日本の首相とは世界最悪の握手をしたのかもしれないが、トランプ大統領は日本ではまだ人気者だ。
3月の終わりから、トランプを描いた派手な一連の広告が、東京の鉄道車両や地下鉄駅に登場した。日本のTwitter広報担当者はTechCrunchに対して、トランプの広告は3月20日月曜日に始まり2週間続く、新しいブランドキャンペーンの一部であると語った。キャンペーンのスローガンは「#あなたの知らない今がある」というもので、おそらくリアルタイムに流れる数百万のツイートの中にその「今」が見つかるという意味だろう。
Twitter Japan, JR東日本の車両でトランプを使った広告をやってる
東京の地下鉄に乗ってるけど、ここではTwitterがドナルド・トランプをアプリの広告に使っても大丈夫なんだよ。
トランプはそのキャンペーンで最も物議を醸すトピックかもしれないが、そのキャンペーンは政治を超えた数多くのトピックを扱っている。他にテーマとして含まれるものには、例えば日本の保育園に関するもの、パパラッチ(文春砲)を面白おかしく扱うもの、高校野球と相撲を取り上げたスポーツもの、卵かけご飯を扱った食品もの、そして当然ながら猫(#猫部)を扱ったものなどだ。
他のTwitter広報担当者は「この広告は日本限定です」と語った。なのでニューヨークやサンフランシスコといったトランプに非友好的な駅で、これらを見ることは期待できない。さらに彼は、Twitterが昨年10月に、米国で別の政治キャンペーンを実施したことを付け加えた。それは両大統領候補の同様に厳しい表情の写真と、難民を乗せたボート、そして国内外の対話の象徴である鉢植えの植物が含んでいた。
当時、Twitterは広告について自身のブログで説明していた。「Twitterは開かれた場所です。あらゆる観点から課題を眺め議論する皆のための場所なのです」。Twitterの国際クリエイティブディレクターは「このキャンペーンは、Twitterで議論されている最も重要な課題を浮き彫りにするものです、それぞれの側を扱い、どちらの側にも与するもののではありません」と書いていた。
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(翻訳:Sako)