立ち上げから3年余のAtlassian Marketplaceでサードパーティデベロッパが$120M以上を売り上げる

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Atlassianは株が上場されたけれど、この急成長中のデベロッパコラボレーションツール*の企業でお金を儲ける方法は、ほかにもある。同社によると、サードパーティデベロッパのためのマーケットプレースAtlassian Marketplaceは、今や売上が1億2000万ドルに達し、しかも売上が100万ドル以上に達するデベロッパ(主に企業)が15以上いる。〔*: コラボレーションツールとしてはデベロッパ以外の、一般社員等の利用も増えている(後述)。〕

しかも、“売上のペースが日に日に大きく増えている”そうだ。どうやらこのマーケットプレースは今では、自分が稼いだ慣性で強力に動いているようだ。2015年9月に売上1億ドルに達するまで3年を要しているが、追加の2000万ドルはわずか3か月で達成しているのだ。

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100万ドル以上を売り上げたデベロッパは、テスト管理プラットホームのZephyrやワークフロー管理のComala、リポートやチャートの作成を助けるEazyOne、情報共有サービスBrikitなどだ。スマートカレンダーのTempoのように、1000万ドル以上売ったデベロッパも数社いる。

Atlassian Marketplace上のデベロッパにはもちろん、ロングテールの部分も多く、彼らが売っているアプリケーションやアドオンは2000以上ある…売上に含まれない“無料”の提供物も多い。Atlassianの取り分は売上の25%だから、まあ、ふつうか。

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今ではデベロッパたちはAtlassian Connectを使って、自分のサービスへのインタフェイスをJIRAやConfluence、あるいはSlackのコンペティタHipChatなど、既存のツールの中に置ける。たとえばつい昨日(米国時間12/14)は、UberがHipChatの統合をローンチした。

“世界の最良のアプリケーションが、誰も使えない、記憶にも残らない、スラッシュコマンドに貶められる必要はもうない”、と語るAtlassianのスポークスパーソンは、ちょっとSlackにあてつけているようだ。Slackにも、Uberの統合があるのだが(ただし非公式)。

先週のIPOもAtlassian自身にとっては、ちょっとした一里塚にすぎない。IPOの前から、Atlassianのユーザは従来のデベロッパコミュニティを超えて、一般社員のチームや事業に広がっていた。しかもノンデベロッパのユーザは急増中であり、そのことが今では同社の、最大のセールスポイントだ。HipChatやJIRA、Confluenceなどのツールも、ノンデベロッパのチームが容易に利用できるし、同社が最近ローンチしたJIRA Coreにいたっては、JIRAからDevOpsツールを外したプロダクトだ。このトレンドに、Marketplaceはどう位置づいていくか…。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。