分散PostgresデータベースのCitusがAWSと組んでクラウドバージョンCitus Cloudを立ち上げ

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分散データベースのCitusは、最近ちょっとニュースが多い。二週間前に同社は、そのPostgres起源のデータベース製品をCitus 5にアップグレードしたが、もっと大きなニュースはそれをオープンソースにするという大胆な発表だった。そして今日同社は、それをクラウド化した新製品Citus Cloudを発表した。Database as a Serviceの誕生だ。

Citus 5では、メモリと処理能力のスケーリング能力が強化されたが、大量のビッグデータを扱わなければならない今日では、スケールアップの費用も大きい。しかしデータセンターを自前で持たずにクラウドサービスに依存するなら、最近のクラウドは“エラスティックな”リソース割り当てを提供しているから、無駄なリソース費用は、発生しない(はずだ)。

スケーラビリティだけでなく、管理も問題だ。企業が自力でデータベースの世話をするとなると、その時間と費用が相当な量になる。クラウドからのサービスとして提供されるCitusなら、その重荷がない。メンテナンスの責任が顧客からCitusへ移り、継続的なアーカイビングと災害復旧能力により、事故時にもデータベースの健康が維持される。

スケーリングは、クラウドの場合も、サーバーの費用は増えるが、データベースの管理をデータベースの専門企業がやってくれることは、顧客企業から重い負担を取り除く。

Citusの顧客はこれまでも、AWSの上でCitusを使っていることが多いので、今回始まるクラウドサービスも、AWSとのパートナーシップのもとに行う。将来的には、そのほかのクラウドサービスからの提供も考えているが、リソースに制約のあるスタートアップとしては、まず世界でもっともポピュラーなIaaSから始めて、その後、ほかのオプションも検討する。

この新しいクラウドサービスは、6月か7月までをベータ期間とするが、でもファウンダーでCEOのUmur Cubukcuによると同社は、顧客のためにできるだけ多くのものを自動化したいので、ベータの参加企業の協力を得て、要望されている機能のほとんどすべてを実装していきたい、という。そしてそのあとに、Citus Cloudは一般公開される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))