インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめ

今回ロゴを作成するに当って、フォントを見た目で一覧したかったので探してみました。
幾つか素晴らしいサイトがあったので纏めておきたいと思います。

インストールされているフォント一覧を比較する

今回探したのは、任意のワードをフォント別に一覧表示してくれるソフトウェア、もしくはWebサービスです。視覚的に文字を見たかったので。

結果として、4つのサイトを活用させて頂きました。
これは良い。

wordmark.it

まず一つ目にして、一番お勧めの『wordmark.it』

 インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめwordmark.it – helps you choose fonts! インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめ

表示させたい単語を打ち込んで「load fonts」をクリックするだけで、パソコン内にインストールされているフォントを読み込んで表示してくれます。


表示方法も一覧性が高く素晴らしいです。
フォントサイズや背景色も変更する事が出来るため、黒地に白文字などの見た目も確認する事が可能です。

これだけでも十分事足りると思うのですが、他にも3つほどご紹介させて頂きます。

FONTVIEW.info

次にオススメなのが、『FONTVIEW.info』です。

 インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめFONTVIEW.info | PCにインストールされているフォントが一覧で表示できるWEBサービス インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめ

このサイトはフォントを縦に列挙していくタイプの表示方法で、頻繁に見るタイプですね。


私は『wordmark.it』のように一覧性が高いデザインの方が好きですが、『FONTVIEW』のいい所は黒背景のサンプルも表示してくれる点!
左側が白背景、右側が黒背景となっています。これは有難い。

フォントに寄っては生きる背景色や文字色も違ってくるので、こうして同時に比較出来るのは良いですね。

Font Picker

Font Pickerはダウンロード型のフォントチェッカーです。

 インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめFont Picker – Finding the right font for the job インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめ

Adobe Airを用いて作成されている為、Webサービスに依存する事無く利用する事が出来る点がメリットです。レイアウトは『FONTVIEW』に近い感じですね。

MM Font Reports

最後に、日本人作者の方が配布して下さっているフリーソフト「MM Font Reports」です。
「MM Font Reports」はフォント一覧を作成してプリントアウトする事が可能です。

 インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめ「MM Font Reports」ダウンロード – むぅもぉ.jp インストールされているフォントを一覧で比較出来るサイトまとめ

2004年に公開されたソフトで以後バージョンアップはされていないようです。

まとめ

フォントはデザインの要とも言える重要なものなので、こうして視覚的にデザインを見ることが出来るのは有難いですね。
「お!これ良いかも?」と思ったフォントが有名フォントだったりすると、やはり愛用されているフォントには理由があるんだな…と感じる事が出来て面白いです。

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AdobeのBlankは何も(スペースさえも)表示しないオープンソースの代替フォント

Adobeが今日(米国時間3/29)ローンチしたAdobe BlankはオープンソースのOpenTypeフォントだが、それは見た目には文字も図形もスペースすらもない、単なる“無”だ。というかそれは、作者のKen Lundeの説明によると、あらゆるUnicode文字を“スペースもマークもないグリフ”として描く。

これはまるで、数日早すぎる、しかもへたくそなエイプリルフールのジョークみたいで、HackerNewsではだじゃれネタにもなっていたが、でも実際にはこれはWebデベロッパにとってかなり便利なツールなのだ。

Lundeは、誰にも見えないフォントを使う理由は二つある、と言う:

  • 目的のフォントが描かれるまで一時的にこのフォントを指定しておき、OSやアプリケーションが勝手に自分の代替フォントを使うのを防ぐ。
  • 上とも関連するが、このフォントを使ってWebのフォントが実際にロードされていることをあらかじめ検出できる。それにより、CSSの制約を克服できるかもしれない。

この、“無”のフォントをとりあえず使っておかないと、Webからの実物フォントが実際にロードされるまでの間、OSやブラウザの、デフォルトフォントが表示されてしまう。今はデザイナーの多くがHelveticaのようなありふれたローカルフォントに代えて、差別化のために独自のフォントを指定することが多いから、それらに切り替わる間、ユーザは目障りな代替文字を見せられることが多い。しかしBlankは極端に小さいからすぐにロードされ、ユーザが代替フォントを見せられる間がない。

Lundeの言う第二のユースケース…デベロッパがWebフォントのロードを検出できる…は、明らかにハックだが、Adobe自身がそのコードエディタBracketsの拡張機能Edge Web Fontsでこのトリックを使っている。ほかのデベロッパたちはもっと多様な用途を見つけるだろう。

このフォントは今SourceForgeからダウンロードできる。もうすぐGitHubにも載るはずだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))