通し、運営を成功に導くには、長期間にわたって運営していくための戦略を最初に確立する必要があります。しっかりとした戦略のもと、社内の理解と協力を得て、継続的な情報発信に必要なリソースを確保していきましょう。

なお、ナイルは、オウンドメディアの企画書をつくる上で必要な戦略設計からお手伝いできます。また、コンテンツ制作のリソースがないお客様には、コンテンツ制作代行のプランもご用意しております。お気軽にご相談ください。

また、ナイルでは、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

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オウンドメディアマーケティングとは?メリットや成果につなげるポイントを解説

オウンドメディア マーケティング

どうすれば、もっと多くのユーザーを集めることができるかは、企業が抱える永遠の課題です。広告を出すにはコストがかかるうえに、SNSなどの浸透により、従来の広告では集客が難しくなってきています。そこで有効な手段となるのが、オウンドメディアをマーケティングに活用することです。

ここでは、オウンドメディアマーケティングを行うメリットや、さまざまな活用条件をご紹介します。

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オウンドメディアマーケティングとは

オウンドメディアマーケティングとは、オウンドメディアを活用したマーケティング手法のこと。オウンドメディアとは、企業が自社で運営・所有する媒体のことをいいます。自社でターゲットとするユーザー層が求める情報をコンテンツ化し、潜在ユーザーを獲得していく、それがオウンドメディアマーケティングです。加えて、膨大な情報サイトがSEOに取り組み、キーワード検索による流入を目指しています。狙ったキーワードに沿ったコンテンツ作成が重要になります。

オウンドメディア マーケティング

オウンドメディアマーケティングで実現できること

オウンドメディアマーケティングを実行することで、どんな効果を上げられるのでしょうか。メリットをいくつか紹介します。

メリット1 購買意欲の高いユーザーとの接点を持てる

オウンドメディアの場合、企画段階から「誰に向けたメディアを作るのか?」というコンセプトを明確することが大切です。潜在ユーザーとの出会いは決して偶然ではなく、明確な戦略にのっとって生み出されるものだからです。ユーザーは、欲しい情報を検索した結果として、オウンドメディアにたどり着きます。商品やサービスを購入する意欲の高いユーザーにリーチできるのは、オウンドメディアマーケティングの強みだといえるでしょう。

メリット2 コストを削減し、売上を伸ばすことができる

オウンドメディアを立ち上げて、自然検索で上位表示されることができれば、ユーザーとの接点を持ち続けることができます。SEOに関する工数こそ必要となりますが、広告費を大幅に削減することにつながるため、長期的に考えると費用対効果が非常に高い施策といえるでしょう。コンテンツも蓄積されていくため、資産を目減りさせることなく、売上向上につなげていくことが可能です。

メリット3 発信する内容をコントロールしやすい

オウンドメディアは自社運営なので、発信する内容をコントロールしやすいという特徴があります。オウンドメディアマーケティングの戦略をしっかり練ることで、自社の商品・サービスに興味があるユーザーと接点を持てる可能性が高いといえるでしょう。

オウンドメディアマーケティングに必要な3つのコト

オウンドメディアマーケティングを実行するのにあたり、何が必要となってくるでしょうか。新たにオウンドメディアを立ち上げる場合であっても、すでに運営をスタートしている場合であっても、重要となるべきポイントに大きな差異はありません。オウンドメディアマーケティングに必要な3つのことを、しっかり押さえていきましょう。

長期的な視野に立って運用する

オウンドメディアは、定期的に良質なコンテンツを発信することで、見込みユーザーとの接点を持ち、コンバージョンにつなげていきます。そのため、広告運用のようにすぐに効果が出るものではなく、長期的な視野に立って運用していかなければなりません。

直接的に商品やサービスの情報を発信して訴求するのではなく、周辺情報をコンテンツ化して発信し、徐々にエンゲージメントを高めていくという「地道な試み」を心がけてください。短期的な成果だけにとらわれていると、オウンドメディアマーケティングは成果に結びつくのが難しくなります。

継続的にコンテンツを制作する

長期的な視野を持って地道にオウンドメディアを運営するにあたって、最も重要となるのが「継続的にコンテンツを作り続ける」ことです。ある程度、コンテンツが蓄積されれば、しっかり効果測定を行い、コンテンツの制作方針やターゲットに関してブラッシュアップを図りましょう。

地道に更新を続ければ、新しい企画を常に生み出すだけではなく、アクセスがよい過去記事をリライトして前とは違う記事に見せるなど、コンテンツの蓄積を生かした運用が可能になります。

ユーザー層に合わせて施策を実施する

コンバージョンにつなげるにあたって、フェーズに分けた施策の実施が必要です。

  • SEOコンテンツを通じて潜在ユーザーにリーチする
  • より興味や関心を惹くコンテンツや資料を提示する
  • 自社の商品・サービスについて、詳細ページやよくある質問を提示する

といったように、ユーザーの状況に合わせたコンテンツを提供していきましょう。

オウンドメディアマーケティングの戦略を立てて実施しよう

オウンドメディアマーケティングのイメージできたとしても、実際にやってみなければ、ただの絵に描いた餅となってしまいます。しっかりと戦略を立てて、オウンドメディアマーケティングを実施していきましょう。

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  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

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オウンドメディアでSNSを活用するには?集客のためにそれぞれの特徴を紹介

オウンドメディア SNS

オウンドメディアまでユーザーを導くためにSEOは不可欠ですが、集客のために活用しておきたいのがSNSです。

ここでは、SNSを使ったオウンドメディアへの集客について解説していきます。

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オウンドメディアとSNS、それぞれの特徴は?

まずはオウンドメディアとSNSについて、確認しておきましょう。オウンドメディアは、企業がコントロールしやすいメディアですが、単体では拡散力に優れているわけではありません。

SNSとは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称で、FacebookやInstagram、Twitterなどがよく知られています。ユーザー側から情報が発信され、非常に拡散力に優れたメディアです。オウンドメディアとSNSを併用して、うまく活用すれば、強力なPR効果につながります。

オウンドメディアにおけるSNSの活用ポイント

オウンドメディアへの集客にSNSを活用する際には、いくつかのポイントがあります。SNSの注意点を踏まえて、SNSを活用するためのポイントを確認していきましょう。

オウンドメディア SNS

運用体制を整える

SNSを継続的に投稿していくのには、人的リソースがかかります。単にコンテンツを投稿するだけではなく、内容をチェックしたり、何かあった時には迅速な対応をとったり、やるべき業務は決して少なくありません。

また、成果につなげるには的確な効果検証が不可欠です。定量的に測れる指標はモニタリングしなければなりませんし、社内で「投稿→チェック→モニタリング」を無理なくできるように、運用体制を築く必要があります。

運用方針に沿って進めていく

SNSでは投稿頻度が重要となりますが、闇雲に投稿を繰り返すのではなく、目的やターゲットを決めたうえで、コンセプトに沿った運用が必要です。内容に統一性がなく、バラバラなテーマの投稿になっていては、ユーザーの心をつかむことができません。

また「認知度アップが目的なのに、集客を図る投稿しかしていない」など、目的と投稿内容のミスマッチも避けたいところ。一貫性のある運用を行うようにしましょう。

コミュニケーションに細心の注意をはらう

拡散力に優れたSNSですが、外部に広がっていくのはポジティブなものばかりではありません。不用意な投稿をすることによって、瞬く間にブランド力を損ない、評判を落としてしまう危険性もはらんでいます。仮に投稿を削除しても、スクリーンショットなどでデータは残ってしまいます。ユーザーとの距離も近いがゆえに、言葉遣いなどにも注意をはらい、発信内容のチェックは怠らないようにしましょう。

SNSをオウンドメディアへの集客にどう活かすか?

SNSによるオウンドメディア集客を行う場合、SNSの特性をしっかり把握する必要があります。オウンドメディアの運用方針にマッチしたSNSを選択すべきです。

主要なSNSの特性について紹介していきますので、参考にしてみてください。

Facebook:ビジネスパーソンにリーチしやすい

Facebookの特徴は、実名登録を原則としている点にあります。日本ではほかのSNSと比較してユーザーの年齢層が高いことも特徴で、30~50代の利用が多く、10代の利用率が低くなっています。実名の信頼性も相まって、ビジネスパーソンにリーチしやすく、いわゆる「炎上しづらい」SNSといえるでしょう。

企業がFacebookアカウントを取得していることが多く、プレスリリースをはじめ、フォーマルな情報発信や企業広報に活用される場面も多くみられます。

Twitter:拡散力に優れている

Twitterは、記事のシェア機能である「リツイート」が備わっており、即時性が非常に高く、拡散力は他のSNSと比較しても大きいといえます。ハッシュタグ機能により、自分の投稿が何に関する内容なのかをアピールしやすく、気軽に意見や好みを主張することも可能です。ユーザー層も10~40代が中心と幅広くなっています。

拡散力が高いということは、ネガティブな情報が広まりやすく、「炎上しやすい」SNSであることには注意が必要です。

Instagram:ビジュアルに訴えることができる

画像を共有することを主眼に置いたSNSがInstagramです。「インスタ映え」という言葉に象徴されるようにビジュアル意識の高いユーザーから支持を集めています。もともと若年層、特に10~30代の女性利用率が高いSNSでしたが、近年では40代以上にも浸透し、男性の利用率も増加傾向にあります。

また、投稿画像にタグをつけられる機能により、例えば紹介した商品をそのまま購入ページへ誘導することも可能です。見た目を重視した飲食やファッション、住宅リフォーム業界などの情報発信に適していますし、インフルエンサーを活用したマーケティングも実施しやすいSNSです。

自社のSNSアカウントを育てよう

SNSの特性をしっかり理解して、的確に運用すれば、オウンドメディアの集客につなげることができます。「どの時間帯に投稿するか?」「どれくらいの頻度で投稿するか?」を意識すると、より良いユーザーアクションを促すことが可能です。試行錯誤しながら、自社のSNSアカウントを育てていってください。

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チャットボットの効果とは?導入後の検証方法についても解説

チャットボット 効果

問い合わせに対し自動で返信してくれるチャットボット。自社にマッチしたチャットボットを導入することで、どのような効果があるのでしょうか。

ここでは、チャットボットの効果や導入後の検証方法について解説します。

チャットボット導入の効果・メリットとは?

チャットボット導入にはさまざまな効果・メリットがあります。どういった効果やメリットがあるのか大きく分けて4つご紹介します

チャットボット 効果

24時間365日即時対応してくれる

チャットボットなら24時間365日対応が可能なため、人件費を削減すると同時に、顧客満足度のアップも期待できます。

有人カスタマーサポートのみだと、24時間365日対応するのは難しく、休日や深夜は営業時間外になっている企業もあり、スタッフを雇う場合はコストがかかってしまいます。

コンバージョン率が向上する

チャットボットは、問い合わせだけではなく、ECサイトや予約サイトにおけるウェブマーケティングのサポートツールとしても活躍しています。顧客との円滑なコミュニケーションを増やしていくことで、コンバージョン率(CVR)の向上が期待できます。

顧客エンゲージメントが向上する

チャットボットはユーザーとのやり取りを代替してくれるため、顧客エンゲージメントが向上する可能性があります。顧客エンゲージメントとは、企業と顧客の間の信頼関係のこと。

「チャットボットキャラクター」と呼ばれるチャットボットに企業のキャラクターを連動させた導入手法もあります。親しみのあるキャラクターを活用することで、顧客へのアプローチに役立ててください。

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チャットボット導入事例

企業や各業界によるチャットボットの導入事例を紹介します。どのような効果が出るのか、参考にしてみてください。

D2Cビジネス

自社のECサイトを通じて、製品を顧客に直接販売するD2Cビジネス(特にアパレルや化粧品など)でもチャットボットが用いられています。チャット型接客とD2Cビジネスは相性がよく、ユーザーの満足度にもつながりやすくなっています。なかには、申し込みフォーム内を会話形式で入力してもらうことで、コンバージョン率がアップするケースもあります。

金融業界

金融とテクノロジーを活かした企業の間でもチャットボットは数多く導入されています。システムが複雑になりやすい金融サービスでも、チャットボットを導入することで問い合わせを自動化でき、人件費削減が期待できるためです。

SaaS業界

SaaS(Software as a Service)と呼ばれる、サイト上で利用できるソフトウェア・ウェブサービスとチャットボットの相性はよく、自然と導入する企業も増えています。サービス導入を検討しているお客様が、事前にチャットボット経由で気軽に質問できることで、商談獲得や契約の成約率アップが期待できます。

自治体

チャットボットを自治体が活用することで、多数の住民への問い合わせに柔軟に対応できるようになります。チャットボットは多言語で対応できるため、日本語を話せない人も安心できるうえに、職員の負担も軽減できます。チャットボットの種類によっては、自治体のアカウントをLINEで「友だち追加」するだけでサービスが利用可能になります。各種証明書発行の案内や、市民への総合窓口などでもチャットボットは広く使われています。

チャットボットの効果検証の方法

チャットボットは導入するだけではなく、導入効果を測定・検証することが重要です。どのような方法で検証していけばいいのか 見ていきましょう。

効果検証の基本的な進め方

効果検証の基本的な進め方は以下の通りです。

  • 検証期間・KPIの指標・測定方法の選定
  • 適切な目標値の設定
  • データの収集・測定
  • チャットボットの導入前後や前回測定分のデータとの比較検証
  • 改善された部分と悪化した部分を特定し、その要因を調べて改善方法を検討

定性的な評価だけでなく、複数の指標で定量的・客観的に測定することがチャットボットの効果検証において重要です。PDCAを回し、改善を繰り返していくことでチャットボットの効果的な運用を実現できるようになります。

チャットボットを効果的に活用しよう

チャットボットの導入にはさまざまなメリットがあり、各業界や自治体などで幅広く利用されています。チャットボットを効果的に活用するには、導入後に継続して効果を測定・検証し改善活動につなげることが重要です。この記事を参考に、チャットボットを効果的に活用するための有効な指標を作成してみてください。

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チャットボットの費用はいくらかかる?相場と内訳を解説

チャットボット 費用

人間に代わり、ユーザーの質問や疑問を解決してくれるチャットボット。問い合わせやカスタマーサービスにかかる負担を軽減してくれるため、さまざまな用途でチャットボットが導入されています。実際にチャットボットを導入する際、どのくらいの費用がかかるのかは気になるところではないでしょうか。

ここでは、チャットボットにかかる費用の相場や内訳を詳しくご紹介します。

チャットボット導入費用の相場とは?

チャットボット導入費用の相場は、求める性能と提供会社によって大きな開きがあります。例えば、格安のチャットボットであれば初期費用0円、月額1万円程度で導入できますが、AI型でカスタマイズ性もあるチャットボットでは初期費用に数百万円、月額100万円程度まで高額になる場合もあります。

チャットボットの費用感を大きく左右する要素は「AI(人工知能)を搭載しているか」「個別のカスタマイズ開発ができるかどうか」の2つと考えるといいでしょう。

・AI(人工知能)を搭載しているか

チャットボットにはAI搭載型と非搭載型があり、AI搭載型のほうが高額になります。また、AI搭載型のなかでも性能に違いがあり、導入費用としての差額につながります。

・個別のカスタマイズ開発ができるかどうか

チャットボットのシステムには、企業に合わせたカスタマイズができるものとできないものがあり、個別のカスタマイズができるほうが高額になります。

チャットボットの費用の内訳は?

チャットボットの導入時にかかる費用の内訳は、大きく分けて下記の4つです。 それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

チャットボット 費用

初期契約費

チャットボットを導入する際には、サービス利用料として初期費用が必要になる場合があります。こちらは初回の1回だけ支払うことになります。チャットボットで設定できる項目が少なかったり、提供会社とのやり取りを必要としなかったりする簡単なシステムの初期費用は数万円程度あるいは無料というケースがあります。本格的なAI搭載型チャットボットの場合、導入後に提供会社とのやり取りが多く発生するため、初期契約費を50~100万円程度で設定しているケースが多いです。

運用費

運用費は、半年契約・1年契約など期間を定めて、固定の金額を支払う方法が一般的です。AI非搭載のシナリオ型は、月額5万円以下のリーズナブルなものもありますが、だいたい月額10~30万円程度が相場です。AI型や、カスタマイズ可能なチャットボットの場合、さらに運用費が高額になるケースもあります。

カスタマーサポート費

カスタマーサポート代がかかるケースがありますので、把握しておきたい項目です。導入したチャットボット内のデザインやシナリオの追加・修正、エラーや不明点があった際の対応などを行ってもらえます。初期費用や月額費用のなかにすでに含まれており、カスタマーサポート自体は無料で実施してくれるベンダーもあるため、導入検討時に必ず確認するようにしましょう。

そのほかの費用

そのほかの費用としては、シナリオ・FAQ作成の代行を依頼する場合に発生する費用が挙げられます。また、ベースの機能だけではなく、オペレーターに対応を引き継ぐための有人切り替え機能などを付加する場合に、カスタマイズ費用が発生することもあります。そのほか、自社だけでは運用リソースが足りない場合に備え、チャットボットの運用コンサルティングサービスをオプションとして提供している企業もあります。

各サービスによってさまざまなオプションが用意されているため、オプション次第で価格は大きく変わってきます。主なオプション機能としては以下の内容が挙げられます。自社に必要な機能は何か、あらかじめ検討しておきましょう。

  • SNS連携機能
  • プッシュ通知機能
  • 無人対応から有人対応への切り替え機能
  • アンケート機能
  • 外部システムとの連携機能(API)

チャットボット導入での費用の考え方

チャットボット導入でどのように費用を考えればいいのでしょうか。

費用をなるべく抑えながら使い勝手を確保したい場合には、基本料金に必要な機能があらかじめ盛り込まれているサービスを選ぶといいでしょう。また、途中から機能を追加したい場合に備えて、サービスが充実しているところを選ぶという選択肢もあります。「自社に必要な機能は何か」「将来的に必要になりそうな機能は何か」を精査することが、チャットボット導入を成功に導く秘訣とも言えます。

チャットボット導入時に気をつけたいポイント

チャットボット導入を成功させるための4つのポイントをご紹介します。

自社の課題に合ったチャットボットを導入する

チャットボットを導入するにあたって必要なのは、課題の整理です。まず自社の課題を整理して、そのうえで課題を解決するための手段としてチャットボットは適切なのか検討する必要があります。

チャットボット導入が自社の課題解決に適切な場合、目的に合ったタイプのチャットボットを導入しましょう。チャットボットによって機能が異なるため、自社に適していないチャットボットを導入してしまうと期待していた効果を得ることが難しくなります。

また、同じタイプのチャットボットでも、AIが搭載されているかどうかや、他のサービスとの連携度合いなどで費用も大きく変わってきます。チャットボットの導入を検討する際には、それぞれのタイプや機能、費用などの多角的な観点から、どのチャットボットが自社に合っているか検討しましょう。

チャットボットの担当範囲を明確にする

チャットボットはまだまだ発展途上なツールです。時代とともにできる範囲や回答精度は向上していますが、まだまだ対応できないことが多いのも事実です。そのため「チャットボットを導入したから問題が即解決した」ということにはなかなかなりません。チャットボットを有効に活用するためにも、どこまでをチャットボットが担当し、どこから人間が担当するのかという線引きの認識をあらかじめ社内で統一しておきましょう。

社内に担当者を設置する

社内でチャットボットの担当者を決めておくことが大切です。チャットボットを提供しているベンダーの多くはカスタマーサポートがあり、そこと社内をつなぐ窓口が必要となります。社内に担当者を配置すると、スピーディな問題解決と改善につながり、チャットボットの効果を発揮しやすい環境を作ることができます。

KPIを自社の課題に合わせて設定する

自社の課題に応じたKPIも設定しましょう。問い合わせ対応が目的であれば「回答率」「回答数」「起動率」などを、CVR向上による売り上げアップが目的であれば「CVR」「CV数」「CPA」などを、自社の課題に合わせて設定していきます。これらの数値を継続的に分析、改善することによって、チャットボットの導入を成功へと導きます。

チャットボットの費用対効果を最大化するには

チャットボットの費用対効果を最大化するには、チャットボットのタイプやプラン、機能を吟味して、自社に本当に最適なチャットボットは何かを見極めることが重要です。自社にマッチしたチャットボットと最適なプランを選んで、効率のいい運用が行えるようにしましょう。

チャットボットの費用はいくらかかる?相場と内訳を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

チャットボットツールとは?どんな特徴があるのか基礎知識を解説

チャットボットツールとは、チャットを通してユーザーの問い合わせに自動で答えるプログラムのこと。ここでは、チャットボットツールの基礎知識や人気の理由、チャットボットツールの種類について、より理解が深まるようにご紹介します。

チャットボットツールとは?

「チャットボット(Chatbot)」とは、会話を意味する「チャット」とロボットを意味する「ボット」を組み合わせた言葉で、自動的に会話を行うプログラムのことを指します。AI(人工知能)と自然言語処理技術の発展により、ウェブサービスにおいてさまざまなチャットボットツールが登場して​​います。通販サイトやスマホのキャリアサイトにアクセスした際に「何かお困りですか?」とチャットボットツールに話しかけられた経験はないでしょうか。

すでに、LINEやFacebook、TwitterといったSNSにもチャットボットツールが取り入れられています。今後さらにさまざまなサービスでチャットボットツールが搭載・利用されるようになるでしょう。

チャットボット ツールとは

チャットボットツールが注目されている背景

チャットボットツールは、大量のデータをインプットできるIT機器の普及や、AIの進化などにより精度が向上し、人の業務の一部を代替できる手段として注目されています。これまでコールセンターなどで人間が担当してきた問い合わせ対応を、チャットボットツールが行うことにより、人的リソースの確保や人件費を抑えることが可能になったのです。また、リモートワークや働き方改革の推進もチャットボットツールの導入が進んだ一因といえるでしょう。

チャットボットツールとAIの関係

チャットボットツールとAIは、混同されがちですが実は別物です。AIは人間のような知的行動を行うソフトウェアで、チャットボットツールに組み込まれていることもあります。対してチャットボットツールは会話形式のインターフェイスです。

チャットボットツールにはAI搭載型とAI非搭載型がある

チャットボットツールには大きく分けて「AI搭載型」と「AI非搭載型」の2種類があります。どういった違いがあるのか見ていきましょう。

AI搭載型チャットボットツールの特徴

AI搭載型のチャットボットツールが得意としていることは、ユーザーからの質問に対して正解となる確率の高い回答を、アルゴリズムによって算出し答えることです。AIが会話の回数を重ねるにつれて、より正確な回答ができるようになります。そのため、AI搭載型チャットボットツールは「複雑なマニュアルの説明」や「時間のかかる問い合わせ対応」「FAQ数の多いサービスへの導入」などに適しています。

AI非搭載型チャットボットツールの特徴

AI非搭載型のチャットボットツールは「ルールベース型」や「シナリオ型」チャットボットツールとも呼ばれています。「何かお困りですか?」といった漠然とした質問ではなく、「スマートフォンの機種変更がしたい」「税金の払い方を知りたい」といった的を絞ったテーマの質問に対して、あらかじめ定められたシナリオ通りにのみ対応できます。こちらはAI搭載型とは違い、単純な回答を継続的に提示することに長けています。

チャットボット ツールとは

AI非搭載型(シナリオ型)の種類

AI非搭載型は「辞書型」「選択肢型」「辞書&選択肢型」の​​3種類に分類されます。それぞれの違いを見ていきましょう。

辞書型

辞書型と呼ばれるチャットボットツールは、運営側があらかじめ登録した単語やテンプレートをもとに会話を行います。メリットは、ユーザーが問いかけた会話に含まれるキーワードと返答が合致することにより、正確な情報収集につなげられる点です。デメリットは、事前に登録済みの単語やテンプレートでの返答しかできない点です。そのため、ユーザーの質問に対してスムーズに回答するには、膨大な数の辞書登録が必要になります。

辞書型は、ECサイトでの注文や配送方法についての問い合わせなど「ユーザーからの問い合わせ内容や、質問に含まれるキーワードが予想可能なサービス」と相性がいいのが特徴です。

選択肢型

選択肢型と呼ばれるチャットボットツールは、運営側があらかじめ「aという選択にはAと返答する」といった形式的なリストを用意し、ユーザーが選択肢を選ぶことで会話が成立します。メリットは、ユーザーが「自ら選択した」という満足感を得られる点です。逆にデメリットは、決まったシナリオでの会話しかできないため、多くのシナリオと選択肢を用意する必要がある点と、シナリオにない質問は人間による対応が必要になる点です。

選択肢型は、銀行や生命保険会社などが例として挙げられます。生年月日・性別などの決まった情報を入力すると、その内容から月額保険料やおすすめ商品を紹介する、といった「入力された顧客の情報から、適したサービスを提案・提供」するのに向いています。

辞書&選択肢型

辞書型と選択肢型を組み合わせたタイプのチャットボットツールもあります。質問内容や項目に応じて、辞書型と選択肢型を使い分けるため、両者のメリット・デメリットをどちらも内包します。使い勝手がよく、現在多くのサービスで利用されています。

チャットボット ツールとは

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チャットボットツールのメリット

チャットボットツールのメリットは大きく分けて「対応時間の短縮」「CVR向上による売上アップ」「回答レベルの均一化」の3つが挙げられます。それぞれの内容を見ていきましょう。

対応時間の短縮

チャットボットツールのメリットに、問い合わせへの対応時間の短縮があります。よくある内容の問い合わせをチャットボットツールで対応することにより、対応時間の短縮や人的リソースの軽減が期待できます。

CVR向上による売上アップ

従来のコールセンターなど人が対応するシステムでは、24時間365日稼働させることはリソース的にも費用的にも難しい面がありました。しかし、チャットボットツールであれば夜間・休日を問わずいつでも回答でき、顧客満足度の向上にも貢献できます。

また、コールセンターなどと比べて気軽に質問できるため、顧客と企業の接点を増加させコンバージョン率の向上も期待できます。

回答レベルの均一化

コールセンターなど人間が対応する場合には、初期教育はもちろん、定期的に教育を行わなければ一定レベルのオペレーターにはなり得ません。しかし、チャットボットツールを導入することで、顧客対応への専門的なスキルが不要となり、すべてのユーザーに均一な対応をすることが可能になります。また、オペレーターへの教育を簡略化できることで、スキルアップに必要な工数・コスト削減も期待できます。

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チャットボットツールを活用しよう

チャットボットツールはこれからさらに精度が上がり、実用化が進んでいくでしょう。ビジネスの可能性を広げるために、まずはチャットボットツールの特徴を押さえておきましょう。

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チャットボットの失敗パターンから学ぶ成功させるコツ

チャットボット 失敗

人の代わりにユーザーと会話をしてくれるチャットボットは、顧客対応や社内サポートなどさまざまなシーンで欠かせない存在となっています。しかし、導入したもののうまく使いこなせず失敗してしまうケースも少なくありません。

ここでは、チャットボット導入でよくある失敗パターンから、チャットボット導入を成功させるポイントまでを紹介していきます。

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チャットボットでよくある失敗パターンとは?

まずは、チャットボットの導入でよくある失敗パターンを見ていきましょう。

チャットボット 失敗

失敗パターン1:あまり利用されていない

チャットボットを導入しても、成果をつなげることができなければ意味がありません。導入したにもかかわらず「利用率が低い」「電話での問い合わせが減らない」という場合には、原因を突き止める必要があります。

よくあるのが、チャットボットを導入したこと自体が、ユーザーに知られていないケースです。このような事態を防ぐためには、マーケティング担当者やサイト担当者との連携が欠かせません。サイト内にポップアップでわかりやすい導線を作るなど、チャットボットの利用率を高めるための施策を考えておきましょう。

失敗パターン2:運用に手が回らない

チャットボットの運用には、メンテナンスが必要不可欠です。特に導入した直後は、内容を充実させ、会話の精度を高めることが求められます。導入後のメンテナンスを怠って、「求めていた返答が得られない」「的を射た返答が来ない」と利用を避けられる事態を防ぐためにも、導入直後にはある程度の工数をチャットボットの運用に割けるよう事前に調整しておきましょう。

ちなみに、チャットボットのシステム自体の保守は、サービス提供会社に任せることも可能です。しかし、運用や会話の精度に関するメンテナンスについては、スピーディーな対応を行うためにも自社に担当者を置いたほうがいいでしょう。

失敗パターン3:適していないチャットボットを導入した

適していないチャットボットを導入してしまったという失敗パターンがあります。

チャットボットは、定型的な質問に対して素早く回答することは得意ですが、個別に調査が必要な質問へ回答するのは苦手です。例えば、家電サイトやスマートフォンのキャリアサイトでの、「家電の使い方」「スマートフォンのプランについて」といった定型の質問には素早く回答できますが、「家電が故障した原因がわからない」「スマートフォンの表示がおかしい」といった個別案件への対応は得意ではありません。ある程度会話を重ねても解決できない場合、人間のオペレーターによる対応が必要になります。

自社でチャットボットを導入する際には、課題がチャットボットで解決できそうかどうかを見極めてから導入を決定することが大事です。

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チャットボットの導入を成功させるために

チャットボット導入での失敗パターンを踏まえて、導入を成功させるためのポイントをご紹介します。

ポイント1:チャットボット導入の目的を明確にする

チャットボットを導入する際には「何のためにチャットボットを導入するのか」を明確にしましょう。自社の課題や問い合わせがチャットボットに適しているのか確認し、その上で「チャットボットの導入が必要である」と判断した場合には、目的に合ったタイプのチャットボットを導入します。

同じタイプのチャットボットでも、AIが搭載されている・いない、他サービスとの連携度合いなどで費用や機能が変わってきます。自社にマッチしたチャットボットはどういったタイプなのか、精査してから導入するようにしましょう。

ポイント2:導入後のメンテナンスを怠らない

チャットボットは運用を開始して終わりではなく、必要に応じて修正対応を行い、回答精度を上げることが大切です。メンテナンスを怠ると、正確な回答を得られない場面が増え、ユーザーの離脱を招いてしまうため、必ず自社内に担当社員を設置し、導入後の定期的なメンテナンスを行いましょう。

ポイント3:チャットボットが不得意な部分を理解してサポートする

チャットボットは、ユーザーからのよくある質問や単純な質問への回答を得意とする一方で、インプットされていない質問には対応できず、回答が間違っていたとしても気付くことができません。そのため、状況や問い合わせの内容によっては有人対応に誘導することが必要です。チャットボットだけで完結させようとせず、人的対応と上手に組み合わせて対応していくようにしましょう。

ポイント4:KPIを自社の課題に合わせて設定する

KPIとは、業務管理評価のための重要な指標です。あらかじめKPIを設定しておくことで、チャットボット導入による変化が明確になり、コンバージョンや売上への貢献度、チャットボットで得られた成果などを的確に報告できるようになります。問い合わせ対応が目的であれば「回答率」「回答数」「起動率」など、CVR向上による売上アップが目的であれば「CVR」「CV数」「CPA」などを、自社の課題に合わせて設定しておきましょう。

これらの数値を継続的に分析・改善することによって、チャットボットの導入が成功につながる可能性が大きく高まります。

適したチャットボットを導入しよう

チャットボットの導入を成功させ、効果的に運用していくためには、失敗の要因を知っておく必要があります。今回紹介した失敗パターンを参考に、自社の課題を明確にし、解決の手段としてチャットボットが適しているのかを判断しましょう。その上で、目的に合致したツールを導入し、定期的なメンテナンスを行うことで、チャットボットの効果的な運用が期待できます。

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オウンドメディアの戦略の立て方は?6つのステップで解説

オウンドメディア 戦略

オウンドメディアを立ち上げたものの、運営に失敗し、成果を上げられず閉鎖に追い込まれる事例は少なくありません。

ここでは、オウンドメディアを適切に運営し、成果を上げるにはどうすればいいのか、その戦略について解説します。

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オウンドメディアをやる前に知っておきたいよくある課題と解決策の無料資料をダウンロードするにはここをクリック

オウンドメディアの正しい戦略を導き出すための考え方

オウンドメディアで成果を上げるためには、戦略を正しく設計する必要があります。ただし、オウンドメディアでできることは多様です。そのため、すべてのオウンドメディアに当てはまるような唯一の戦略もまた存在しません。そこで、自社の課題に合った戦略を導き出すための考え方を紹介します。

オウンドメディア 戦略

オウンドメディアの目的を明確にして成果を定義する

オウンドメディアが失敗に終わる最大の原因は、目的が明確でないこと。目的が定まっていないと、オウンドメディア運営の方向性がブレて迷走し、何をもって成果とするのかさえわからなくなる可能性があります。

オウンドメディア運営の成果は、目的が明確になっているからこそ定義することができます。そして、成果が定義されれば、達成のためには何が必要なのかがわかり、目的達成までのルートを敷くことが可能になるのです。

オウンドメディアの目的は「集客」「ブランディング」「売上」「採用・求人」などがあります。ブランド力を高めるコンテンツを発信しつつ売上を伸ばすなど、1つのオウンドメディアに複数の目的を持たせることも可能です。

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オウンドメディアはフェーズに分けて運営する

オウンドメディアの目的の達成状況を客観的に示してくれる指標は、いくつか存在します。そして、目的によって重視する指標も変わってきます。

目的が集客であればPV・UU・SS、ブランディングであれば指名検索数、売上の向上であればCV率、採用・求人であれば求人へのエントリー数が、指標になるでしょう。

目的が集客の場合について、主な指標を簡単に説明します。

  • PV(ページビュー):ユーザーがウェブページを閲覧した回数
  • UU(ユニークユーザー):ウェブページに訪問したユーザーの数
  • SS(セッション):ユーザーがウェブページに訪問した回数
  • 指名検索数:社名や店名、サイト名そのものがキーワードとして検索された数
  • CV(コンバージョン):「変換」や「転換」といった意味で、ウェブサイトの最終的な成果
  • CV(コンバージョン)率:コンバーションの割合のことで、オウンドメディアに訪問したユーザーのうちコンバージョンした人数の割合
  • 求人エントリー数:採用オウンドメディアの場合の指標で、求人に応募してくれた人の数

以上の指標を意識しながら、オウンドメディアに複数の目的を持たせることもできます。

また、オウンドメディア運営ではフェーズに分けて、指標を変更していくことが必要になってきます。例えば、最初のフェーズでは、コンテンツの定期的な発信を習慣づけることが挙げられるでしょう。社内環境の整備や外部スタッフの選定、スケジュールの設定などを行い、まずは安定したサイト更新を目指します。

「ブランド力を高めながら、売上を伸ばしたい」という目的ならば、第2フェーズとしてPV数・UU数・SS数の追求に移行します。ユーザーの視点に寄り添い、有益なコンテンツ作りに努めてください。PV数・UU数・SS数が増えてきたら、指名検索数も確認してブランディングの達成度をモニターすることが考えられるでしょう。

ブランド力をつけたら第3フェーズに移り、売上の向上を目指します。追求する指標はCV数やCV率になります。コンテンツの質と量をさらに高めて、訪問したユーザーの行動を促すようにしてください。

オウンドメディアに投下するリソースは「選択と集中」を徹底する

オウンドメディアに投じることのできるリソースには限界があります。効果がありそうだからと、無計画に動画やSNSなど、あれこれ施策を打ってしまいがちですが、コストをかけた割には成果が上がらないことはよくあります。

オウンドメディアの運用においては、リソースの選択と集中を徹底して、無理なく無駄なく成果を出すことを意識してください。適切な戦略を立てたら、やるべきことをやるだけでなく、やらないことはやらないと判断することも非常に重要です。

オウンドメディア戦略設計のポイントと6つのステップ

続いて、オウンドメディアの戦略を設計するための6つのステップを解説します。戦略を立てる上でポイントとなるのが、いかにターゲットとするユーザーの立場に寄り添うかということになります。

オウンドメディア 戦略

STEP1 ユーザーニーズを把握する

まずは、ユーザーの考えと市場のトレンドを知ることから始めます。意識調査や顧客満足度調査、インタビューなどを行い、ユーザーと市場の実態を調べましょう。

調査結果から、どのような顕在および潜在ニーズがあるのかを分析してください。既存のデータを活用しながら、戦略に影響を与える可能性のある市場特性や外部要因も把握するようにします。

STEP2 ペルソナを設定する

ターゲットユーザーのニーズや市場の動向がわかったら、ユーザー像をより具体的に掘り下げていきましょう。ターゲットユーザー像を具体的に掘り下げるためには、ペルソナを設定することをおすすめします。

ペルソナとは、氏名や年齢、性別、出身地や住所、職業、年収、趣味、家族構成など、ターゲットユーザー像を実在する1人の人物のようにイメージしたものです。

具体的に設定されたペルソナが抱える課題や悩みを考え、それを解決するようなオウンドメディアを目指してください。

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STEP3 カスタマージャーニーを設定する

ペルソナを設定したら、カスタマージャーニーを設定します。課題を抱えるターゲットユーザーは何を考え、いかに自社のオウンドメディアに出会い、どのような行動を取るでしょうか。カスタマージャーニーとは、ターゲットユーザーが時系列的に体験する思考や感情、行動のプロセスを「旅」とみなしたもの。

ターゲットユーザーの思考・行動プロセスをカスタマージャーニーマップとして可視化しましょう。カスタマージャーニーマップを俯瞰し、いつどんな場面で自社との接点が生まれる可能性があるのかを洗い出します。あくまでターゲットユーザーの思考や行動を客観的に捉えるように努め、自社に都合の良いカスタマージャーニーマップにならないよう注意しましょう。

STEP4 集客チャネルを検討・吟味する

ターゲットユーザーの行動を踏まえて、どのようなチャネルを通じてオウンドメディアに流入してもらうのかを想定します。検索エンジンやSNSといった複数のチャネルのうち何を重視するかで、コンテンツの制作方針も変わるので、しっかりと検討・吟味してください。

例えば、検索エンジンならSEOを重視します。必要になるコンテンツは、ターゲットユーザーが抱える課題に関連するキーワードに基づいたものになります。SNSを重視するのであれば、商品・サービスにマッチしたプラットフォーム選びと、プラットフォームの特性に合わせたコンテンツ作りに力を入れます。

ウェブ広告がオウンドメディアとの接点となる場合もあります。ペルソナやカスタマージャーニーに基づき、ターゲットユーザーの目に触れそうな経路を考えて、リスティング広告やSNS広告を出稿しましょう。

STEP5 コンテンツの制作方針を決める

コンテンツの制作方針を決めます。カスタマージャーニーのどの部分に対応するコンテンツなのか、オウンドメディアの目的達成に必要なのはどのようなコンテンツなのかを明確にして、それぞれ内容を決めて制作に入りましょう。

設定したペルソナやカスタマージャーニー、コンテンツ制作方針は言語化して制作チーム内で共有しておくと、オウンドメディアの方向性が明確になります。オウンドメディアの運営メンバーが共通認識を持って、コンテンツを制作できるようにしてください。

STEP6 KGI・KPIを設定する

オウンドメディアは中長期的に取り組むものですから、方向性や着地点を見失わないために、ゴールや中間目標を設定することが重要です。KGI(重要目標達成指標)やKPI(重要業績評価指標)を設定して、定期的に効果を測定するようにしてください。

  • KGI:オウンドメディアの最終的な目標値。売上数や成約数など
  • KPI:KGI達成のために、いつまでに何を達成するかという各プロセスで中間的に測定する指標。PV数やSS数など

オウンドメディアの目的に合わせて適切なKPIを定めて、KPIを積み上げることでKGIが達成されるように計画を立てましょう。

オウンドメディア運営は腰を据えて取り組む

オウンドメディアが成果を上げるまでには、まとまった期間が必要です。オウンドメディア立ち上げ当初に決めた目的のもと、正しい戦略を設計し、成果を焦ることなく常に現状把握と改善を地道に積み重ねていくことが重要です。

なお、ナイルでは、オウンドメディア全体の戦略設計から対応することができます。また、さまざまなコンテンツを作成して、情報発信していきたいけれど、記事を書くリソースがないお客様に、コンテンツ制作代行のプランをご用意しております。まずはお気軽にご相談ください。

また、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料をご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

オウンドメディアをやる前に知っておきたいよくある課題と解決策の無料資料をダウンロードするにはここをクリック

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