かわいくて、ピヨピヨしていて、でも怒っている奴ら。そう、あのAngry Birdsのアニメ版がついにやってくる。
アニメ化についてはRovio自身もずいぶん前から語ってきていた。しかしなかなか詳細が明らかにならずにきていた。秘密のベールに包まれていたアニメ版Angry Birdsは、いよいよ3月16日に第一話が公開されることとなった。
ブログでのアナウンスによると、最初のシリーズはは「Piggy Islandの秘密を明かす全く新しいアニメシリーズ」になる予定なのだそうだ。
アニメ化というのはRovioにとって当然の動きと評価することができよう。人気のAngry Birdsにとことんまで活躍してもらおうという戦略なわけだ。多くのアニメがそうであるように、アニメは別のもの(おもちゃ等)を売るための媒介物として機能する。
ゲームアプリケーションが大ヒットとなってすぐ、Rovioはぬいぐるみの販売も行い始めた。そして昨年のクリスマスにはHasbroにライセンスしてボードゲームもリリースしている。RovioにとってAngry Birdsは稼ぎ頭であり、アニメシリーズにより、さらにAngry Birdsブランドを広げようと考えているわけだ。
「コンテンツそのものをチャンネルとして扱います」とCEOのMikeal Hedはインタビューで述べている。テレビ等の他社チャンネルを使うのではなく、大いに広まったゲームアプリケーションをのものをコンテンツ配布チャンネルとして活用することも考えているようだ。
Angry Birdsアプリケーションの、1月時点での利用者数は2億6000万となっている。ゲーム内に埋め込んでアニメを配布することにすれば、確かにかなりの規模で配信できることとなる。但し、3月16日に公開される「Angry Birds Toons」第一話は、専用のサイトでの公開となるようだ。
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(翻訳:Maeda, H)