前回、ランディングページに必ず盛り込む要素で
分かり易さについてお伝えしましたが、あなたは覚えていますか?
前回の内容を読んでいないという方は
こちらからご覧になってくださいね。
さて、前回の記事ですが、
実は
「ちなみに、
このランディングページですが、仕事が落ち着いてきたので
やっと改修というか作り直しに入れるようになったところです。
簡潔さとUSPの両方を両立したランディングページに作り変えるので
出来次第また紹介しますね。」
というメッセージで終わっています。
あの記事から思った以上に時間がかかってしまったのですが、
改善版のランディングページが出来たので
本日は紹介したいと思います。
前回記事にもしたこちらのランディングページですが、
http://ppc-master.jp/lp/work/
問題点は
ランディングページのヘッドコピーから
CVR平均改善率2.12倍や
攻めるべき市場、アクセス心理まで考えて作る。
や、
”クローズドサービス”や”ランディングページの切り口”などの
自社内でしか使わない表現や
その業界にいる人しかわからない表現がたくさんあり
分かり難いというところにありました。
そして、今回は前回のランディングページの課題を考慮して
作ったのがこちら
http://ppc-master.jp/lp/workb/
いかがでしょうか?
今回のランディングページのポイントは2つです。
それは、USPとランディングページの目的を絞る事。
USPはキャッチコピーを見て頂ければ分かると思いますが、
全額返金保障付きのランディングページ制作というところですね。
これはこれをやると決めれば
すぐにランディングページに載せれるとして
今回のポイントはオファーにあります。
前回との決定的な違いは
全額返金保証というところにもありますが、
それ以上に
ランディングページのアクションが、
無料相談からお問合せに変わったところにあります。
要するにランディングページの目的が、
ランディングページ制作をする前提の無料相談から
見積もりが欲しいや、概要を聞きたいなどの問合せを取る事だけに
特化したページになっているのです。
前回のサイトの問題点は、
分かり難い言葉が多用されていましたが、
このようなサービスの場合、
他社との違いを細かく説明すればしようとするほど
専門的になってしまい分かり難くなるという傾向があります。
今回も設計の段階では、価格を載せて全額返金保証の条件などを載せて
無料相談に最後アクションをしようと思っていたのですが、
考えても考えても、表現が難しくなる。
(まぁ現状のページもまだまだ改修が必要で分かり難い表現が残っているのですが)
そこで最終的にたどりついた答えは
「すべてをウェブで説明して、理解してもらうのは難しい」ということ。
サービスの特性や、自社の打ち出しているUSPすべてを
ウェブで説明すると専門的になってしまうサービスというものは必ずあります。
特にこのようにユーザー様自身が選定の基準や
裏側が公開されていないようなサービスなどは、
制作側と閲覧ユーザーの視点や、
価値観、伝わり方が大きく異なるため
ランディングページ一本ですべての価値を
伝えたいように伝えるのが難しいのです。
その結果、ランディングページでは電話でお話しするきっかけだけを
作る事に特化するという選択をしました。
要するに無料相談ではなく、
もっと敷居を下げた問合せを取るためのランディングページに切り替えたのです。
ネット業界に詳しい方が見たら、
「全額返金保証の条件が不明確じゃないか?」
「価格はいくらなのか?」
「どの程度のランディングページなのか?」
など、細かいところが気になるでしょう。
しかし、これをウェブ上に書こうとすると
僕たちが本当に支援したいターゲット層には難しすぎる内容になってしまいます。
さらに、
電話や対面でなくては伝わり難い部分もあるので、
あえて書くべき内容を書かずに問合せしてもらうような
同線にしてあります。
これがどこまで上手くいくか、は実際にリリースしてみないとわかりませんが、
前回のランディングページよりも反応が取りやすいランディングページに
なっている事は間違いないと思います。
このように
何をアクションにするのか?
これを明確にしてからランディングページは設計しないといけません。
オファーが問合せから資料請求に変われば
サービスではなくて、資料の価値を伝えなければなりませんし、
資料請求から商品購入に変えるのであれば
資料の価値ではなくて、商品の魅力を伝えなければなりません。
オファーを何にするか?
によって伝える内容は大きく変わりますし、
それに伴い顧客にメッセージを伝えるというスキルは大きく変わります。
特にBtoBのビジネスの場合は
専門用語がびっしりになってしまいがちなのでオファーを変えてみると
分かりやすいランディングページになるかもしれませんね。
ぜひ確認してみてください!