【2021年】MAツール14選!特徴・料金を比較して最適なツールを選ぼう

さまざまなマーケティング施策を自動化できるMAツールは、国内外でさまざまなものが提供されています。ただし、自社の課題や予算に応じて選ばなければ、大きな効果につながらない可能性がありますので注意が必要です。

ここでは、14のMAツールについて、その特徴や選び方のポイントについてご紹介しましょう。この記事を参考に、自社に最適なMAツールを比較検討してみてください。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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MAとはマーケティング施策を自動化・最適化する仕組み

MAとは、マーケティングオートメーションの略で、さまざまなマーケティング施策を自動化・最適化する仕組みのことです。MAツールはその名のとおり、MAを活用できるツールのことを指します。

MAツールの特徴は、見込み顧客のデータにもとづき、最適な施策を効率的に実施できること。具体的には、企業名や役職、行動履歴をデータ化するリード管理機能、リードの受注確度を点数化するスコアリング機能、見込み顧客の状況に応じたメール配信機能などが搭載されています。

従来は、営業が人海戦術で見込み顧客にアプローチしていた施策を、必要なタイミングに必要な情報を的確に届けることができるようになるのです。

MAツールの選び方は?3つのポイントで解説

さまざまな特徴を持ったMAツールが多数提供されているため、選ぶ際には迷ってしまうのではないでしょうか。MAツールをどのように選べばいいのか、3つのポイントをご紹介します。

MAツール 比較

ポイント1 自社の商材に合っているか

自社の商材が、BtoB向けなのかBtoC向けなのかによって、選ぶMAツールが変わってきます。

BtoB向けのMAツールは、見込み顧客の管理件数がBtoC向けに比べて少ない傾向があります。BtoC向けであれば、見込み顧客の管理件数は確認しておく必要があるでしょう。

また、BtoB向けだと、利用に至るまでの期間が長くなるため、メールやSNSなどを通したオンライン施策の機能が充実している傾向があります。さらに、イベントやセミナーといったオフライン施策で収集した見込み顧客の管理機能も搭載されていることが多いです。

どのような目的でMAツールを活用したいかを明確にし、その上で自社の商材に合っているかどうか、MAツールの機能についてチェックしてください。

ポイント2 自社の状況に合っているか

MAツールは、さまざまな機能を備えている「統合型」と、特定の領域で強みがある「特化型」に分かれます。統合型のほうが、1つのツールでさまざまな施策を打つことができるので便利ではあるもの、重視すべきは自社の課題を解決できるかどうかです。

多くのマーケティング施策に対応しているMAツールだとしても、自社の課題を解決する機能がなければ、まったく意味がありません。特化型でマーケティング施策の幅広さがなかったとしても、自社の課題を改善して成長が期待できそうなら選択すべきです。

自社の状況をしっかりと分析して、MAツールに必要な機能が備わっているかどうかを調べておきましょう。

ポイント3 サポート体制が充実しているか

MAツールの導入には、初期設定や新しい運用体制の構築などが必要になります。せっかくMAツールを導入しても、うまく設定できていなかったり、運用が不十分になったりしては、最大限の効果が発揮できなくなってしまいます。

サポート体制が充実したMAツールを選択することで、導入から運用までスムーズに実施することができるでしょう。

MAツール14種類を比較

ここからは、MAツール14種類の特徴を比較します。それぞれどのような特徴があるのか、把握しておきましょう。

Pardot(株式会社セールスフォース・ドットコム)

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アメリカに本社がある株式会社セールスフォース・ドットコムが提供する「Pardot」は、BtoBにおすすめのMAツールです。ウェブサイトやフォームを活用したリード獲得や、費用対効果を計測できるレポート作成などの機能があります。

さらに、「Pardot」と、営業支援のためのCRM・SFAツール「Sales Cloud」と連携することで、リード獲得から営業活動まで一貫して管理することが可能になります。マーケティングと営業をシームレスに連携することで、見込み顧客に対して最適なアプローチができるでしょう。

主な対象 BtoB
サポート体制 電話、メール、訪問による無料サポート
料金 月額:15万円~

Pardot

Marketing hub(HubSpot Japan株式会社)

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HubSpot Japan株式会社が提供する「Marketing hub」は、マーケティング関連のすべてのツールとデータを一元化できる、統合型のMAツールです。メール配信やリード管理、ROI測定まで統合的にマーケティング活動を管理できるのが特徴になります。また、ツール内のフォーマットを活用して、ブログや広告のクリエイティブ作成が可能な点も、おすすめしたいポイントです。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポートと有料のプロフェッショナルサービス
料金 月額:5,4000円~(無料版あり)

Hubspot Marketing hub

Adobe Marketo Engage(アドビ株式会社)

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MAツール「Adobe Marketo Engage」には、リード獲得やモバイルマーケティング、メール配信、デジタル広告など、多岐にわたる機能が搭載されています。

Adobe Marketо Engageは、、顧客一人ひとりが求める情報を最適な形で届けることができます。長期的に顧客と良好な関係を築いていくためのMAツールといえるでしょう。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポートと有償トレーニングコース
料金 データベースサイズにより変動

Marketo Engage

SATORI(SATORI株式会社)

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豊富な実績を誇る国産MAツールが「SATORI」です。匿名状態のリードに対するアプローチやデータ蓄積も可能なので、リードの状態に応じた施策を実施でき、長期的にリードを育成するのに向いています。導入方法は、対象サイトに計測タグを埋め込むだけ。操作画面もシンプルでわかりやすいため、MAツール初心者にもおすすめです。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポートデスクや無料セミナー
料金 月額:14万8,000円~(初期費用:30万円)

SATORI

b→dash(株式会社データX)

MAツール 比較

国産の老舗MAツール「b→dash」は、LINEやSMS、アプリなどと連携してプッシュ型の施策を実施できるのが特徴です。メール配信やデータ統合などにも対応しており、サイトやアプリを訪問したユーザーの属性や行動にもとづいた情報配信が可能。購入後のユーザーとの関係性を向上させるCRM機能もあるため、あらゆるフェーズのリードに最適なアプローチができるでしょう。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポート
料金 要問い合わせ

b→dash

Oracle Marketing(日本オラクル株式会社)

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「Oracle Marketing」は、リードの属性や行動履歴のデータにもとづき、一人ひとりに最適化された情報やコンテンツを発信できるMAツールです。リードの自動スコアリング機能が搭載されているため、営業活動にも活かしやすく、確度の高いアプローチを実現します。また、ユーザーの権限は詳細に設定できますので、商材が多く管理部門が複数に分かれている企業にもおすすめです。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポート
料金 要問い合わせ

Oracle Marketing Cloud

List Finder(株式会社Innovation & Co.)

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国産のMAツール「List Finder」には、メール配信やアクセス解析、スコアリングなど、基本的なMA機能が搭載されています。また、PDFコンテンツの閲覧分析ができるため、PDF資料を多く活用したいという企業にもおすすめです。管理画面の操作性はシンプルでわかりやすく、専任のコンサルタントによるサポートも受けられるため安心です。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポート
料金 月額:3万9,800円~(初期費用:10万円)

List Finder

SHANON MARKETING PLATFORM(株式会社シャノン)

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国産MAツール「SHANON MARKETING PLATFORM」は、イベントやセミナーなどで獲得したアナログな顧客情報を、効率的にデジタル化できることが強みです。イベントやセミナーの申込者に対するアプローチが行えるため、イベント集客や運営管理の効率化を図れます。もちろん、LPやウェブフォームなど、オンラインでのリード獲得施策の機能も搭載されています。

主な対象 BtoB
サポート体制 電話、メール、訪問による無料サポート
料金 月額:15万円~

SHANON MARKETING PLATFORM

Synergy!(シナジーマーケティング株式会社)

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「Synergy!」なら、メール配信やLINE連携、ウェブフォーム作成機能などを活用することで、効果的なMAを実現できます。また、クライアント証明書(デジタル証明書)をインストールしたPCからしかログインできない仕様となっているため、堅牢なセキュリティを求める企業におすすめです。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポートと有料活用支援サービス
料金 月額:1万5,000円~(初期費用:11万8,000円)

Synergy!

Adobe Marketing Cloud(アドビ株式会社)

MAツール 比較

MAツール「Adobe Marketing Cloud」は、デザイン性や拡張性に優れているのが特徴です。メールや動画、広告などを配信でき、リードの属性に応じたレコメンド表示にも対応するなど、幅広い施策で見込み顧客にアプローチすることが可能です。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 要問い合わせ
料金 要問い合わせ

Adobe Marketing Cloud

BowNow(クラウドサーカス株式会社)

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無料で始められるMAツールが「BowNow」です。フリープランはメール配信ができないなど制限が設けられていますが、MAツールの効果を試してみたいという場合におすすめです。有料プランは、必要な機能にだけ課金する形態となっているため、最低限のコストでMAツールを導入することができます。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポート
料金 0円~

BowNow

i:Sales(アイセールス株式会社)

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「i:Sales」は、BtoBの中小企業向けのMAツールです。営業効率化を促進する機能が、多数搭載されています。ツールの使い方はシンプルで、サポート体制も充実しているため、MAツールに不慣れな企業でも、効果的に運用できるでしょう。有料ではありますが、コンサルティングおよびツールの運用代行プランも用意されています。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポートと有料運用代行
料金 月額:1万円~

i:Sales

Kairos3(カイロスマーケティング株式会社)

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従量課金制のMAツール「Kairos3」は、小規模なコストで始めたいという場合におすすめです。簡単にHTMLメールや問い合わせフォームを作成できる機能が搭載されているため、効率的に新しい施策にチャレンジすることができます。また、イベント管理機能では、オフラインで名刺交換したリードを一元管理することが可能です。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料サポートと事例共有セミナー
料金 月額:1万5,000円~(初期費用:1万円)

Kairos3

MAJIN(株式会社ジーニー)

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シンプルな機能設計が魅力の「MAJIN」は、直観的な操作でリードのエンゲージメントを高めることができます。メール、SMS、ポップアップ、プッシュ通知という4チャネルから情報配信が可能なので、リードの状況に応じてアプローチすることが可能です。

主な対象 BtoB、BtoC
サポート体制 無料オンラインサポートと有料コンサルティング
料金 月額:10万円~(初期費用:運用開始までのコンサルティング内容によって異なる)

MAJIN

自社にマッチしたMAツールを比較して導入しよう

MAツールは、それぞれ強みや特徴はさまざまです。MAツールを選定する際には、まず自社の課題や目的、予算などを明確にして、その上で自社に最適なツールを比較するようにしてください。自社のニーズを満たすツールなのか、どんな機能が備わっているのかを精査して見極めることが大切になります。

MAツールを最大限に活用し、見込み顧客との関係性を強化して売上拡大につなげましょう。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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