状況が刻々と変化する大規模な公開イベントでは、情報を最新に保つことが重要です。このガイドでは、ニュース メディアが豊富なデータを盛り込んだ魅力的なエクスペリエンスをユーザーに提供するために使用できるツールをいくつかご紹介します。
ニュース、ブログ、スポーツ記事の AMP ページに Article 構造化データを追加すると、コンテンツを Google の検索結果でさらに際立たせることができます。また、拡張機能を使用することで、記事をトップニュース カルーセル、ホスト カルーセル、映像ニュースに表示させることもできます。記事のマークアップ方法についてご覧ください。Article 構造化データを AMP ページに追加する
リッチリザルト テストツールを使用することで、AMP 記事のマークアップのテストと検証が行えます。リッチリザルト テストツールにページの URL かコード スニペットを入力すると、ページ内の AMP 記事、その他のリッチリザルト タイプ、および AMP 記事のエラーや提案が表示されます。また、テスト履歴の保存とテスト結果の共有も可能です。
また、記事の公開日を指定することをおすすめします。これは公開日情報がユーザーにとって有用とみなされた場合に Google の検索結果に表示されるようにするためです。
ライブ ストリーミング動画コンテンツをマークアップする
イベント中に動画をライブ ストリーミングする場合、BroadcastEvent で動画にマークアップすると、ライブバッジをその動画に付けることができます。
ライブ ストリーミング動画コンテンツがタイミング良くクロールされ、インデックスに登録されるように、Indexing API を使用することを強くおすすめします。サイト所有者は Indexing API を使用することで、ページの追加や削除を Google に直接通知できます。これにより、Google はそのページに対してフレッシュ クロールをスケジュール設定でき、コンテンツ更新時により関連性の高いユーザー トラフィックを獲得できるようになります。ライブ ストリーミング動画など、掲載期限が短いページが多いウェブサイトの場合、Indexing API を使用することで検索結果に表示されるコンテンツを最新の状態に保つことができます。Indexing API のスタートガイドをご覧ください。
AMP ページ向け: キャッシュの更新と AMP コンポーネントの活用
以下の手順を実行することで、新しいニュースが飛び込んできたのと同時に最新の AMP コンテンツを公開できます。
キャッシュを更新する
コンテンツのキャッシュ後、ユーザーが AMP ページをクリックすると、次にアクセスするユーザーに最新のコンテンツを提供するために、Google AMP Cache によって自動的に最新コンテンツがリクエストされます。ただし、元のドメインでコンテンツが更新されたときに強制的にキャッシュされたコンテンツを更新したい場合は、Google AMP Cache に更新リクエストを送信できます。この方法は、ニュース イベントに応じてページを更新したい場合に便利です。
ご質問がある場合は、フォーラムまたは Twitter からお問い合わせください。ニュース関連の AMP コンポーネントを活用する
- <amp-live-list>: 記事にライブ コンテンツを追加し、ソース ドキュメントに基づいてコンテンツを更新できます。バックエンドで追加のサービスを設定することなく、コンテンツの再読み込みを簡単に実現したい場合に最適です。<amp-live-list> の実装方法についてご覧ください。 <amp-script>: AMP ページ内で独自の JavaScript を実行できます。この柔軟性により、パソコン用ページまたは AMP 以外のモバイル用ページで公開しているあらゆるコンテンツを AMP ページで公開できます。<amp-script> は Websocket やインタラクティブ SVG などをサポートしています。これにより、選挙速報マップ、リアルタイム グラフ、投票速報など、さまざまなコンテンツを盛り込んだ魅力的なニュースページを作成できます。また新しい試みとして、AMP チームでは積極的にフィードバックを募集しています。ご紹介した方法がお客様のユースケースで機能しない場合は、こちらまでお知らせください。