デロイトトーマツグループは10月18日、「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2019年 日本テクノロジー Fast 50」の授賞式を開催した。Fast 50は、日本国内のテクノロジー、メディア、通信の各業界の企業を対象にした収益(売上高)に基づく成長率のランキングで、今年で17回目となる。受賞企業は、ステージや規模、上場、非上場などさまざまで過去にFast 50を受賞した企業も対象となる。
昨年の1位は、サブスクリプション型の洋服レンタルサービスを展開するエアークローゼットが受賞。同社は昨年、売上高成長率6048%を達成した。以下、2位はスマートフォン向けアプリを開発するワンダープラネット、3位はCXプラットフォームKARTEの開発するプレイド、4位はインフルエンサーマーケティング事業を運営するBitStar、5位は知能ロボットコントローラの開発などを手がけるMUJINが受賞した。
そして今年の1位に輝いたのは売上高成長率3592.16%を達成したカンム。同社は、本人確認不要で作成できるVisaプリペイドカード「バンドルカード」を開発・運営をしている企業。2位は独自開発のAIを開発・提供するAI insideが収益成長率971.56%で、3位はスマーフォンアプリ開発のand factoryが収益成長率は682.00%で受賞した。
以下、4位はMacbee Planet、5位はENECHANGE、6位はビザスク、7位はアドベンチャー、8位はカラダノート、9位は自律制御システム研究所、10位はサイバーセキュリティクラウドとなった。