2020年秋にOptimizely(オプティマイズリー)を買収したコンテンツ管理会社のEpiserver(エピサーバー)は、組織全体でOptimizelyの名称を採用することにした。
CEOのAlex Atzberger(アレックス・アッツバーガー)氏によると、同社は今後数カ月の間に新しいブランディングを展開する予定であり、合わせてOptimizelyブランドを反映した製品群全体の名称変更も行う予定だという。
「私たちは、もはやエクスペリエンスをパーソナライズしたり、レコメンデーションを推進するだけのものではないと信じています」とアッツバーガー氏は語る。「Optimizelyというブランドと言葉は、まさに最適なパフォーマンスを意味しています。今日の企業は、規模の大小を問わず顧客とデジタルでつながる方法をより洗練されたものにする必要があります。それは終わりのない話です」。
同時に、Episerver社は「強い立場」から変革を行っていることを同氏は強調した。この合併会社は2020年に、二桁の収益成長を遂げ、250以上の新しい顧客を獲得した。
Optimizelyの名前を採用することは、初めから買収後の計画の一部であったのかと尋ねられたアッツバーガー氏は、次のように答えた。「Optimizelyを買収したとき、我々はすばらしいプロダクトや、すばらしい顧客基盤だけでなく、非常によく知られているブランドを取得するとわかっていました。当時はまだ(リブランディングを)決定していたわけではありませんが、それは確かに私にとって、検討の一部に入っていました」。
Episerver / Optimizelyは新社名の発表に加えて、OptimizelyとEpiserverの製品の側面を統合し、ウェブターゲティング、テスト、レコメンデーションを提供するOptimization-as-a-Serviceと呼ばれる新しいプラットフォームも発表した。アッツバーガー氏がいうように、この新プラットフォームは顧客が「誰に見せるか、どんなコンテンツを見せるか、そして実際にそのコンテンツをどのように見せるか」を決定できるようにするものだ。
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カテゴリー:ネットサービス
タグ:Episerver、Optimizely、買収、リブランディング
画像クレジット:ONYXprj / Getty Images
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(文:Anthony Ha、翻訳:Hirokazu Kusakabe)