無料送金アプリ「pring」にワンタップ送金が可能な「スワイプ送金」が加わる

pringは7月16日、、送金アプリ「pring」(プリン)に「スワイプ送金」機能を追加した。pringは、チャット感覚で送金できるUIが特徴で、金融機関の口座からの資金のチャージや、口座への振り込み、送金や受け取りなどがすべて無料で行える。pring上の資金をセブン銀行ATMで直接引き出すこともできる。パーティーや飲み会などの代金を、事前もしくは事後にスムーズに受け渡せるのがメリットだ。

現在pringを利用できる金融機関は、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、埼玉りそな銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、愛知銀行、伊予銀行、愛媛銀行、関西みらい銀行(旧関西アーバン銀行を除く)、北九州銀行、熊本銀行、群馬銀行、京葉銀行、四国銀行、七十七銀行、親和銀行、千葉銀行、筑波銀行、東邦銀行、百十四銀行、広島銀行、北洋銀行、宮崎銀行、武蔵野銀行となっている。

これまでpringでは500円を送金するためにチャット画面では5回タップする必要があったが、スワイプ送金機能を使えば送金する硬貨の画像を選び、指ではじくだけのワンタップで送金可能になる。

無料送金アプリ「プリン」を使いセブン銀行ATMでお金をおろせるように、手数料は1日1回まで無料

右がPring代表取締役社長の荻原充彦氏

無料送金アプリ「プリン」提供のPringは3月12日、セブン銀行子会社のセブン・ペイメントサービスのATM受取に対応開始したと発表した。

この接続により、プリン内の残高はいつでもセブン銀行ATMで引き出せるようになる。ATM出勤手数料は1日1回まで無料。当日の会見で代表取締役社長の荻原充彦氏は、ATMでの出勤が24時間無料となるのは「送金アプリとして日本初」の試みになると話した。2回目からは216円となる。

プリンからセブン銀行ATMへ出勤する方法は以下のとおりだ。

  1. アプリトップ画面の左下にある「お金をおろす」をタップ
  2. 引き出す金額を入力し「現金受取り」をタップ
  3. 表示金額が正しいことを確認、セブン銀行ATMの操作を開始
  4. セブン銀行ATMで画面右上の「カードを使わない番号入力での取引」をタップ。

Pringは3月8日、プリンのリリースから1周年をむかえ、累計総金額は15億円を突破したと発表していた。

荻原氏はPringが目指しているのは「お金を動かすたびに生じる摩擦を限りなく無くし、お金コミュニケーションの活性」をはかることだと話した。

Pringの提供価値は「お金にまつわるストレスを解消」すること。荻原氏は今回の接続の目的は「更なるストレス解消のため」と話していた。