私たちはみんな同じ経験をしている…
注意深くEメールを書き上げた。一つ一つの文に磨きをかけた。最高の件名のために知恵を働かせた。
安堵のため息と共に送信ボタンを押した。これで完了だ。
しかし、Eメールの統計を見てみると、開封数は期待していたほど良くなく、クリックスルー率はがっかりなことに気が付く。気分は最低だ。
人々にEメールを開いて読んでもらうことは大きな課題のように感じるだろうか?そして、クリックに進むことも?
それは、そこまで難しいことではない。さあ、あなたはこれから、人々に開封され、読まれ、クリックされるEメールを書くことについて最も大切なアドバイスを学ぶのだ。
準備はいいかい?
心から期待されるEメールを作成する方法
簡単な質問:
あなたはどちらのメールを受け取ることを楽しみにするだろう:親友からのメール?大企業からのメール?そして、それら2つのどちらのメールを読みたいと思うだろう?
簡単な選択でしょう?
では、リストにメールを送信する時、あなたはどうするだろうか?膨大な数の顔の見えない群衆に向けているかのように書く?大企業のマーケティング部門と同じように書く?
もし読者にあなたのメールを楽しみにしてもらいたいのなら、もっと友人のように振る舞うことを検討すべきだ。
あなたは、自分の友人を知っているし、好きだし、信頼している・・・そうでしょう?
その会社っぽい感じを抑えて、もっとミニマリストなメールデザインを作るのだ。対話的な礼儀正しい口調で書くのだ。
フレンドリーで心から期待されるEメールのためには、以下の8つの基本ルールに従おう…
- 自分のリストに対して話すのをやめる。自分の購読者に対して話すのをやめる。まるであなたが1人の人だけにメールを送信しているかのように書くのだ。それがあなたのメールを一瞬にしてもっと個人的なものにする。
- 人々の時間を無駄にするのをやめる。本当に価値のあるものや役に立つことがある時にだけメールを送信すること。
- 役に立つこと。あなたが読者から何かを必要としている時にメールを送信しないこと。役に立て。フレンドリーであれ。本当の友達のようになれ。
- 差出人に実際の名前を使用する。自分の名前と評判をさらすのだ。そのほうがより個人的ではないだろうか?
- 信頼できる人になれ。予期すべきことを人々に知らせる。確かに、セールスメッセージはあなたのEメールマーケティングの一部であるべきだ。それは問題ない。ただ、彼らが登録する際にそれに関して明確になるのだ。
- 気味悪くなるな。Eメールは自由にパーソナライズしてもらって構わないが、人の名前を頻繁に繰り返さないこと。コールセンターの脚本のように聞こえる。
- 読者の見方になる。独りじゃないということを人々に気付かせること。あなたが彼らの苦しみを理解しているということを伝えるのだ。彼らに共感し、どうすれば助けることができるのか尋ねるのだ。
- 読んでくれた見返りを与える。人々があなたのEメールを読んで必ず得をするようにすること。どうやって?役に立つアドバイスを共有する。彼らの気分を良くする。彼らをインスパイアする。
Eメールを開封してもらう方法
ほとんどの受信箱は過密状態だ―興味のわかない退屈なEメールでいっぱいだ。
あなたのメールは、あふれ出る騒がしい受信箱の中で簡単にかき消される。そして、Gmailタブが気付かれるのをさらに難しくするのだ。
あなたのメールを開封するように人々を誘惑するような魅力的な目立つ件名をどうやって書けばいいのだろうか?
Eメールの件名は、見出しと同じように、注目を集める必要がある。それに関してはいくつかの秘訣がある:
- いいことを約束する。もし人々が、自分が何を学ぶことになるのかを具体的に知っていれば、もしくは、あなたが彼らをどれくらい幸せにするのか、どれくらいの情報を与えるのか、どれくらい彼らのビジネスのためになるのかを正確に知っていれば、もっと読みたくてしかたがなくなるだろう。
- パワーワードを使用する。感覚的で感情的な言葉は注意を引くし、あなたの件名を混み合った受信箱の中で目立たせる。
- 数字を使用する。 なぜなら、数字は―4や37のように―きょろきょろした目を止める。
- 好奇心をあおる。 場合によっては突拍子もない言葉を使うことを恐れないこと。情報不足でむずむずさせるか、情報不足で期待を裏切るのだ。読者は、もっと知りたいという気持ちになるだろう。
- よくある間違いを指摘する。 バカだと思われたい人はいないからだ。
- 賢くするのをやめる。 シンプルで具体的な件名は、毎回、賢い件名に打ち勝つ。
- 実験。 反逆者となって、何か新しいことを試す。思い切って違うことをする。あなたは、何が機能し何が機能しないかに驚くことになるだろう。
- 達人から学ぶ。 優れたEメールリストに登録し、彼らの件名を分析する。何かを学ぶことは間違いない。
- 意味のない統計を追うことをやめる。最適な件名の長さのようなことだ。平均的な読者というものは存在しない。読者があなたのメールを楽しみに待ち、あなたの名前を認識することによって―たとえ件名が最悪の時でも―メールを開封するように、真のリレーションシップを築くのだ。
興味をそそるEメールを書く方法
そう、あなたは人々に自分のメールを開封してもらった。さて、次は?どうやって彼らの注目を維持するのだろう?どうやってメールの本文を読み続けさせるのだろう?
読者を魅了するメールを書くために、以下の11のアドバイスに従おう:
- 素早く書く。そうすることによってあなたの熱狂とパーソナリティが伝わるからだ。
- 短くまとめる。 厳しくメールを編集する。長くて手に負えないメールは、読者の興味を徹底的に打ちのめす。編集する時に半分にテキストをカットするように頑張ること。
- 質問をする。 読者と顔を合わせて会話をしているところを想像するのだ。そういう状況なら質問をするのではないだろうか?
- 厳密な定型に従わない。詳細な計画の立てられたメールは、すぐに読者を飽きさせる。
- 個人的なタッチを追加する。 あなたは、読者にあなたのことを知ってもらおう、好きになってもらおう、信頼してもらおうとしているのでは?
- 挨拶を機械的にしない。 ‘warm wishes’、‘best regards’、‘greetings from sunny England’など、よりパーソナルな挨拶文を使ってみよう。挨拶を混ぜることで機械っぽさは少なくなり、より個人的になる。
- Youという言葉を使用する。 なぜなら、それが英語で最も説得力のある言葉の1つだからだ。
- ありのままの声を届ける。 Eメールマーケティングについて考えるのをやめる。Eメールは自分の顧客や読者と話す手段だと考えるのだ。
- パーソナリティを追加する。 あなただけが使うことのできる言葉や表現を使うのだ。人間になれ。
- 切れ味が悪くならないようにする。 退屈な文章の明らかな兆候を理解すること。短く、力強い文を書く。要領を得た文にする。そして、高校で習った規則を破るのだ。
- 自己中心的になるのをやめる。 冷酷にならないこと。読者について心から気にかけるのだ。
Eメール内で販売する方法
あなたはただ楽しむためにEメールを書いているわけではない。ビジネスオーナーとして、ビジネスを継続するためには販売しなければならない(好むと好まざるにかかわらず)。
では、悪魔に魂を売らずに販売する最良の方法は何だろうか?
より多くの読者を購入者にコンバートするために以下の9つのアドバイスに従おう:
- 見込み客の準備が整う前に販売しないこと。 まずは友達になって情報の信頼できるソースになるのだ。そうすれば、読者はためらうことなくあなたから購入するだろう。
- メリットを強調する。 製品を販売するな。代わりに、顧客に提供するメリットを販売するのだ。
- 読者が見逃しているものを示す。 大部分の人はリスクを避けたがる。 彼らは、不便、異常、複雑を避けたがる。あなたが提供するもののメリットを、あなたが避ける手助けをする問題に言いかえることを検討しよう。
- 厳密な定型に従わないこと。 定型的なEメールは、機械的に聞こえるし、つまらないからだ。
- 自分の目的に向かって努力する。 セールスメッセージにつながる興味深いストーリーを伝える。
- 明確な期限を提示する。 人々が先延ばしにするのを防ぐため。
- 複数のリンクを挿入する。(同じページへの) 人々がそのリンクをクリックするチャンスを増やすため。
- 非の打ちどころのない明確な行動喚起を入れる。 あなたが次は読者に何をして欲しいと思っているのかを伝え、購入することが彼らにとって得策である理由を思い出させる。
- PSの力を利用する。 人々に期限を思い出させる。もしくは、もしあなたのオファーに応じなければ何を失うことになるのかを繰り返す。
Eメールに関する厳しい現実
全ての人の受信箱があふれかえっている。もっと多くのEメールを受け取りたいと願う人は誰もいない。
あなたは、人々があなたのリストを選択し、あなたのメッセージを喜んで受け取ることを誇りに思うべきだ。それぞれの購読者が、苦労して得た信任投票をあなたに入れたのだ。
しかし、注意しなければならない。決して、誰かの注目を当たり前に思わないことだ。全ての人の時間は貴重なものなのだ。
毎週毎週、あなたは、メール購読者に自分の価値を証明しなければならない。読者の苦しみに共感できるように、読者のことをよく知るのだ。質問をするのだ。助けを申し出るのだ。
1人の親友にメールを送っているかのように書くこと。そうやって、人々はあなたのことを知り、好きになり、信頼するようになるのだ。
あなたがそれら3つのことを獲得した時、あなたがビジネスを推し進め、成長させる能力を獲得したということなのだ。
この記事は、Copybloggerに掲載された「37 Tips for Writing Emails that Get Opened, Read, and Clicked」を翻訳した内容です。