メルマガバックナンバー第2回目、2021年7月29日送信分です。
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こんにちは!ナイルの青木です。
こちらのメールでは、「SEO内製化」に関する質問にお答えしたいと思います。
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■今回のご質問
- オウンドメディア責任者は、どんなスキルが必要ですか?
- 今すぐSEOの内製化は予定していませんが、社内で体制構築の秘訣など知りたいです。
質問1.オウンドメディア責任者は、どんなスキルが必要ですか?
回答:
様々なスキルが要求されますが、確実に必要になるのは「事業貢献に結びつける能力」だと思います。
理由は、オウンドメディア運営の目的は色々とあるものの、ほとんどは「受注貢献」「売上貢献」などの事業への貢献が目的になることが多いからです。
KGI、KPIをしっかりと設計し、その数値の達成のためには、どの程度リソースが必要で、どういったスケジュールで施策を進めればいいのか?
という計画をしっかりと立てられるスキルと言い換えてもいいかもしれませんね。
そのスキルが欠けていると「セッションは増えたけど、売上には貢献しない」という事態に陥りがちです。
また、同じくらい必要な能力が「やらないことを決める能力」です。
オウンドメディアはこだわろうと思うと、本当に無限にこだわれますが、ユーザーのためにならないこだわりや、それを実施しても目標に貢献しないこだわりもあります。
そうした施策の取捨選択をできるスキルも、責任者には求められると思います。
もちろん、コンテンツへのこだわりや情報をどのように届けるかといったスキルも重要ですが、こうしたオウンドメディアの”しんどい部分”を責任者が担保できないと、オウンドメディアは成功しないと私は考えています。
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その他の一般論的な話だと、
- SEOや広告などのデジタルマーケティングの経験
- MAツールの運用経験(これは必要に応じて)
- WordPressなどのCMSの知識
- 最低限のWeb制作の知識(コーディングの内容程度は理解できる)
- 最低限のインフラ理解(自社サイトがどういう仕様でアップされているのか)
- コンテンツ制作経験 などのスキルは普遍的なものとして、あるといいと思います。
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他にもこのあたりの記事が参考になると思います。よろしければ読んでみてください。
質問2.今すぐSEOの内製化は予定していませんが、社内で体制構築の秘訣など知りたいです。
回答:
サイトの規模、タイプによって必要な人数やスキルセットは異なりますので、全てのサイトに当てはまることをお伝えしたいと思います。
秘訣としては「最初からたくさんの人数を揃えない」という点にあるかと思います。
もちろん、本腰を入れてオウンドメディアを運用する場合など、最初から確実に人が必要な場合もありますが、
徐々にSEOに取り組んでいく場合は、「どの程度成果が出るのか?」「どの程度施策を行わないといけないのか?」という点が不明瞭であることが多く、
まず3ヶ月ほど取り組んでみて、「どの程度の成果の見込みがありそうか?」「達成にどの程度人数がいるのか?」を算出しながら、メンバーを揃えるのがおすすめです。
また、成果の見込みがあることが分かったら、社内だけでなく、業務委託などを活用し、リソースを外注するのもオススメです。
社内のメンバーを異動させる場合、それなりの時間がかかりますが、外注であればあっという間です。
そもそも初めてSEOに取り組むという場合は、SEOコンサルを導入し、アドバイスを受けながら内製化を進めるといいと思います。
SEOの取り組みの全体像が見えない中で、体制を構築するのは非常に難しいからです。
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こちらもよろしければ読んでみてください。
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今回の回答は以上です!
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