土壌センサEdynは1か月前に本誌の記事でご紹介した(日本語記事)。庭に置いておくと、光量、湿度、気温、土壌中の栄養分などを調べてくれるのだ。
同社は昨年のTechCrunch Disruptでローンチし、Kickstarterで最初の生産資金を獲得した(目標額は10万ドルだが6日後の締め切りには30万を超えるだろう)。同社は、支援者たちからのフィードバックに基づいて、製品の改良も行った。
99ドルのEdynは太陽光発電を使用する土壌モニタで、天候と土壌の状態を調べる。ユーザは二つのiOSアプリからデータにアクセスする。アプリは庭の現時点の状態をユーザに教え、植物の健康状態に関するアラートもくれる。さらに60ドル出すと、アクセサリとして、自動灌水用の水栓をもらえる。
協同ファウンダのJason Aramburuはプリンストン大学を出てから、東アフリカで農業を経験した。Edynをデザインしたのは、高名なデザイナーYves Beharだ。
最初の設計では電池寿命が2年半だったが、Kickの支援者たちからの不満を受け入れて7年にした。来年はAndroidもサポートする予定で、それと同時に自動水栓からの水の消費量を計測する機能も加えたい、と同社は考えている。
支援者はオーストラリア、イタリア、インド、中国、ブラジルなど、ほとんど世界中からで、用途は庭用と農業用の二派に(ほぼ半々で)分かれている。
下の新作ビデオは、とくに内部のセンサについて詳しく説明している。
Edyn Hardware and Software from Edyn on Vimeo.
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))