b→dash(ビーダッシュ)とは?特徴や機能を解説

国産のデータマーケティングツール「b→dash(ビーダッシュ)」は、マーケティングに関するすべてのデータを一元管理した運用が可能です。

b→dashにはどのような特徴があるのか、機能や使い方と併せて解説します。

b→dash(ビーダッシュ)の特徴

b→dashは、霜降り明星やおぎやはぎといったお笑い芸人がCMに出演して知名度を上げている、国産のデータマーケティングツールです。

株式会社データX(旧:株式会社フロムスクラッチ)が運営しており、データマーケティングツールでは、業界シェアトップクラスを誇ります。直感的に活用しやすいUIのツールなので、マーケティング初心者にもおすすめです。

b→dashにどのような特徴があるのか、3つに絞ってご紹介します。

b→dash(ビーダッシュ)の特徴

1 誰でも直感的に活用できる

b→dashの特徴に、誰でも直感的に操作できるという点があります。操作画面がわかりやすくポップなデザインで、プログラミング作業は必要ありません。直感的に操作ができる理由は、プログラミングを使わずに、データを処理・加工・活用できる「データパレット」という技術が搭載されているから。データパレットは、b→dashのデータアナリストが25万時間以上かけて蓄積したノウハウをもとに構築されており、UIが優れています。

データを扱うときに、プログラミングができる社員やパートナー企業に依頼する必要がなく、マーケティング担当者でも直観的に操作できるため、データ連携から抽出までの工数を大幅に削減することが可能です。複雑なイメージのあるデータマーケティングを気軽に始められるのは、大きなメリットでしょう。

2 すべてのデータを統合できる

b→dashには、CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)という、さまざまな企業が独自に蓄積している顧客データを管理する機能が搭載されています。CDPにより、企業が保有している顧客情報や購買情報、サイトのアクセス履歴、広告関連の情報など、マーケティングに関わるすべてのデータをb→dashに集約することができます。

各種外部ツールのAPI連携にも対応しているため、b→dashのみで施策の実行や分析が完結します。連携の際には、ツールの改修が必要ない点もうれしいポイントです。

3 使いたい機能を自由にカスタマイズできる

b→dashには、デジタルマーケティングに必要な機能が一通り網羅されています。使いたい機能だけを自由にカスタマイズできるので、企業の状況に合わせて最適化して利用することができます。もちろん、必要なタイミングで機能を拡張することも可能です。

b→dash(ビーダッシュ)の主な機能

b→dashは、マーケティングに必要な機能が幅広く備わっています。続いては、b→dashの主な機能についてご紹介しましょう。

b→dash(ビーダッシュ)の主な機能

マーケティングオートメーション機能

ユーザーや見込み顧客の行動履歴に応じ、適切なアプローチができるマーケティングオートメーション(MA)を実施できます。行動データの履歴にもとづいて、適切なタイミングで適切な情報を届けることで、顧客一人ひとりの状況に応じたOne to Oneマーケティングを実現します。

具体的には、メールやLINESMS、アプリのプッシュ通知などを用いて、最適なアプローチをすることで、ユーザーや見込み顧客の購買意欲を高めていきます。

ウェブ接客機能

ウェブ接客とは、サイトに訪問したユーザーの行動履歴を取得し、バナーやクーポンなどのポップアップを表示し、まるで実店舗のようにサイト上で顧客に対して、最適な提案を実現する機能です。

セグメントや表示内容の設定は直感的に行えるため、効果測定しながら最適なウェブ接客へとブラッシュアップしていけるでしょう。

BI機能

b→dashは、BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)としても活用できます。BIとは、企業が保有する膨大なデータを蓄積・分析した上で見える化し、経営戦略の意志決定に活かすこと。b→dashBIは、豊富なテンプレートと直感的なUIで操作できるため、導入したのに活用しきれないという心配がありません。

b→dashが提供するBIの機能は、ウェブアクセス解析、カスタマーポートフォリオ分析、取引実績のある顧客の状況分析、ROAS分析(広告費用対効果分析)、カスタマージャーニー分析、LTV分析(顧客一人あたりの累計購入金額分析)などがあります。

ウェブ広告との連携機能

b→dash上のデータを、ウェブ広告の管理プラットフォームと連携することができます。ウェブ広告の管理プラットフォームに用意されたセグメントでは実現できないきめ細やかな配信が可能となりますので、ウェブ広告の効果を高めることにつながるでしょう。

レコメンド機能

b→dashには、ユーザーの行動履歴をもとに、サイト上に商材レコメンドを表示したり、レコメンドメールを配信したりできるレコメンド機能が備わっています。行動特性や売上金額によるランキングなど、データマーケティングに求められるロジックがb→dashには搭載されているため、効率のいいレコメンドが可能です。

CRM機能

b→dashには、CRM機能も充実しています。CRMとは顧客関係管理のことで、顧客満足度と顧客ロイヤルティを向上させるための機能となります。b→dashにあらゆるデータを蓄積し、分析することで、今までは見えてこなかった顧客のインサイトを発見し、適切なアプローチを実現できるでしょう。

LINEビジネスコネクト、SMS、アプリのプッシュ通知

b→dashは、LINEビジネスコネクトとSMS配信、アプリのプッシュ通知に対応しています。メールではアプローチしづらい層にもさまざまな手段で情報を届けることができるため、施策の幅を広げることができます。

CMS機能

b→dashには、CMS機能が搭載されており、問い合わせフォームや資料請求フォームなどを簡単に作成することができます。CMSで作成したフォーム経由の情報はb→dashに連携されるため、効率的に分析・評価することが可能です。

b→dash(ビーダッシュ)の申込方法・利用料金

b→dashを導入する場合、まずはb→dashのサイトから問い合わせを行う必要があります。その後、b→dashのコンサルタントと打ち合わせを行い、ビジネスプロセスや現状の課題、求める機能などを洗い出します。

その情報をもとに、b→dashでできること・できないことを明確にし、具体的な活用方法をお伝えする流れです。b→dashの導入作業はコンサルタントによるサポートを受けられますので、スムーズに利用を開始することができるでしょう。

なお、b→dashの利用料金は公開されていないため、サイトから問い合わせて確認するようにしてください。

データマーケティング初心者でも活用しやすいb→dash(ビーダッシュ)

b→dashは、直感的に操作できるデータマーケティングツールで、かなり幅広い使い方ができます。プログラミングの知識が必要なく、導入後すぐにデータを蓄積・活用することができるため、データマーケティング初心者でもさまざまな施策を実施することができるでしょう。

データマーケティングにチャレンジしたい、既存のデータマーケティングをさらにレベルアップさせたいという方は、一度b→dashをチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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