オウンドメディアとは、ユーザー接点やブランディングなどを目的に、自社で管理するメディアのこと。
オウンドメディアはしっかり目的を設定して運用すれば、売上貢献にもつながります。そのために、オウンドメディアの概要や作り方、成功パターン、失敗パターンを把握しないといけません。
しかし、オウンドメディアについて把握するのはなかなか難しいと思いますので、ざっくり概要がつかめるように、図解10点だけで解説していきます!
この記事のポイント
- オウンドメディアとは、企業が自社で運営するメディアのこと
- オウンドメディアで有益なコンテンツを提供することでユーザー接点が生まれる
- オウンドメディアを作り方は、まずは目的設定をしっかり行うことが重要
コンテンツ制作やオウンドメディア運用について詳しく知りたい方はこちら
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オウンドメディアのざっくり概要を図解だけで解説しましたが、ここからはそれぞれの項目を、テキストでも補足していきます。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、企業が自社で運営するメディアのこと。広い意味だと、コーポレートサイト、パンフレット、カタログなども含まれます。
オウンドメディアはトリプルメディアのうちの1つ
オウンドメディアはトリプルメディアのうちの1つです。トリプルメディアとは、「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」のことを指し、マーケティング活動でのユーザーへの接触手段を大きく3つに分けたものです。
- オウンドメディア(Owned Media)=自社で管理するメディアのこと 例:Webメディア、コーポレートサイトなど
- アーンドメディア(Earned Media)=個人が発信するメディア 例:Twitter、Instagram、個人ブログなど
- ペイドメディア(Paid Media)=費用を払って出稿するメディア 例:リスティング広告、テレビCMなど
なぜオウンドメディアが必要なの?
情報があふれている中で、従来の広告のように一方的な情報発信では、ユーザーの反応が弱くなっています。商品・サービスの内容を知らせるだけでは、本当に届けたい人に届かない状況があります。
そこで、オウンドメディアに注目が集まりました。オウンドメディアを通して、ユーザーが知りたい有益なコンテンツを提供することで、ユーザー接点が生まれることにつながります。
オウンドメディア 3つのメリット
オウンドメディアには、集客、ブランディング、売上向上の3つのメリットがありますので、それぞれ確認していきましょう。
集客
企業が情報発信することで、幅広いユーザーとの接点が生まれる可能性があります。
ブランディング
質の高いコンテンツを継続して公開すると、「こんなにいいコンテンツを提供してくれるなんて」という印象をユーザーに与えることができます。企業ブランディングにつながる可能性があるでしょう。
売上向上
オウンドメディアの流入から、問い合わせや購入への導線をしっかり設計することで、「そのうち客」を「今すぐ客」にできる可能性があります。
オウンドメディアの作り方・はじめ方
オウンドメディアの作り方・はじめ方を6つのステップで確認してみましょう。
目的設定
「新規顧客の開拓」や「リピーター客の増加」など自社の課題を解決できるものにしましょう。
ペルソナ設定
誰に向けて情報を発信するのか、ペルソナ(ターゲット)を設定します。
カスタマージャーニー設計
顧客の行動や思考、感情といったプロセスを可視化します。
集客チャネル設計
検索エンジンやSNSなど、ターゲットの行動を踏まえて適切なチャネルを選びましょう。
コンセプト設計
自社の強み・弱みなどからコンセプトを設計することで、オウンドメディアの統一感が生まれます。
コンテンツ方針設計
コンテンツの具体的な内容を考えて方針を設計しましょう。
オウンドメディアにおけるコンテンツの作り方
オウンドメディアはコンテンツ力が必要になります。簡単にはなりますが、オウンドメディアにおけるコンテンツの作り方を把握しておきましょう。
1. 企画を立てる
どんな企画にするのか、何を伝えたいのかを明確にします。
2. 執筆する
企画を立てたら、執筆に移ります。専門的なテーマでも、誰もが理解できる内容にすることを意識しましょう。
3. 見せ方を工夫する
読みやすくするため、見せ方を工夫します。写真やイラスト、図版を用いるといいでしょう。
4. 読み直す(推敲、校正、校閲)
執筆して見せ方を工夫したら、原稿の言葉遣いや表現方法など充分に推敲します。
コンテンツは作って終わりはNG!!
各記事の役割を明確にして分析をしながら、次のコンテンツの企画に役立てましょう。
オウンドメディアの成功パターン、失敗パターン
オウンドメディアには、成功パターンと失敗パターンがあります。
成功パターン
- 目的が明確になっている
- 運営体制が整っている
- 社内理解がある
- 短期間で結果を求めない
- コンテンツ制作力がある
- ユーザーメリットを考えている
- ユーザーがたどり着きやすい
失敗パターン
- 目的がよくわからない
- 運営体制が整っていない
- 社内理解がまったくない
- 短期間で結果を求めてしまう
- コンテンツ制作力がない
- ユーザーメリットを考えていない
- ユーザーがたどり着かない
コンテンツ制作やオウンドメディア運用について詳しく知りたい方はこちら
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【図解】オウンドメディアとは?基礎から作り方までわかりやすく解説はナイル株式会社 - ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。