学生に個人指導教官を紹介するVarsity Tutorsが$50Mを調達、より多様な学習ニーズを満たすサービスへの脱皮を目指す

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学生と優れた個人指導教官(tutor)を結びつけるVarsity Tutorsが、Technology Crossover Ventures率いるシリーズBのラウンドで5000万ドルを調達した。これにAdam Levine(Maroon 5のリーダーでThe Voiceの審査員)とStuart Udell(教育企業Catapult Learningの常勤会長)らが参加した。

Varsity Tutorsはセントルイスに拠を置き、学生に優秀な個人指導教官を紹介する。指導はフィジカルな対面またはオンラインで行われる。これらの指導教官は、厳しい面接と専門科目の試験により選別され、知識だけでなく教育者としての力量もテストされる。

同社は、Varsity Learning Toolsというプロダクトも提供している。これは同プラットホームを利用している学生に無料で提供される学習教材で、予習や復習のための補助教材として利用できる。

Varsity Tutorsは、ファウンダのChuck Cohnが、学生時代の親友二人に指導教官としての優れた能力があることに気づいたことがきっかけで、始まった。彼は最初、サイドプロジェクトとしてこのビジネスを開始し、夜と週末にサイトを開いた。昼間は投資銀行で働き、その後、VC Ascension Health Venturesの常勤パートナーになった。

2011年にCohnはVCの仕事を辞め、Varsity Tutorsに専念するようになり、フィジカルだけでなくオンラインの学習プラットホームも作った。

Varsity Tutorsは学生の自宅や学校にやってくる指導教官を紹介するし、ライブのビデオチャットもある。またドキュメントの編集や、テキストメッセージ、ホワイトボード機能など、多様なツールを駆使する。

Cohnによると、最近はオフラインの指導セッションよりもオンライン利用が多くなりつつある。また、学生の約半分は高校生であり、残りの半分の半分はK-8の児童、あと半分が大学生や大人だ。すなわち、創業時のターゲットだった大学生(+大人)は全体の1/4。

今回の資金は、モバイル展開の充実に充てられる。モバイルでは、教官との同じライブビデオチャットを、どこからでもオンデマンドで受講できる。

Cohnは同社の将来像についてこう言う、“そろそろ、個人指導教官(tutor)という言葉を使わないようにしたい。もっと一般的な、“インストラクター”という言葉を使いたい。今ではユーザが勉強したいテーマがものすごく多様化していて、大学の教科だけではなくなっているからだ”。彼が挙げるのは、料理教室、Photoshopの使い方、Ruby on Railsの学習などの例だ。中でも圧倒的に需要が多いのが、コンピュータ関連のテーマだ。

Varsityは二度のラウンドで計5700万ドルを調達した。同社のWebサイトはここにある

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。