今日(米国時間8/11)Appleは、同社のデベロッパーサービスがすべて復旧したしたと発表した。Appleのデベロッパー用ポータルであり、かつiOSおよびOS Xのベータ版ダウンロードをホストする同サイトは、 7月18日にダウンし,数日後にAppleは、システムにセキュリティ侵入があった可能性を正式に認めた。長引いたサービ停止を補償するために、Appleは通常1年間の会員資格を1ヶ月間延長する。
例によってAppleは、センターがダウンしてからしばらくの間沈黙を続けたが、その後「侵入者が当社のデベロッパーサイトから登録デベロッパーの個人情報の入手を試みた」ために、サイトを閉鎖したことを認める声明をすかさず発表した。「重要な個人情報」はアクセスされていない、と当時Appleは語ったが、侵入者がデベロッパーの氏名、住所およびメールアドレスを取得した可能性は否定できなかった。
実際に何が起きたかは未だ明らかになっていないが、本誌が先月報じたように、トルコのセキュリティー研究者、Ibrahim Balicは、デベロッパーセンターにセキュリティーバグがあることを数日前に発表していた。
Appleは、サイトを完全に閉鎖した後、個人認証、プロフィール、フォーラム、バグレポーター、ライブラリーなどを機能単位で復旧させた。その後、iOS 7、OS X Marverics、Xcode 5 betaを含むソフトウェアダウンロードも復活した。現在は、プログラムの更新、入会、およびXcode Automatic Cofigurationも復旧している。
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