インバウンドマーケティングは、Webサイトやブログ、ソーシャルメディアで役立つ情報を提供し、自社を見つけてもらい、見込み顧客を獲得・育成して、顧客になってもらうためのマーケティング手法です。
「見つけてもらう」ことから始まるインバウンドマーケティングの一連のプロセスでは、潜在顧客・見込み顧客に役立つコンテンツを提供することが重要になります。
ブログやホワイトペーパーなど「コンテンツ」には様々な種類がありますが、その中でも「事例」はBtoB企業でも取り組みやすく、Webサイトで最もよく閲覧されるコンテンツであるため、コンテンツ強化の第一歩に事例を作成したい!というご相談が増えています。
そこで今回は、事例作成の参考になればと思い、サイト内での事例掲載方法のパターンをご紹介します!
事例掲載の10パターン
1. 導入事例
課題を感じたキッカケから選定プロセス、導入後の成果などをまとめて紹介します。
事例:ケーススタディ – 株式会社ジャストシステム様|TAM
2. お客様インタビュー
選定プロセスや導入後の成果に加え、喜びの声をお客様にインタビューします。
事例:[震災復興支援プロジェクト特別コンテンツ]遠隔授業活用事例 | テレビ会議システムなら日立ハイテクノロジーズ
3. 動画インタビュー
お客様インタビューの様子を動画にします。
事例:ユーザインタビュー|事例紹介|どこでもプロジェクト管理バックログ
4. 社名伏せ事例
具体的な社名を出せない場合、「A社」のように社名を伏せて、プロジェクトの内容を紹介します。
社名が出せない点をカバーするため、解決アプローチを細かく記載したり、価格を記載しましょう。
事例:スーパーマーケット 中国地方 A社様向け導入事例│販売管理システムならテスク
5. 社内事例
上記同様、具体的な社名が出せない場合は自社での導入事例を紹介します。社外の事例よりも詳しく背景や解決策、効果を記載できるはずです。
事例:実践事例 I/O機器のトータル管理でセキュリティとペーパーレス化を推進 | 大塚商会
6. ケーススタディ
製品・サービスを活用した課題解決方法を架空のケーススタディとして記載します。
事例:フェイシャルマスクパックの4方シール包装|株式会社トパック
7. 実績集計
導入事例が多数ある場合、企業規模や業種などの軸で事例を集計します。
事例:導入事例|導入実績グラフ│生産管理システムのMCFrame
8. 数値化
個別の事例ではなく、導入企業数や利用人数を数値で紹介します。
事例:お客様事例 | クラウド型CRM・顧客管理システムSynergy! [シナジー!]
9. ロゴ掲載
ネームバリューがある企業の導入事例が豊富であれば、ロゴを一覧で掲載します。
10. 地域別
全国的にサービスを提供している場合は、地域ごとに導入実績数を掲載します。