以前、
スマートフォンサイトへの最適化はちょっと待った!
で書いたように
なんでもかんでもPCサイトからスマートフォンサイトへ切り替えれば
コンバージョン率が上がるというわけではない。
というお話はしましたね。
前回の記事でも紹介したこちらのスマホサイトですが、、、
【元のPC版LP⇒スマホサイトへの変更内容】
・元のPC版LPが縦に長かったので、ナビを付けて、欲しい情報をクリックしたら
縦にコンテンツが展開するようにした。
・元のPC版LPが読み込み時間が遅いので、出来るだけ軽くした。
・元のPC版LPがファーストビューのキャッチコピーが長いので、
スマートフォン用に短く必要なものだけにした。
この3つの変更で、
スマートフォン→元のPC版LPにアクセス
スマートフォン→スマホサイトにアクセス
で、テストした結果、
前者と後者ではコンバージョン率に2倍ぐらいの差が付きました。
要するに、元のPC版LPのコンバージョン率がスマホサイトの2倍コンバージョン率が出たということですね。
このテスト結果を受けて次に行ったテスト結果がこちら
今回の変更で元のPC版LPのコンバージョン率を上回る改善ができました。
その内容は、、、
元のPC版LPよりも縦に長くした。
これだけです。
ま、正確にいうと画像などを見やすいように横に並んでいたものを
縦に並べたので自然と元のPC版LPよりも長くなったというのが正解でしょうか。
多くの方の固定概念としてスマートフォンサイトは
短い方がいいんじゃないか?
となんとなーく考えている人も少なくないように思います。
だからボタンを付けてしまうわけですが、
ネット回線の遅いスマホでは、ページを遷移しない縦にスクロールする型の
縦に長いサイトにした方がコンバージョンは上がります。
前回のスマホLPが縦6000px程度だったのが、今回は18000px。(元のPC版LPは15000px程度)
必要な情報をすべて一枚のLPにおさめ
前回作ったスマホサイトの約3倍の長さにしたらCVRが上がった。
スマホサイトと意識して必要な情報を短縮させたり
ページを遷移させるよりも、
必要な情報をしっかり載せて、
一回サイトを開いたら、サブページへ遷移せずにすべての情報が閲覧できる
縦長のスマホサイトは
スマホユーザーの環境や検索シーンを想像するとユーザビリティが良いと思います。
もちろん、まだまだ事例としては多くはないですし
コンテンツにもよりますし、ただ長くすればいいというわけでもないと思いますが、
これ試してみる価値ありですよ。
スマホ最適化で苦戦している方は試してみてください!
それではまた次回!